731 :慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:26:50 ID:HzSpfzbY
「提督さん、お疲れ様です」
練習巡洋艦鹿島です。提督さんが出張中の鎮守府の留守を任されました。
そして今日、提督さんが出張から帰ってきたんです。
「留守番ご苦労様。何も変わった事はなかったか?」
「変わったことがあったら連絡してますって」
「鹿島さん、お疲れ様です」
「大淀さん達も礼号作戦お疲れ様です。
予定より少し長引いちゃいましたけど、
みなさん無事に帰ってきて何よりです」
「ありがとう。でも私達がいない間に
鹿島さんや提督達に随分と苦労をかけてしまいました。
今日からまた頑張らせていただきます」
確かに大淀さん達がいなかったこの一ヶ月は大変でした。
でもそのおかげで提督さんや私達も成長できた気がします。
「さあみなさん。今日からまた頑張りましょう」
「ああ、今日からまた忙しくなりそうだしな……」
「?…提督さん、何か……というかそちらの方々は?」
提督さんがお客様を連れてきたのでしょうか?
「Hi!MeがIowa級戦艦、Iowaよ。
Youがこの艦隊のAdmiral's secretary ship girlなの?
いいじゃない!私たちのこともよろしく!」
「あ…アイオワ……」
驚きました。アイオワが日本に来るとは聞いていましたけど、
まさかこの鎮守府に来るとは思っていませんでした。
予想だにしていなかったお客様です。
「よ、よろしく頼むわ。ところで…」
「大和型戦艦、一番艦、大和。推参致しました!」
「秋月型防空駆逐艦、一番艦、秋月。ここに推参致しました!」
「!?」
「Guten Morgen!私は、重巡プリンツ・オイゲン。よろしくね!」
「ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦4番艦、ローマです。よろしく」
「こんにちわあ。潜水母艦大鯨です。よろしくお願いします」
「え?え?ええ!?大和に……防空駆逐艦!?」
「オイゲン?どうして?」
「ローマも……」
「潜水母艦も!?なんだかみなさんこの鎮守府に大集合デース!」
「大和や海外艦の皆さんがどうしてこの鎮守府に……」
「あら?何も聞いていなかったのかしら?」
「ザラ!?」
「秋月型
駆逐艦、その四番艦、初月もだ。
鹿島、久しぶりだね。今日は二人の姉も一緒さ」
「つまり照月も……」
驚きは止まりません。懐かしい顔ぶれもあったからです。
本来ならここに来ることはないであろう子達も……
「他にもたくさんの艦娘が今日この鎮守府に着任するんだ」
「はわわわ!大変です!」
「でもどうして」
「私が説明しましょう」
大淀がそう言って私に指令書を手渡しました。
「5月26日と27日に伊勢志摩でサミットが行われることはご存知ですね?」
「はい。日本、ドイツ、イタリア、イギリス、アメリカ、フランス、カナダ、
G7と呼ばれるその7ヶ国が集まって会議を開くのでしたね」
「その通りだ。あまり離島っぽく感じない離島の賢島で行われるんだ」
「でも海に面した場所でサミットなんて大丈夫でしょうか…」
「確かに深海棲艦が蔓延っているこんな時に
いくら陸地に囲まれているとはいえ
海に面した場所でサミットを行うのは大変危険だ。
だから彼女達がここに来たのだ」
「そうです。サミットの間、艦娘が全力をもってして守り抜くのです」
「だから海外艦娘達にも地理を知ってもらいたい。
彼女達は各国の要人達の警護という役割もある。
こんな時代なのに…いや、こんな時代だからこそ
よからぬ考えを持つ輩が出て来るかもしれない。
もしもの時に守りながら安全に避難させる為にな」
「大和さんや大鯨さん達には議長国の艦娘として
