遥々と地平線まで続くアスファルト。
草木の生えない茫漠たる荒野のような無情な光景、
岩壁を思わせる切り立ったビルの頂上に立つ一人の男。

名は◆1yqnHVqBO6。
ロワロワのトップ書き手であり、
80作以上投下している投下数筆頭の書き手。
彼の姿は、この世界において屈強な青年のものとなっており
杉村弘樹をベースとした体術で鍛えあげられた逞しい太腿がちらりと、
頑健な胸元がごわりとはだけた着流しの袴姿となっていた。

「よう、あんたもここに来ていたのか」

背後からかけられた低く、渋い中年男性の声。
振り返る必要はない。
アニメを楽しみに観ていたから誰の声かわかる。
未来日記9th.来栖圭吾の声。
つまりは――――

「◆IRxFfnsX8c氏か」

初期にて活躍した書き手であり
支援絵を投下した偉大なる一者。

「その顔は……杉村弘樹か。
 でもなんでカーフの姿をしているんだ?」

「俺はこのキャラが好きでな。めっちゃ強い防人だし。
 それによく見てみろ、
 こうしてなりきってると俺の顔がだんだんとカーフになっていくだろう?」

見えない。

「気合を込めろ。
 ならばできる」

気合を入れて目を凝らしてみると
徐々に杉村の顔からカーフの顔になっていく。
本当だ、気合って凄いと◆IRxFfnsX8cは思った。

「どうする気だ。このゲームで」

「決まっている」

不敵な笑みを浮かべて、
だらしない格好をした男は振り返った。

「力だ。ひたすらに力だ。
 書き手の武装を手に入れ、書き手の願いを喰らって。
 俺は更に大いなる力を手に入れる」

「人を殺すこととなっても?」

「あたりまえだ」

言下に否定し、彼は背後にて浮遊する護神像に手を触れた。

「できるのかい? あんたに」

「俺を舐めるなよ」

そう言って彼は護神像クシャスラと合体する。

「今、あんたと闘うのはやめておいてやる。
 なんか気が乗らないしな」

風が巻き起こり、
◆1yqnHVqBO6へと集まっていく。

「まあ、なんだ。
 ご武運を、とでも言えばいいのかな?」

「言われるまでもない。勝つのは俺だ」

失笑を浮かべると強風が生み出され
それとともに力を求める者は消えていった。

「もっとも。俺はあんたの武運なんてものには興味ないがな」

去り際にすっごいドヤ顔してたぞ、大丈夫か、あいつ。
と残された男はわけもなく心配になった。





【1日目・深夜/E-5】
【最強の防人(◆1yqnHVqBO6)@ロワロワ】
【状態】健康
【外見】杉村弘樹@バトルロワイアル(漫画版)
    だが気合を入れて観測すればカーフ@wwaqwaqの姿にもなるのではないだろうか
【装備】クシャスラ@waqwaq
【持物】支給品一式、不明
【思考】基本:力を
1:敵を狩る
※クシャスラ有ると風を操れますしもうめっちゃ分身できます。
 基本誰でも扱えますが使い手が死なないと継承できません。



【来栖圭吾(◆IRxFfnsX8c)@ロワロワ】
【状態】健康
【外見】来栖圭吾@未来日記
【装備】操作日記@未来日記
【持物】支給品一式、不明
【思考】基本:未定
1:どうしよっかな

049:金がなければゲームクリアもできんぞ ◆時系列順に読む 051:Fate/Write Royal4
049:金がなければゲームクリアもできんぞ ◆投下順に読む 051:Fate/Write Royal4
最強の防人 087:走為上?
来栖圭吾

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最終更新:2013年05月09日 20:10