e(3) /// / 反対や対概念を表わす接頭辞 \ 14:
seren:
klel:
sorn。制アルカでもaにしようと思っていたが、受動の接続詞が
aだったため、受動の接頭辞も
aにした。そこで否定の接頭辞は
aから追い出されて
eに至ったというわけだ。元は受動の接頭辞が
eで能動が
oだったが、今では
aが受動で、
iが能動だ。これは能受の接続詞に合わせた結果である。ところがやがて
a,
iが使用されなくなると
aが空いたので
ソーンに合わせて
aに戻そうかと思ったが、そのころには使徒の間に
eが普及していたため、再変更は却下された。
mel14,
ral,
palのことである \ [
areu ] \ ~ない \ [
vetyolom ] \ 対概念などを作る接頭辞。後続する語が矛盾概念ならば矛盾概念を作り、反対概念ならば反対概念を作る。
eはn対語彙でペアが足りないときなどに使う。例えば「支配」と「従う」はn対だが、これはするものとされるものという能受の関係でn対している。ところが「従う」のペアには意味が逆の「逆らう」というのもあるはずで、これもn対になりうるはずである。ところが「従う」には既に別のn対語が存在する。そこで、
eを使うのである \
koomは櫛で、髪を梳かすという転用動詞になる。これに
eをつけると髪をぐしゃぐしゃにするという意味になる \ 更に親族語につけて「義理の」という意味を表すこともできる。
emioは義理の娘である。 \ このように、
eは極めて生産的な語であり、これに相当する語がアルシェになかったのは酷く悔やまれることである。この語は元は
aという音形でソーンにあったもので、アルシェにはなかったのである。そこで、制アルカでは是非この形態素を取り入れることとする。様々なペアを表わすにはn対語彙が有利だが、n対語彙以外で単なる反意語を表わすにはメが有益である。
koomをn対語彙にするとと
koemになるが、このような処理を続けていくと元の形が不明になる上、予期せぬ同音異義語が生まれる可能性が高い。
eにはその心配がないということも利点である \ 但し、
eは否定は意味しない。否定を意味するのは
oである \
最終更新:2007年05月08日 15:48