奈須きのこ作品の
MELTY BLOODに登場する術技。
一つの思考を分割し、1つの目的のために計算する。
ただしアトラス院の錬金術師に至っては思考を複数持つので
複数の思考で相乗効果を出しながら計算する。
術技についての詳細
来歴
- 遺伝的に魔術師向けではないアトラス院の魔術師たちが使う術技
- 向いていない魔術を諦め、自身の思考を使うことで計算を主とする魔術師になった。
- 結果として人類の滅亡を算出してしまい、更なる悲劇を生み出す兵器を作るようになった。
「はい。。アトラスの錬金術師は、もともと魔力回
路が少ない者たちの集まりだと言います。
彼等は自分たちが自然と関われない事を認め、
あくまで人間として執着に至る道を志した。
その結果が現在のアトラス院。
私たちは唯一自由になる“自身の頭脳”を何よ
りも巧く使い、未来という設計図を作り上げる」
- 一人前の錬金術師の最低条件が高速思考ができること
- 思考が速いだけでは一人前ではなく、そこから思考を競争させる高速思考ができて一人前。
- 優れた錬金術師は思考回路を複数に分けて使う。(アトラス院では最低3つ)
───思考速度こそが私たちの魔術だ。
思考が速い事は当たり前。そこからさらに多展
開する図面を競争させる技法を高速思考と言う。
そして、さらに優れた錬金術師は脳内に複数の
区間を持つ。
高速思考が一人前の錬金術師の証だというのな
ら、区間の数は才能の証だろう。
分割思考と呼ばれるそれは、優れた錬金術師で
も三つから五つが限度とされる。
思考分割
- 一つの思考回路を分割して使う
- 一つの脳で違うことを複数パターン考えることができる。
「それも言葉通りの意味です。アトラスの錬金術
師は思考を分割して複数の思考回路を持ちます。
通常、人間の脳には思考をする部屋が一つしか
ありません。分割思考とは、この「思考の部屋」
に間取りを作り、空間を幾つかに分ける技術です。
アトラスの錬金術師であるのなら、最低で三つ
の分割思考が出来なくてはならない。五つで天才
のレベルですね。過去、最も優れた院長で八つだっ
たと言います。」
並列思考
- 本来は思考を分割するがアトラスの錬金術師は思考を複数持つ
- それぞれの考えに相乗効果を生み出しながら1つの目的を解決するために計算する。
志貴には「思考する」という部屋を分割する、
と教えたが、それはあくまで平均的な錬金術師の
分割である。
優れた錬金術師は、実際に「思考する」部屋そ
のものを複数持ち得る。
そして「部屋」は相乗効果を及ぼしている。
四つの分割思考が出来るという事は、二百五十
六もの思考を持つ事。それも単純に二百五十六人
の錬金術師分の計算が出来る、という訳ではない。
二百五十六の高速知性が、個々の隔てなく、同
じ目的の為に淀みなく回転し互いを補佐するとい
う事だ。
戦術
- 戦闘において未来予測による回避と乾坤一擲が主な戦術となる
身体能力・魔力回路で劣る私たちは、未来を予
測する事で最悪の展開を回避し続ける。そしてあ
らかじめ用意した逆転の位置に事態を導き、僅か
一瞬の好機に全ての確率を注ぎ込む。
関連項目
関連タグ
リンク
最終更新:2019年12月18日 21:09