神座万象シリーズに登場する術技。
玖錠降神流のひとつ。
体内の生命力を拳に集中させて放つ術技。
使用者の場合、可能性具現化による多重分身で一度に無数の攻撃を放つ。
術技についての詳細
使用時の形容
噴き上がる生気の圧が爆発しその残光が翼のごとく見えた
瞬間。
闘気圧縮
(中略)純粋に気と力
の融合であるため、受けるほうも同規模以上の気力と体力で応じなけれ
ば減殺できない。
気脈を司る経絡を制御し、膨大な気を循環させながら圧縮さ
せ、もはや物質化するほどの闘気が拳に集まる。
跳躍と共に弾けた余剰の生命力は周囲一帯に伝播して、艦隊
全員の疲労を瞬時に拭い去るほど、紫織が練り上げた気の総量
は夥しいものだった。
陰気特効
- 異妖に特効の攻撃
- 陰気に対して有効な打撃であり、受ければ陰気が減圧する。
毒を浄化し、七難摧滅を成す破魔孔雀——その名に相応しい
過剰なまでの生命圧を纏った拳は、人外の異妖に特効的な痛打
を浴びせる。
使用者との関連性
甲板から宙に舞い、標的目掛けて振り下ろされる渾身の一
撃。
こいつはこいつでとんでもなく、それを同時に二十も放つと
いう絶技を繰り出す。
元ネタ
孔雀明王
密教の明王の1つ。 衆生を利益する徳を表すとされる。
インドの女神マハーマーユーリー(「偉大な孔雀」の意)の一柱であり、
毒蛇を食べることから孔雀明王は「人々の災厄や苦痛を取り除く功徳」があるとされて信仰された。
その後は毒を食べる=人間の煩悩の象徴である三毒(
貪・嗔・痴)を喰らって
仏道に成就せしめる功徳がある仏とされた。
詠唱
孔雀明王の真言。
関連項目
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最終更新:2013年12月26日 01:44