改装機

改装機

かいぞうき

この世界における、発展したロボット工学により誕生したロボットの一種。基本となるフレームに、自在に外装を装着して「いをめられる」ロボット。
基本的に人型で、人間と変わらぬ思考能力を持ち、人間のように男女に分かれている。身長は大体88cm~92cm程度。さらに制作時期による世代や、フレームの種類による分類も存在する。

基本的な要素は以下の通り。

フレーム

改装機達の芯となる部分。ノーマル可変型特殊型の三種類と、さらにそれぞれに男性型・女性型が存在する。

世代

開発された時期によって分かれ、現在のところ3世代まで確認されている。第1期第3期となるにつれ、小型化に成功している。サイズは異なるものの、基本的な外見には大きな差異は無い。
なお、劇中に最も多く登場しているのは第2期世代の改装機達である。

性別

人間のように男女の性別が存在する。共通パーツの外見で判別が可能である。外見から分かる男女の違いとして、

  • 額のクリスタル状のパーツ
男性型は三角形、女性型は菱形が基本。
ちなみにこの額のクリスタルは起動ランプなどとして機能する。また、ここから太陽光などを取り込み、予備電源として使用できる。

  • 腰部ブロック
男性型は股の左右に円柱型の脚基部がつき、
女性型はパンツ型。
男性型の方が衝撃、重量に強く、女性型の方が可動範囲に優れるが衝撃には弱い。
女性型の腰アーマーは衝撃から関節を守ることが目的である。

  • 二の腕や腿
男性型は蛇腹状、女性型は円柱型。
また、女性型は二の腕、腿も様々なカラーリングがあるのに対し、男性型は(濃薄の差はあるものの)ほぼグレー(シルバー)のみ。
一応は男性型のパーツも塗装することができるのだが、人間でいえば男性が女性用の服を着ているような感覚らしい。

  • 脚部
男性型は基本的に足の甲と塗り分けられていないのに対し、女性型は足の甲が白く、つま先~かかとにかけて塗り分けがあるのが基本。

血縁関係

詳しくは改装機の血縁の項目を参照。制作者の意図によって、兄弟機やいとこ・はとこなどの概念も存在する。
基本的に兄弟となる者は「瞳の色が同じである」などといった身体的特徴の共通点が存在する場合が多いが、一部例外も存在する。


そのほか

基本仕様など。

さまざまな色をした目を持つ。半円形の白い部分が液晶になっており、そこに映し出されている。
ボディによって色は固定されているので、濃淡の調整はともかく、色を変更することは自分の意志ではできない。
本当の意味での目は、目を映し出している液晶の裏にカメラが仕込まれている。

コミュニケーションツールとしての役割が強く、さまざまな感情を表すことができる。
また、視線やまばたきなど、表示されている目と実際の視界は連動している。

多くの改装機はカバーで隠れているが、口が存在する。
食べ物の取り込み口である他、会話時のコミュニケーションを補佐する役割も持つ。
(声は電子音声で発生しているため、口を動かさずに声を出すこともできるが、それをやると怖いので普段は勝手に連動するようになっている。)

伝達ケーブル

首の部分に人間の脊椎のような役割を持つケーブルが仕込まれている。
コンピュータ本体と、それを動かす動力が繋がっている上、様々な情報が行きかう重要なパーツであり
準備無しで切断すれば、記憶、人格データの損傷や消滅など、「死」に等しいダメージを受けてしまう。
そのため、頑丈かつ厳重に作られており、安全装置として、強い衝撃を受けると
ケーブルの切断に備えるため強制停止してしまう。要するに気絶である。

動力

モノを熱量に変換して動力にする炉が標準搭載。要するに「食べる」ことができる。
そのほか外部電力を持つ個体も存在。
ただし、アルコールを摂取すると電子頭脳にエラーが発生し、酔っぱらったような症状が出る。
症状は個体によってさまざま、症状が出るアルコールの量もさまざまだが
人間よりも極端な「酔っぱらいかた」が出るのが特徴。

胸部パネル

基本的に、これを開くと中にはUSBが入っており、携帯の充電なども出来る。

体温

体温が存在する。厳密に言えば機械熱だが、「触った時に冷たいより温かい方が良い」という理屈のもと、との事。
またその用途などで体温には個体差がある。

タバコについて

特殊なフィルターで空気を循環し、内部の冷却などを行っているが
フィルターはヤニなどに弱く、内部機関はニコチンでセンサーが狂ってしまう弱点がある。
煙を吸うならともかく、直接喫煙するのは故障の原因になるためタバコを吸うと拒絶反応が出る。

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最終更新:2012年06月18日 14:11