本項目では武器としてのクインのみを紹介します
作品名:
黒白のアヴェスター
使用者:主に
戦士
神座万象シリーズに登場する存在。たぶん
コレとは関係ない。
意識を同調して声として聞き届け、奇跡を蒐集する人型の作品。
神剣の分身した存在であつめた祈りや奇跡から眷属を強化する能力も持つ。
存在についての詳細
来歴
- 白側の奇跡を蒐集するために破滅工房が創りあげた魔道具
色々試してみたものの、特に剣との相性は最悪だった。手にした瞬間、酔っ払いの踊り
よりも不格好な様になってしまう。
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真実 |
- 神剣から切り離された分身
- 実際のところはクワルナフでも神剣をいじることなど不可能。
- 神剣にとって慚愧などの脆弱な感情を持つ部分がクインにあたる。
- 記憶を奪った上で中途半端な理解で周りを煽る存在として切除された。
- 最初に受信した剣の巫女の強い祈りによって完全な煽動者ではなくなった。
「これから先を行くために、私は脆い部分を切り離した。半端な私、愚かな慙愧は廃棄し
てもよかったが、ついでだし役に立ってもらおうと思ったんだよ」
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正体不明
- 人の形をしているが生物ではない
- 宇宙空間の極低温、無酸素、放射線にも耐えうる体。
- 時間圧にも強く、数十年経っても見た目が変わることはない。
気づけば私は、一糸まとわぬ裸のままで宇宙に放り出されていた。そして今さらながら
理解する。自分が呼吸を必要としていないし、極低温にも放射線にも平気な体質であるこ
とを。
酷い言われようだが、我ながら同意見なので黙るしかない。自分が生物と言えないのは
まったく事実で、にも拘わらず傷が治るのは意味不明な話だった。機械や人形ならパー
ツを取り替えて修理するものだけど、曰くブラックボックスの塊である私はそうもいかず、
なぜ効くのか施術者にすら分からない治療を受けている。
意識同調&記憶共有能力
- 義者の意識や記憶を読んでその視点に同調する
- 義者の持つ奇蹟の性質を知るための機能。
- 前提として不義者のものは共有されないが転墜した者ならば不義者であった頃の記憶・視点を読み取れる。
「それはおまえの機能だよ。何を見たのかまで知らないが、他者の意識や記憶を読んで、
その視点に同調できる。慣れないうちは使い勝手に不満があるかもしれないが、そこは戒
律を設けて加減しろ」
- 戦闘時には忠実に命令を聞く武器になる
- 平時にはレーダー、念話による通信、過去のデータバンクになる
- 宇宙各地に声を送り、それを受け取った戦士候補を発見する。
よって戦闘においては武器となり、平時においてはレーダー兼、通信機兼、データバンク。
私の真価は後者にあるので、現状を持て余している。
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機能拡張 |
- 戒律と星霊の加護による霊的な繋がりを利用して念話の規模を広げる
- クインを通さずにコミュニティ内での念話を可能にする。
私を基準にした送受信ならいつもやっていることだけど、チーム全体での双方向性とな
れば話は違う。要はサムルークとフェルさん、またはフェルさんとズルワーンなど、そう
いった間でのテレパシーを実現しないといけなかった。
言うまでもなく相応に手間のかかる作業だったが、現状を見ても分かる通り不可能では
ない。我々はウォフ・マナフの羽で繋がっているから、意識間同調の枠を広げる下地はあ
った。そこに私の戒律を加え、『やれ』と命じてくれれば実現できる。
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眷族強化
関連項目
クインの基となった武器。
関連タグ
リンク
最終更新:2023年04月05日 20:07