楷書(かいしょ)とは、漢字の書体の一つ。
後漢末に芽生え、三世紀から四世紀にかけて成立する。
楷書は
隷書を速書きするうちに、自然に点画の形や書き方が簡略化されてできた。そのため、楷書と区別せずに呼んだり、東晋や唐代では今隷と呼ばれることもあった。
それ以外にも、正書や真書と呼ばれることがあるが、他の
篆書・
隷書・
行書・
草書と明確に区別して定義づけた言葉は見当たらない。
「楷」とは落葉樹の名称で複葉が左右に整然と並び、端正で剛直な姿をとどめている。書体名として使われるのはこのためであろうと考えられている。
最終更新:2025年12月07日 20:33