警護の仕事をしながらおもてなしをしてもらいます。
秋月型のみなさんは当然防空のために必要不可欠です」
「でもだったら私達や秋月型だけでもいいのでは…
それにおもてなしなら艦娘以外でも…」
「そりゃあそうかもしれん。だが艦娘にしかできない仕事もある」
「艦娘にしかできない仕事……むしろそのために
サミットの会場が伊勢志摩になったのかもしれません」
「艦娘による観艦式、それがサミットで行われるのだ」
艦娘による観艦式……それが深海棲艦の驚異に晒されている今、
あえてサミットの会場が伊勢志摩になった理由……
「観艦式を行うことによって国威を見せ付けようとしているのだろう。
日本だけじゃなくて他の国々もそう考えているだろう。
そうでなければ内陸の軽井沢がサミット会場になっていただろうさ。
まあ観艦式をするにしてもジュニアサミットが
桑名市長島町のリゾート施設で行われるわけだから
サミットも桑名で行ってくれりゃ警備も楽だったんだがな。
英虞湾以上に陸地に囲まれた伊勢湾の最奥に位置するから
伊良湖・鳥羽間を重点的に警備すれば
深海棲艦の脅威からは守れるわけだしな」
「今グチグチ言ってたって何にもならないでしょ!」
「まあそうだ。今俺達がやらなければいけない事は
何としてもサミットを成功させる事だ。
その為に大和達や海外艦娘達がここに来たんだからな」
海外艦娘や大和さん達が来た理由はわかりました。
でも一つの疑問が解決したと同時に新しい疑問が浮かびました。
「サミットの準備の間、提督さんはどうなるのですか?」
国の威信をかけて何としても成功させなければならないサミットですから、
そのサミットの警護なども艦娘に行わせるというのなら、
別の提督がこの艦隊の指揮を執ることになるのではないのしょうか?」
「そこらへんは特に何も言われなかったな。
多分俺が引き続き艦隊の指揮を執るのだろう」
「それでよろしいのでしょうか……」
「サミット関係に関しては私大淀に任されています。
鹿島さんは練習巡洋艦として防空・対潜の訓練の他、
観艦式の指導を行ってもらいます」
「私が観艦式の指導をですか!?わ、わかりました!」
練習巡洋艦であることを見込まれて選ばれた以上、
尻込みなんてしているわけにはいきません。
サミット成功のため、艦娘達の指導を頑張らなきゃ!
練習巡洋艦であることを見込まれて選ばれた以上、尻込みするわけにはいきません。
サミット成功のため、艦娘達の指導を頑張らなきゃ!
「提督、おかえりなさ……お客様がこんなに!?」
「伊良湖か。言い忘れていたけどサミット関係で
今日この鎮守府に海外艦娘を含めた多くの艦娘がやってくるから、
礼号作戦成功記念の雛祭りは海外艦娘歓迎会も兼ねて行うことにした。
食べ物の準備に手間が増えると思うが……
大和、大鯨。早速だが伊良湖達を手伝ってくれ」
「艦隊戦ではないとはいえ、任務ならこの大和、喜んでやりましょう」
「お料理ならお任せ下さい」
「あの、提督。ご飯に関しては私が手配をしてもよろしいでしょうか?」
「大淀が?何か……ああ、わかった。伊良湖達はおかずやお菓子とかを頼む。
一応白米もある程度炊いておいてくれ」
提督さんはあっさりと大淀さんに許可を出しました。
もし大淀さんが用意するものが変なものだったらどうするのでしょう。
ありえないこととは思いますが、戦闘や警備に関係すること以外だと
たまに詳しく話を聞かないことがある提督さんですから……
「大淀は手配が済み次第鹿島と共に事務を手伝ってくれ。
他の、今日やってきた艦娘達は午前中は明石に艤装を見てもらいたいから休んでくれ。
それで午後からこの鎮守府の艦娘達と一緒に鹿島や秋月型に対空の指導をしてもらえ」
「了解です!」
提督さん、燃えてますねえ。プレッシャーはないのでしょうか?
提督さんにプレッシャーがないのなら、私も頑張ります!
