「ナンナンダコノカオスイッタイ!」
「ふぅん、わめくな凡骨」
もういっぱいいっぱい、ゴールしてもいいですかな疲れ顔で喚くのは店主な死神、強プラ。
そんなこと書き手ロワではよくあることだと悟っていそうなのは迷彩な社長、command。
二人は鹿児島からそれはそれは長い旅を続けてきていたのだ。
道中、和歌山がなかったり大阪を偶然避けるルートを取ったり長野が滅びたり群馬も滅びたり。
ザコ敵たちを退けもした。オロチ光線を偶然避けたりもした。
実は長野を滅ぼした張本人が偽フランであると唯一気づいていたのはこのcommandだけというのはここだけの話。
まあ近距離で見ただけですけどねー。
そんなカオス遊覧の結末……それはなんと!
「何で核が落ちてくるんですかぁぁぁぁぁぁ!!!」
「大声をたてるな、やかましい。ロワで核が落ちるくらいが何だ」
「あんた何でそんな冷静なんですか!? この距離じゃ爆死まで秒読みですよぉ!?」
「何故冷静か、だと? ……答えるまでもなかろう。この俺にとって、目の前のあの核爆弾など取るに足らぬ存在だからだ!!」
豪語するcommand。しかしそれに対し強プラが見つめる視線はまーた何言ってんだコイツはといった侮蔑的なものであった。
実際道中もcommandは変なことばっか言ってたんだからしかたない。
しかし! 実際、commandの言葉はマジで言葉通りだったのだ!
おもむろに支給品のipodを取り出すcommand。何となく嫌な予感がして強プラは後ずさる。
「コマンド入力! →↑←→←AABBBABプンプン↑↓←→AB↑AAA↓BBB↑→↑→↓←→!!
このコマンドによって俺の引き出しからSSを二個召還ッ!
出でよ、『今日の私は陰陽師すら凌駕する存在よ!!』
更に『星の光はすべて君』!!!」
何とまあ、目の前に陰陽師服のアリスと重装備のこーりんが召還される。
何か攻撃力が表示されているがなに、気にすることはない。
そしてコマンドは続くよどこまでも。
「もっとだ! 俺の力はこんなものではないぞ!! フハハハハハハハハ!!!!
コマンド追加入力! ↓↓↑→ZXY↑↓↓\→ABCZZZ←/↓\→プンプン→→クリクリクリィ→→XYXYA!!!
このコマンドによってマジックスクリプト『融合』が発動する!!!
融合によって二つのSSは『今日の私は星の光すら凌駕する存在よ!!』となるのだ!!!
いくぞぉぉぉぉぉ!!!
モンスタースクリプト『今日の私は星の光すら凌駕する存在よ!!』
忌々しい核爆弾に、ダイレクトアタァァァァァァァァァック!!!!」
ちなみに『今日の私は星の光すら凌駕する存在よ!!』はアリスをコピーしたカービィの姿をしていました。
アリスカービィが可愛い腕を振るうとそこから……
「うぇえええええええええ!!!?」
この叫びは強プラだ。さっきまでcommandの謎テンションに呆然としてたっぽい。
話を戻す。アリスカービィの腕からは! 何と!!!
「行け、我が僕よ! 未知なる壁を突き破れ!!」
七色アルティメットバァァァァーーーーーストストリィィィーーーーム!!!」
正確にはちょっと違うけど、とにかくとんでもな威力の光線が核爆弾に向けて迸った。
で。
結果として東京都は核爆発した。
しかしその直後に今日の私は(ryの砲撃が核爆発を包みこみ、大惨事を防いだのである!
めでてぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「ふぅん、こんなものか」
「……あんた……何ていうか……色々、おかしいですよ」
「大したことではない。この力も、一度使った合成はおいそれともう一度使えるものではないからな」
その時二人の目の前に神社が飛んで来た。
先ほどの核爆発の、最初の一瞬で運悪く? 余波をくらった萃香と博麗神社である。
あれほどの至近距離爆発で傷なしなのは流石イレギュラーか。
「うげえ、外の世界ってのはこんなに物騒なのかい? ……いや、いくつか違う世界があるって話だったっけ」
「へ、萃香……? 確かにうちのロワで萃香は霊夢とも対峙したわりかし重要なポジションですが」
「いや……こいつは書き手ではないな」
やがて周る目も正常に戻った萃香は改めて新しく見つけた二人に向き直る。
「そういうことを言われたのはこれで何回目かね……まぁいいさ。
その様子じゃそっちも理解してるようだし説明はいらないか」
commandのセリフで何となく強プラも彼女の正体を悟ったらしく、状況は分からないながらも納得気に頷く。
「それで、貴様は何だ」
「直球な質問だね。ま……簡単に説明すると『旅の扉』って奴の配給係ってとこかな。
この酒がそうなんだけど、当然あんたらも欲しがるんだろうね」
萃香の差しだす酒に、二人は一瞬顔を見合わせたがそれも一瞬。素直にその酒を受け取った。
東方キャラが多く参加する(片方は東方ロワだから当たり前だが)ロワの書き手である両者、萃香が本物であることを確信した上で原作基準の彼女の性質を再認識したのだ。
「鬼が毒殺なんぞするわけもなし」
「ふぅん、その通りだ」
ぐいっと酒を呑みこみ、二人は新フィールドへと旅立つのであったとさ。
(しかし、あの萃香はどうやらうちの萃香ではないようですね。
まあうちの霊夢は
ニコロワのきれいなれいむと違ってアレですし、
そもそも東方キャラ大集結なわけですから……言わなくて良かったかもしれません)
【現在位置・新フィールドへ】
【戦符・強化プラスチック-◆27ZYfcW1SM@東方ロワ】
【状態】健康
【装備】RPG-7@ニコロワ
【持ち物】基本支給品、不明支給品0~2
【思考】
基本:帰ってSPAS12を乱射する
1:◆irB6rw04uk、command.に定評あるboat.からRPG-7を死守する
2:◆irB6rw04uk、command.に定評あるboat.について行く。(軽い殺意)
※外見は森近霖之助の服を着た小野塚小町@東方
【command.に定評あるboat.@ニコロワ】
【状態】健康
【装備】ベレッタM92F@現実 、i-Pod@ニコロワ
【持ち物】基本支給品、不明支給品0~21
【思考】
基本:コマンド入力する
1:RPG-7がほしい
2:PCがほしい
※外見は迷彩服を着た海馬
※ニコ見沢症候群元患者なので発症するかどうかは不明。
※何かしらのコマンド入力で作品タイトルからキャラを召還したり融合したり
またはマジックカード(スクリプト)を発動させたり出来るようです。
扱いは難しいようですが。
さて、ここからが問題だった。
酒を配った萃香も西に消え、静寂になった東日本。
しかしそこに残った魔力みたいなものの奔流……なんていうか、私は(ryと核爆発が抑えていたものの名残だが、
それが変な風に作用したといいますか抑えきれなくなったと言いますか混ぜるな危険と言いますか。
あ、やべ、もう無理――
,,-''" ,, --''"ニ_―- _ ''-,,_ ゞ "- ズ
て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ { ド
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【関東地方とか 消滅】
(具体的には東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城・栃木・山梨
静岡・新潟が消滅しましたがどこもおかしなところはない)
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最終更新:2009年06月13日 16:53