個体値
ポケモンの育成のしかたがわかってきましたか?
では今度は育成の前の段階に関係する、個体値のことを説明します。
個体値はポケモン1体1体ごとに設定されてる才能のようなもので、ポケモンのHP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさの6つの能力にそれぞれついています。
種族値と違いは、ポケモンが同じでもポケモンによって個体値が違うことです。
個体値はポケモンと遭遇したり孵化した瞬間決定されるので後から何をやっても変わることはありません。
種族値などとは違ってそんなに数値に幅があるわけではなく、0~31までしかありません。
しかし、個体値0と31では能力に差が出てきます。
特にすばやさは、1でも違うと高い方が絶対に先に攻撃できるので、すばやさは個体値31を狙った方がいいです。
(一般的に個体値31と言うときにはアルファベットのVを使います。以下、この略称で説明をします。)
個体値が高いポケモンをみつける作業のことを一般に(個体値)厳選と言います。
厳選は基本的にタマゴをたくさん孵して行われるのですが、これには3つの理由があります。
- 生まれてくるポケモンにタマゴ技を覚えさせられる
- 親にアイテムを持たせることで厳選が楽になる
- 親の個体値が子に遺伝する
1はそのままの解釈でわかると思います。
2は、
性格補正で説明したかわらずのいしや、HGSSから追加されたパワー系遺伝※によって厳選が楽になることです。
3はとても大事です。DPtでは「
両親の個体値(HP~すばやさ)の中から0~3個が子に遺伝する」
HGSSでは、「
両親の個体値(HP~すばやさ)の中から必ず3個が子に遺伝する」のです。
つまり、親の個体値がよければ生まれる子供の個体値も高い可能性があるのです。
これら3つを利用して厳選をすることで、ポケモン育成の幅はグッと広がります。
さっきもいったようにすばやさVは本当に重要なので、すばやさVだけでも厳選する価値はあります。
※パワー系遺伝・・・パワー○○を親に持たせると、持たせた親の対応する能力の個体値が100%遺伝する。V持ちを量産することができる。
ここまでで
ポケモン基礎知識は終わりです。
ここまで理解できたらあとは育成論のポケモンを育てたり、自分で考えて育成したりするだけです!
みなさんのポケモンの腕が上がることを心から期待しています。
最終更新:2010年05月22日 13:56