私は意気込みも新たに仕事に取り掛かり初めました。
「雛祭りに牛丼ですか?」
午後からもたくさんの艦娘達が鎮守府に来ました。
礼号作戦祝勝会も兼ねた雛祭りは
たくさんの艦娘達の歓迎会に早変わりしました。
「大淀のツテだからね。私としてはカツ丼がよかったけど…」
「それにしても霞達の活躍を讃えての祝勝会だったはずなのに
主役のみなさんが差し置かれることになりましたね」
「別に私は讃えてほしくもないわ」
「あたし達は立派な五人囃子の人形を作ってくれただけで十分さ」
「五人囃子って大体が爆弾で吹き飛んだりと不幸が目立ちますからね。
たまにはこういう形で目立ってもいいと思います」
朝霜ちゃんや清霜ちゃん達が雛人形の五人囃子を誇らしげに見つめていました。
礼号作戦で活躍した五人の為に特別に作ってもらった人形です。
「でもお内裏様とお雛様が連装砲くんと長10cm砲ちゃんとかカオスですね」
「お内裏様は元々男の人形と女の人形の二つセットを意味していたんだがな。
ついでにお雛様もひな人形全てを指す言葉だったりする。
これも昭和の時代の雛祭りの歌が原因というわけだ」
「Bomberに火をつけるのもそういうわけね」
「何はなくともまず爆弾に火をつけるのは全国共通だが
海外でもそうだとは知らなかったな」
「もう、ボケないでくださいよ。ぼんぼりですよ、ぼんぼり。
いくらボンバーと語感が似てるからって間違えちゃダメですよ~、うふふっ」
「わかってるって」
「提督さんも喋ってばかりいないで一杯どうぞ」
「ありがとな…………ん…………これ、甘酒じゃないな?」
「白酒ですよ。なかったみたいなので自分で用意しちゃいました。
大丈夫ですよ。私以外には飲ませていませんから」
「そうか…それなら安心だ」
提督さんの顔は安心した感じでした。
いくら私がお酒を飲めるからっていくらなんでも子供には飲ませませんよ。
隼鷹さん達だって飲めない人にお酒をすすめたりはしませんし。
「しっかし、随分と飲んだなあ。一人で飲んだのなら相当だぞ
いくらなんでも飲み過ぎだろう」
「今日は特別な日じゃないですか。
だから今日くらい飲んだっていいでしょ」
「ああそうだな…だったらしょうがない…か…」
「司令官、鹿島さんが飲みすぎないように私も飲んであげるわ」
「何言ってんだ。駄目だ。暁にはまだ早い」
「どうしてよ!雛祭りは白酒を飲むものでしょ!
今までだって私は雛祭りの時に白酒を飲んでいたわよ」
暁ちゃんがぷんすかと怒って提督さんに文句を言いました。
しかし何というか…暁ちゃんの背伸びする姿ってかわいいですよね。
「暁。君が今まで飲んできたのは甘酒だろう。
白酒は甘酒と違ってアルコール度数が10もあるんだ。
甘酒ならまだしも白酒を今の君に飲ませる事は出来ない。
もし君に白酒を飲ませてしまえば大変な事になる」
「ええ……」
「暁が一人前のレディになれなくなるかもしれない。
もし一人前のレディになりたかったら我慢するという事も大切だぞ」
「……わかったわ司令官。わがまま言ってごめんなさい……」
「わかってくれたらいいさ」
「提督……立派なことを言うじゃない」
暁ちゃんを諭す提督さんの姿にザラは提督さんを見直したみたいです。
微妙に頼りなさそうと思われやすいですけど、
決めるところはちゃんと決められる提督さんはやっぱりかっこいいです。
「あっ、鹿島。あなたホントお酒飲み過ぎじゃないかしら」
「え?そうですか?」
「さっきからごくごくと休みなく飲んでるし」
「そんなこと……あ…もう白酒がなくなっちゃってました…」
気がついたらいつの間にかなくなっていました。
なんだかみなさんの視線が痛いような……
「しかし意外だね。鹿島ってお酒が強かったんだね」
「意外でしょう。彼女も結構いけるクチなのよ。
ポーラとは違っていつも飲んでるってわけじゃなくて
あくまでもお祭りとかの時に飲むという姿勢だけどね」
「あまり言わないでくださいよ。提督さんが拗ねちゃいますから」
「へ?どうして?」
「提督さんあまりお酒が飲めないんですよ。
飲んだらすぐに顔が赤くなっちゃって……
まったく飲めないというわけではないのですが……」
そう言って提督さんに目をやると提督さんは顔を少し赤くしながら
私達の会話を聞くまいと言わんばかりに料理を食べることに夢中でした。
