アンティスについて書かれたアルバシェルトというものがあります。古アルカで書かれたもので、本のようですが実は本ではありません。

書いたのはアシェット第一使徒です。言語・文化・風土を作るのは一人では多分無理ではないかと思います。仕事量が膨大なので。

実際私たちも分業しました。たとえば21世紀になってからは私がアルカ専門になりましたし。文化や風土は正直私の所産ではないので、未だに良く分からない面があります。人に説明できるほど詳しくは分からないというのは分業の欠点ですね。

アルバシェルトの原紙はノートやペラ紙に書かれたものの集積で、製本されていません。その場で思いついたものを手元のメモ書きしていったため、資料が散逸しています。第一使徒は非常に知能が高く、散逸したものを覚えていられるから良いのですが、私はそうはいきません。あまりに膨大で、私はどうにかその一部を日本語に訳しただけです。

また、彼女は目録も作りませんでした。私はJapan Timesが出している英語の教本を参考に目録を作り、殆ど翻訳とディクテーションでワード化しました。量が多いため、全てを訳したらワード1000枚にはなるでしょう。気が遠くなります。しかもアルバシェルトはアルカと違って未だ更新中です。訳も既に古いため、最新版と完全に一致するわけではありません。

ここではアルバシェルトと青本と呼ばれる歴史書を載せますが、上記の理由で注意点があります。まず、アルバシェルトのほうが古く、出ている例文が現在のアルカとは異なります。文法はともかく、単語が違います。フォントもあまり綺麗ではありません。また、ミロクの歴史については青本のほうが修正版なので、食い違いがあれば青本が正式です。

一方、青本については、最後の数学記号は恐らく訳し間違いがあるのであまり信用しないほうがいいです。四則程度ならともかく、多分乗数については記述が間違っています。因みに青本は高速で訳したものを私がひたすらノートに書き殴ったものです。それを更に別の人間がワード化しました。あまりの字の汚さになんて書いてあるのか分からないところがあったそうです。また、ワード化も高速で行ったため、変換ミス等が多いそうです。粗雑で申し訳ありません。




最終更新:2007年11月13日 19:49