kacten /// / アルデの礼拝堂 \ sid \ [ vest ] \ アルティスの礼拝堂、チャペル、教会 \ [ kirs ] \ カルテンはカルテ内の中心部にある礼拝堂である。全てのカルテに1つずつ設けられている。カルテンの周りはステージがあるのでしばしば煩い。そのため、カルテンには防音処置が施されている。しかし、機械装置によって中は涼しく保たれている \ カルテンは礼拝堂とか教会などと訳されるが、厳密にはそのどちらでもない。まず、キリスト教では教会は神の家と考えられているため、非常に豪華絢爛な造りをされるものであるが、カルテンはそうではない。カルテンの中心部にはサリュという祭壇があり、サリュは尤もアルテと交信を行いやすい場所とされる。カルテンの存在意義は正にこのサリュを保護することである。従ってカルテンは強固な造りが第一に要求される。キリスト教の教会と違って豪華絢爛よりも堅牢であることが望まれるのである。そのため、カルテンには定まった様式はない。核シェルターのようなものでもカルテンになりうるからである \ アルティス教徒はふつう祈りをどのような場所でも行うことができる。だが、祈りはアルデに届かなければ意味がないため、信者はできるだけアルデに祈りが届きやすい場所を求む。サリュは中でも特に交信しやすい場所とされているため、特別な願いを持った信者はサリュに赴いて祈る。尚、サリュの使用料は無料である \ カルテンはカルテが開いている間は使用できるが、カルテが閉まっている時間帯は使用できない。また、サリュを破壊したりしないようにカルテンで持ち物検査が義務付けられている。また、キリスト教の告白とは違うので、誰かが祈りの内容を聞くということはない。サリュのある部屋は強固な造りで、完全な防音で、電波も入らない。盗撮や盗聴の危険がないように常にサリュの部屋は厳しいチェックが行われる。従って信者はサリュの部屋でアルデに向かって大声で祈ることができる。科学的に考えれば、実は大声で悩みを吐き出すことによってストレスの解消に繋がり、諸々の問題を根本から解決するという利点がある。神学的でなくカルテンの利点を挙げることはこのように可能である \
最終更新:2007年05月22日 17:06