「隼鷹さんや那智さん、千歳さんに対してはあまり思わなくて
鹿島さんよりも飲めないということを気にしているようなのです」
「細かいこと気にしない提督だと思っていたけど……
妙なところで気にしたりして…よくわからないわ……」
「好きな人より劣っていると不安になるのかもしれないな。
特にお酒の場合はコミュニケーションのツールとしても用いられるから
提督の性格的に鹿島と一緒に飲めないことを気にしているのだろう。
私は好きな人が瑞雲の模型や知識を私以上に持っていても
気にすることなく、むしろ私ももっと高めようと思うぞ」
「そりゃあそれらは先天的なものではなくて後天的なものですから……
それよりも白酒はどうしましょう……
そうだ、隼鷹さんならきっと白酒を持ち込んでいるはず」
白酒がなくなって困った私は隼鷹さんなら持ってるだろうと思い
隼鷹さんのところに行きました。予想通り隼鷹さんも白酒を持ってきてました。
「あの、隼鷹さん、すいませんがそのお酒をくださいませんか?」
「ん?鹿島もこれを飲みたいのかい?いいよ、瓶ごと持ってきなよ」
「ありがとう隼鷹さん」
私は隼鷹さんから白酒の瓶を受け取り、お酒をカップに注ぎました。
「あら?この白酒透明ですね。まあ白酒と書いてあったんですから大丈夫ですよね。
それじゃ隼鷹さん、いただきます」
どうやら私にも提督さんのざっくばらんさが移っちゃったみたいです。
「…………あっ!?待て!飲むな!」
「んっ………んー………」
提督さんが大声で止めるも、もう飲んじゃいました。
一気に飲んじゃったせいかよく味わいませんでしたけど、
後から凄いアルコール臭が…………あれ……?
「凄いねー。これをあんなに一気飲みするなんて」
「ああ………」
「し、司令官さん……顔色が少し悪いですよ」
「あぁ~、ホントですねぇ~。
提督さんもコレ飲んで温まりましょうよ~…んっ……」
「お前、これ以…んーー!!」
「鹿島!?」
「Oh!Japaneseも意外とダイターン!」
「私はクォーターですよ~」
「う……いや…そういう意味じゃなくてぇ…」
「Hey!Mrs.鹿島!時間と場所を弁えてくださーい!」
「まあ。なんて地中海的な愛情表現……」
「はわわわわわわわわわわわわ」
「き、規律が……」
みなさんの驚く声が聞こえてきます。
「そりゃあパイチュウをあんなに一気飲みすりゃ誰だって驚くさ!」
「パイチュウ?何ですかそれ~?」
「50度以上もある中国のお酒だ……」
「50度ですかぁ…………50度!?」
「いや、現在だと38度くらいが主流だと聞いたけど…」
「これは50度以上もあるんだよ」
「なんでそんな…いや、お前ならおかしくないな……」
なんだかいつもにもまして飽きれている提督さんです。
お酒がまわってツライのでしょうか……
「じゃあ…提督さんのお顔が赤いのも
私にチューされたからじゃないんですか?」
「そうだねー。あんたの顔だって赤いからきっとそうさ」
「でも鹿島さんはお酒が強いですから
司令官とキスしたせいで赤くなってるのかも…」
「やだもー」
バンッ
「痛っ!」
「あっ…………」
「…………」
意味深な発言も多い如月ちゃんですが
今回は別にそこまで危ない発言じゃないから
軽く叩いたつもりだったのに強く叩いちゃったなんて……
「うぅ……どうやら本当に酔っているみたい。
早くベッドで横になった方がいいわ」
「大丈夫よ~」
「酔っ払いの大丈夫発言ほど信用出来ないものはないさ。
それよりも提督がとても具合悪そうだよ」
「あ……」
すっかり忘れていました。提督さんはお酒に弱かったのでした。
提督さん、とてもツラそうに椅子に座っています。
「如月ちゃんの言う通りあなた達は部屋に戻って休んでください」
「でも提督さんや私が…」
「あなたはまだしも提督がこんな状態では……」
「は~い」
せっかくの楽しい雛祭りですからもっといたかったけど
提督さんがこんな状態じゃ仕方ありません。
「待ってください。酔っている二人だけだと危険です」
「心配しないで。お姉ちゃんに任せなさ~~い」
「どう考えても心配です!私達が部屋に連れていきます!」
私達は大淀さん達に抱えられながら雛祭りを後にして部屋に戻りました。
「それでは二人ともゆっくりと休んでくださいね。
くれぐれも無茶なことはしてはいけませんからね」
