「理央様の愛のために生き、理央様の愛のために戦うラブウォリアー!臨獣カメレオン拳使いのメレ!」

【名前】 メレ
【読み方】 めれ
【声/俳優】 平田裕香
【スーツ】 蜂須賀祐一(獣人態)
【登場作品】 獣拳戦隊ゲキレンジャー など
【分類】 臨獣拳士/幹部
【獣拳】 臨獣カメレオン拳
【得意ゲンギ】 無限烈破(むげんれっぱ)
絡撃拳(らくげきけん)
舌禍繚乱(ぜっかりょうらん)
無効消波(むこうしょうは)
可憐突破(かれんとっぱ)
玩茨固め(がんじがため)
吊姿固め(つるしがため)
槍舌突針(そうぜつとっしん)
【モチーフ】 カメレオン

【詳細】

リンリンシー」としてこの世に蘇ったカメレオンを手本とする臨獣カメレオン拳の使い手で、臨獣拳側の主人公の1人と言っても過言ではない存在。
本来、リンリンシーとしての姿はみな共通なのだが、「メレ」だけカメレオン拳の臨技によって生前に近い状態を保っている。一度だけ大ダメージを受けた際に、リンリンシーの姿に戻った事がある。

獣人体となると、口から伸ばす長く鋭い舌や、二本の釵を武器とし過激気修得までのゲキレンジャーでは3人纏めてかかっても敵わないほどの強さがある。
また、カメレオンのように周囲の光景に溶け込み姿を消す事もでき、奇襲攻撃が得意。
臨技や秘伝臨技も数多く修得しており、特に秘伝臨技「無効消波」は相手の気の流れを止めるという、激気、臨気、幻気を力の源とするゲキレンジャーに登場する拳士全てにとって致命傷となり得る強力な臨技(実際ゲキレンジャー4人がまるで手も足も出なかった「サンヨ」を、実質一撃で無力化してしまった。)。
格下とは戦わない主義で、ゲキレンジャーを「カクシターズ」と呼び見下していた。

生前激獣フライ拳の「バエ」と戦った事があり、不完全な獣獣全身変を使い小さなハエのような姿となってしまった「バエ」を倒して食べてしまう。
消化する前に死んだようで理央に生き返らせてもらった時に「バエ」も同時に蘇生してしまったが、理央(黒獅子リオ)の愛の一部として殺さずに腹の中に幽閉するに留めている(どの道、バエはメレの臨気で生命を維持しているので逃げられないが。)。

自らを暗く冷たい土の下から救い出してくれた理央には、盲目的な忠誠と最近の若い女のような態度でストレートに好意を向けている。
理央に敵対したり傷付けた者には容赦がなく、たとえ「三拳魔」であったとしても躊躇なく襲い掛かるほど。
獣人ブラコに生き返らせてやると命乞いされた時も、「私にとって生きるということは理央様の傍にいること」と言い放ち、ブラコを殺して真毒を理央に献上。
逆に理央以外の者、特に弱者に対する態度は非常に冷たいが、正々堂々とした戦いを好み、「ロン」に唆されて人質を取って操獣刀を手に入れた際には主義に反する汚い手を使ってしまった自らに偶発的に怒臨気を獲得するほどの怒りを見せる。

大地の拳魔 マク」が倒れた後はロンの勧誘に乗ってより理央の力になるのに、幻気を獲得して「四幻将」の1人「幻獣フェニックス拳のメレ」となった。
強力な炎を操り、過激気を修得した上、5人に増えたゲキレンジャーすら苦しめる力を得て、名乗りも「理央様の愛のために、更なる強さを纏ったラブウォリアー」に変わった。

終盤に本性を現した「ロン」を見て幻気を捨て去り元の姿へと戻る。
「サンヨ」を倒し、罪を拭うのに拳断の儀に臨んでわざと倒される事で死のうとしている。

途中復活した「ロン」が「無間龍」として復活し乱入してきた事で儀式は中断。
無間龍に執拗に狙われるジャンを庇って噛み砕かれ致命傷を負い、理央に先に逝く事を詫びながら灰化した。

その後、『ゲキレンジャーVSゴーオンジャー』で「マスター・シャーフー」、「ゴーオンウイングス」が使用した臨技によって理央共々一日限定で復活。
「ロンバンキ」をゴーオンジャーやゲキレンジャーと共に倒した。

『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にも獣人体の姿で登場。
更には「レンジャーキー」でも登場しており、長いスーパー戦隊シリーズの歴史の中でも流石に前例がない、世にも珍しい敵組織の怪人からそのまま戦隊メンバーと認められた戦士となった。

『キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』ではデモストがネオキュータマを使って蘇らせた者の1人として登場。

最終更新:2018年05月10日 16:58