ento /// / ~するくらい、したくらい:2 \ 14:seren:klel:lumi \ [ pea ] \ 到達程度。~したくらい、~するほど~ \ [ vetyolom ] \ entoは到達程度を表わす。「~するほど~」と訳す \ 惕 \ ~する程という意味だが、~の部分が真であることを示す \ 肯定と組み合わさってt ento kとなると「kするほどtである」とか「kであるくらいtである」という意味になる。もしtが否定の意味を表わす場合、「kするほどtでない」という意味である \ たとえばla it ento la san-i lentは「人形が好きであるくらい彼女は子供である」という意味である。それを否定したla [it]] os miv ento la san-i lent「人形が好きであるくらい彼女は子供でない」である \ だがこれは「彼女はもう大人だ」という意味ではない。これは日常的には非文である。これではこの世界では大人が人形好きで子供が人形嫌いであることになってしまう。その上で彼女は人形が好きなほど子供ではない(=大人である)という意味になってしまう \ 日常的に正しい意味にするためにはla it os miv ento la san-i os lentとする。意味は「人形が好きでないくらい彼女は子供でない」である。つまり「人形が好きなほど子供ではない」という意味である \ 他にtが否定を含む例を挙げる。la it os miv ento la san-i veldである。これは「酒が好きなくらい彼女は子供でない(=大人である)」という意味である \ 逆にkが否定の場合どうなるか。la it miv ento la san-i os veldは「彼女は酒が好きでないくらい子供だ」である \ enteは逆に非到達程度である。「kしそうなくらいt」とか「kであるかのようにtである」という意味である。enteは実際には到達していないので、kで述べられることは偽である。kに近いものの、kではない。それがenteである \ la et leat ente la vaxt-e kno tuは「彼はこの問題が解けそうなくらい賢い」である。実際に彼は問題を解けないが、解けそうな位置までは来ている \ もしtを否定するとどうなるか。tu et os ao ente an vins-i tuは「私がこれを捨ててしまいかねないほどこれは良くない」である \ ではkを否定するとどうなるか。tu et ao ente an fit-i os tu al tiは「私がこれを君にあげ(たく)ないくらいこれは良い」である \
最終更新:2007年05月23日 10:21