「わかった……大淀……後は任せた………」
「了解です」
提督さんから託された大淀さんは部屋から出ていきました。
「ぁぁ…しんどい……君は大丈…」
「大丈夫れす~」
「…やっぱり大丈夫じゃないな……微妙に呂律が回ってない…」
そうかなあ…私はちゃんと喋ったつもりなのに……
「心配だ……けど俺もちょっと飲んでしまったせいでつらい……」
その言葉を示すかのように仰向けになりました。
「相変わらず弱いですね~」
「ほっどいでぐれぇ~…」
「あなたも呂律が回ってませんよぉ…」
「眠気まで来て………もう…………
危ないから風呂にらけは入るな………………」
そう言うと目を完全に閉じちゃったみたいです。
しばらくすると聞こえてきた寝息……どうやら寝ちゃったみたい。
お風呂にだけは入るなと言われたからシャワーは浴びようかしら……
そういう話じゃないわね…っていうか私も何だか立つのがちょっとつらい……
何か酔い覚ましないかしら…………
すると私の頭の中にとんでもない考えが浮かびました。
この人の精液を飲む…………
あまりにも突飛な気がしたけど苦いから酔い覚ましになりますね。
それにこの人も気分良くないですから射精してスッキリさせるべきでしょ……
あと他の艦娘とかに手出ししてないかがわかるかも……
そう思って私はこの人のズボンのチャックを開け、
トランクスのボタンも外しておちんちんを出しました。
「うふふ……子供のおちんちんみたいでかわいい…………」
誰も聞いている人なんていないのに思わず声が出ちゃいました。
この人のおちんちん、普段の大きさは見たことないけどこんなんなんだ……
まさに食べちゃいたいぐらいかわいいって感じです。
私はぷにぷにとした皮を剥いておちんちんをにぎにぎとしました。
しばらくしていると徐々に大きくなってきて、
最初は手の中に収まるくらいの大きさだったのに
片手だと収まり切らないくらいに大きくなりました。
硬さもただ硬いという感じじゃなくて
外側は弾力があって少しふにっとしてますけど
中はしっかりと硬いというか何と言うか…………
形はよくえっちな本できのことか形容されてましたけど
近くで現物を改めて見るとそうかもしれないって感じます。
性質的にはたけのこでしょうけどね。
小さい頃は柔らかくて皮を被っているけど、
大きくなると長く硬くなって皮が剥ける……
えっちなきのこたけのこ戦争の話になっちゃいそうです。
女の子の場合はきこりの切株になるんでしょうか。
考えるのもその辺にして、大きくなったおちんちんの先っちょを
舌でツンツンとしちゃいました。
「ん……」
目がさめたかと思いましたけどどうやら違うようです。
まあどっちにしてもやることは変わりませんけどね。
私はいつも包まれていて刺激に慣れてないおちんちんを舐めてみました。
雁首、裏筋、竿、玉袋………いろんなところを舌や唇で刺激しました。
酔ってましたけど噛み付いて傷付けないように注意しながらパクッと咥え、
頭を上下に動かして刺激したり、竿を手で扱いたり……
先っちょを咥えながら扱いていたら
おちんちんが更に膨らんだかと思うと……
びゅくびゅく、ドクドクドク
口の中に何か温かいものがじわぁ~と拡がるような感じがして…
そう……私は彼の特製の濁り酒な白酒を口内射精されてました。
口で受け止めている間は鼻で息をするしかありませんが独特な臭いが鼻をつきます。
でも私は射精が終わるまでおちんちんを口で咥えたままでした。
射精が終わるまでただただ口を閉じていてしばらくして、
「はぁ……はぁ……はぁ…………」
聞こえてくる息をつく音。きっと射精が終わったのでしょう。
おちんちんのビクビクとした動きが止まったことも確かめ、
口の中に吐き出された白酒をこぼさないようにおちんちんから口を離しました。
鼻で息をした時に感じる何とも言えない臭い、
何とも言えない味、どろどろな食感。
ごっくん
そして喉に絡み付く濃厚なモノ……
「あはぁ~…………」
それらは今までとは違って何だか興奮する感じです。
今まではそんなに好きってわけじゃなくて、
どちらかと言うとあまりいいものじゃなくて、
でも彼が喜ぶだろうと思って飲んで、
そしたら彼は何だかとても申し訳なさそうにして…………
でも今なら平気で飲める気がします。もしかしてお酒のせいかしら?
