兵器についての詳細
形容
機関が唸り、左手の円鋸が回転する。
右腕の機関砲は黒船相手のいくさなら丁度良さそうだ。
武装
だが円鋸は厄介で、こいつと斬り結べば名刀も屑鉄だ。
- 特殊合金の重装甲
- 刃を通さず、稼働するほど機関熱を纏って周囲を熱する。
躰もただの鉄ではないらしく、斬ろうが突こうが無駄。
その上、機関の熱が総身に回っているのか、
側に寄っただけで蒸し焼きになりそうな高温だ。
これでは飛びついてどうにかしようとするのも到底叶わぬ。
欠点
- 鋼以外の部分を断たれれば停止する
- ただし機関砲台の掃射と円鋸の斬撃を潜り抜け熱の放射に耐えて当てられればという前提。
蒸気圧シリンダー、伝達チューブ、さらには機関砲の弾帯など、
斬り易い急所は至る所にあった。
それらを断てば、後はただのでくのぼうのがらくたでしかなかった。
と書けば児戯にも思えようが、無論これらは離れ業である。
『量産の叶わぬ碩学機械。コストの化物だ。
大型機関工場での生産が可能となるまで、
最低でも五十年はかかろうよ』
元ネタ
奇兵隊
江戸時代末期(幕末)に結成された、藩士と藩士以外の武士・庶民からなる混成部隊。高杉晋作らの発案によって組織された。
「奇兵」とは正規の武士を対するの反対の意味。
文久3年(1863年)の下関戦争の後に藩に起用され、編制や訓練には松下村塾の塾主・吉田松陰の『西洋歩兵論』などの影響があると指摘されている。
幕末における戊辰戦争で長州藩の正規常備軍として活躍した。
関連項目
機兵隊の武器分類。
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最終更新:2023年02月04日 19:22