神座万象シリーズに登場する存在。
天使殺しの天使。大地から生まれた全ての者に対する天敵。
単体では機能できないため
大罪を持つ者に寄生し、精神の暗黒面として活動する。
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罪悪の王を召喚する詠唱 |
ディエスミエス・イェスケット・ボエネドエセフ・ドウヴェマー・エニテマウス
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存在についての詳細
来歴
魔王ベリアル──在りし日に、魔導科学の秘術を以って喚び出した
完全なる生命の相克存在。ただの人間が、アレのもたらす死の夜から脱する
ことなど本来なら有り得ない。そのように繋いだのだし、そうなるべく誘導
した。
対万物
王国に存在する物質は、総て大地から派生したモノである。
ナハトの正体は、この世界を形成する大地の波と逆波形を持つ地獄の波動
だ。
使用者との関連性
魔刃の器
- 強力な原罪を宿す故にベリアルとの融合に耐えることができた人間
- ベリアルに喰われるどころか逆に喰い返すほどの罪の持ち主。
魔王ベリアル──在りし日に、魔導科学の秘術を以って呼び出した
完全なる生命の相克存在。ただの人間が、アレのもたらす死の夜から
脱することなど本来なら有り得ない。そのように繋いだのだし、そう
なるべく誘導した。
元ネタ
詠唱
ツィエム・エレーヌ・ヴェネドゥアー・オタム
旧約聖書創世記においてソドムを滅ぼすべきか否かを判断するため主が御使いを派遣した際にロトは彼らをかくまった。
しかし、ソドムの人々が気付いてしまったためロトが入口を塞いだところで言われたセリフ。
べリアル(Belial,Beliar,Berial)
聖書に登場する悪魔ないし堕天の一つ。
「悪」「無価値なるもの」「破滅」を意味し、偶像崇拝者や悪漢、サタン、破滅の波を指す時にも使われた。
七大天使よりも前に作られた熾天使、あるいは敵意と破壊の天使として邪悪と罪を振り撒く役割を持った天使だったとされる。
『バルトロマイの福音書』では最初は「神の使者」という意味のサタナエルという名前だったが、地獄の管理者となってからはサタナスと呼ばれるようになった。
『べリアルの書』において法律に通じ、弁舌が巧みなため地獄の利益公認代理人としてイエスを訴えている。
ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパの『隠秘哲学』では地獄の位階第三位『不正の器』と称される魔王とされている。
関連項目
ベリアルの持つ能力。
ベリアルの構成要素。
同じシンを持つ人間の精神面に憑依・寄生する。
関連タグ
リンク
最終更新:2018年12月19日 00:01