それにしてもあんなに沢山……とても溜まってたのですね。
そうだとしたら私のテクニックが回数を重ねるごとに上達したとか、
そういったわけではないってことかもしれませんね。
まあこの人は他の艦娘に手出しなんてしてないみたいで安心しました。
「ふぅ…………ふぅ…………」
相変わらず彼は寝ています。何があったのか気付いてないでしょう。
でもおちんちんはまた大きくなっていました。
さっきあんなにたっぷりと出したのに……
でも興奮収まらない私には好都合です。
ふと気が付くと私のあそこもすごく湿っていました。
今までこんなことはなかったのにどれだけ……
だけど私は思い悩むこともなくパンツを脱ぎ、
彼のおちんちんに跨がり、一気に腰を落としました。
「えいっ!」
ジュブッ!!
今までにない激しい水音がしてすんなりと入りました。
特別準備をしたわけでもないのにこんなこと…
だけど滑りがとてもいいことだと判断して私はすぐに動きました。
「えいっ!えいっ」
ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ!!
彼が寝てる事を良いことに相手を気持ち良くするのではなく、
自分が気持ち良くなるために体を動かしている…
彼をダッチハズバンド扱いしてオナニーをしているみたいで、
そういうプレイとして同意を得たとかならともかく、
自分の欲望を満たすために好き勝手やっている……
「んっ、ごめん、なさいっ!っでも、気持ちいいのっ!」
いつもの私なら絶対こんなことしないのに。
でも今はそのいけないことという感覚が
もっと淫らな気持ちにさせて興奮しちゃいます。
去年のクリスマスまでキスもしたことがなかった処女だったのに
たったの二ヶ月ちょっとでこんな淫乱な女の子になっちゃって…
普通ならそこで落ち込んだりするのでしょうが
それさえも快楽を生むスパイスになっちゃってます。
ジュブジュブジュブジュブッ!!
もっと興奮しちゃったからか自然と動きも速くなって、
ますます気持ち良くなって興奮して……
「ああっ、私っ、もうーっ!」
そのスパイラルを繰り返しているうちに
とうとう私は絶頂しちゃいました。
「ああーーーっ!!」
誰も聞いていないと思ったからなのか大声をあげちゃいました。
その瞬間体の動きも止まり、
彼のおちんちんを咥えていたあそこに力が入りました。
ビューッ!ビューッ!ビューッ!
