ひとりごと -- kakis 2007-08-12 22:45:06
アルカ系文献は
制アルカでも2005年12月18日以前のもの、つまり、メル16年以前の文献は、スペルが異なっていて読むのが難しかったりします。
たとえば、
koaがkooとか
emitがemisとか
enがunだったり。
実は、
幻想話集アティーリの原資料を読むと、文法レベルでも
alen(~への)や
ilen(~からの)のように~en(~格詞の)が使われなくて、英語と同じように動詞にかかっているのか直前の語にかかっているのか曖昧です。
kaatのような~at系は
kasのようなスペルだったりして勝手が違います。これも大体、
関係詞の形になっていなかったりして、就職するのは節なのか、語だけなのか文脈依存で分かりにくかったり。
あと、アルカは基本的に全て他動詞からできていて、自動詞は"繋辞 語幹"(自然)または"動詞
or"(自発)または"動詞
yu"で現します。
しかし、古い段階ではどうもこれも文脈で自動詞として読めみたいなところがあって曖昧です。
moe met-e min viid so loz-e(滝が落とすゆえヴィードらが混ぜる)はなんだか変です。現行の意味で解釈すれば、滝もヴィードも動作主かつ被動作主なので自動詞的表現にするのが自然なわけで、
moe et met min viid so et loz.(滝が落ちるゆえヴィードらが混ざる)が自然に見えます。
つまり、アティーリ(原資料)が書かれた時代のアルカと比べて現行のヴァージョンは便利になったなぁということです。
あと、トカゲさんが、姉御の名前を無理やりアルカで解釈していました。
mitoraを、
mit(分岐)と
or(己)と
an(者)に分けて、「己をわけし者」と解釈したようです。
アルカの合成語法則で言えば、
nosmitanですが。順番違いますよ。
でも、神話上のミトラは、己の心と力を切り分けることで世界を作った神なので不思議とジャストフィットですね。実際は本名の
検閲禁止しますよ・・・・・・。
- ルニはアルカのpaluni(白猫)が詰まったネーミングで、さらにluni(無生物)と英語のluni(月の)が合わさって、「月が出たころに生まれた作り物の白猫」という意味だったか。kakisはグモソ語の書く(連体形)で、アルカで解釈すると「同化すること」。これも意外とジャストフィット。でも、トカゲさん、つまりコレオリさんだけはどうしても解釈が聞かないわけで、 -- kakis (2007-08-12 22:54:22)
- 確かに、うまく解釈できるものはないな。「潤滑油からくりの方に」等意味が分からない。俺の名前はアナグラムの産物だ。トールキン神話におけるシルマリルの物語の登場人物の一人、宝珠シルマリルを生み出し、後の壮大な悲劇の発端となった、史上最強の才気を持つエルダール、「フィンウェの息子フェアノール」に由来する。思えば、セレン殿が『アルディア』の鎧武者をFF4の登場人物と同名のゴルベーザと名づけたのといい勝負だ。あと、アティーリによってようやくこの者の正体が分かったが、予想外だったな。確かに敵にしては意図的に経験値稼ぎをさせており、味方側が差し向けた計略ではないかとは考えたが。 -- koreori (2007-08-12 23:12:38)
最終更新:2007年08月12日 23:12