私のお腹の奥深くに熱いモノが叩き付けられる感覚。
彼のおちんちんがビクン、ビクンと震えながら
精液を激しく射精していました。
私かきつく締め付けているからなのか、
吐き出そうとする動きを強く感じられて
もう…………たまりません……………………
「…………ん…………」
「……起きたか?」
「あ…………提と…くっ……」
私の目の前に入ってきたのは私を心配してくれる人の顔でした。
それでも微妙にはっきりしない意識の中、頭に痛みが走りました。
「だ……大丈夫か……」
私を心配する声は少し抑え気味でしたが、
多分私を刺激しないために抑えているのでしょう。
「はい………今何時ですか……」
「まだ朝の5時半だ。昨日は比較的早く寝たから
もう起きてもいい頃だと思ったが……」
まだそんな時間……私は少し安心したと共に
まだ少し頭が痛いながらも意識ははっきりとしたため、
昨日のことを少しずつですが思い出しました。
確かとっても強いお酒をうっかり飲んじゃって……
それから部屋に帰って……寝ちゃった彼のおちんちんを…………
あぁ……………………昨日の私はなんてはしたない真似をしたのかしら……
タガが外れたかのようにエッチなことに貪欲になって……
相手の都合も考えず自分勝手なことをして……
雛祭りも変な空気にしちゃったし……もうやだ……
酔った時ははっきりとものを覚えていないという話はよくききますけど、
私の場合はおぼろげですが何をしたのか覚えていました。
強いお酒を飲んだとはいえ……いいえ、
強いお酒をうっかり飲んでしまったことさえも私の落ち度です。
とにかくいろんなことをしちゃいました。
寝ているこの人と無理矢理一つになって、
絶頂してから先の記憶までしかなく……はっ!?
「いやあっ!」
私は彼と繋がったまま眠ってしまったのでした。
それに気付いた私は急いで彼から離れました。
「お…おい!?」
彼の驚く声。さっきまでの落ち着いた顔から驚いた顔に一変しました。
「え………あ…………ごめんなさい!
…ごめんなさい……本当にごめんなさい…………」
私は謝りました。彼を嫌悪するかのような態度を取ってしまったこと、
身勝手に彼の体を使って快楽を貪っていたこと、
雛祭りを変な空気にして台なしにしてしまったこと、
私だけを一途に想ってくれたのにそれを疑ってしまったこと…………
何に対して謝ったのか、すべてに対して謝ったのか…………
何もかもわからない中、私はただただ謝り続けていました…………
「体調はどうだ?落ち着いたか?」
「一応、大丈夫…です。何とか落ち着きました…」
彼は私が落ち着くまでずっと待っていてくれました。
「一緒にシャワーを浴びましょう」
「え…………そうだな。君の方が汚れているし、
君を一人でシャワーを浴びさせるのも不安だ。
わかった。一緒にシャワーを浴びよう。いいか、浴びるだけだからな」
「わかりました」
私は少し虚勢気味ですが元気に答えました。
そのあとバスルームで目茶苦茶…………
なんてことは仕事前だからありませんでした。
その後午前中は少しだけ辛かったですけど
みなさんに謝りながらも仕事をして、午後からは回復したので
秘書艦としての示しをつけるために思いっ切り頑張りました。
もし昨日パイチュウを飲む前に
お酒をいつもみたいに飲んでるなんてことがなければ
冷静な判断ができたかもしれないと思い、そして今回のことをきっかけに
『練習を上手くできたからといってそれに安心したりしてはいけない。
上手く出来た経験だけに頼ることこそが一番危ないのです』
ということを学び、みなさんにも練習をしっかりとするだけでなく、
本番の時も油断せずしっかりとすることの大切さを教えることが出来ました。
ちなみに雛飾りは朝見に行った時点で既に片付いていました。
あと鎮守府の皆さんがお酒の飲み方を考えたり、
少し控えたりするようになりました。
―続く―
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後書き |
749 :名無しの紳士提督:2016/03/03(木) 17:57:13 ID:HzSpfzbY
というわけでバレンタインSSの続きを投下しました
バレンタインの続きですがホワイトデーの前に雛祭りがある以上無視はできませんね
今回の話はサミットも近いので
もし深海棲艦の脅威がある世界でもサミットを無謀にも海の近くで開くとしたら
こんな上層の思惑的な事とか艦娘の出番とか
そういった事もあるんじゃなかろうかなあと思いながら書きました
今度のイベントが何かはわかりませんが
伊勢志摩近辺の地図が出てくることはないでしょうね、流石に
次はちゃんとホワイトデーの話です
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これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
最終更新:2016年10月05日 15:54