怪魔について
形容
- 青黒い触手を持つ深海の水魔
- 環状に鋭牙を生やした口とそこから生える触手以外の部位はなく、人間大の不定形の生物。
- 触手一本が人間の手首と変わらない太さ。
それぞれの単体は概ね等身大。胴もなければ四肢もない、巨大なオニヒトデとでも形容
するべき不定形の生物だった。無数の触手の基部とおぼしき部分には、鮫のように鋭利な
牙を備えた環状の口腔がある。まったく未知の生物だったが、霊体や幻想種とも違う。お
そらくは自然法則の異なる別次元に住まう生物なのだろう。
戦闘能力
悪臭
腐臭よりなおひどい怪魔たちの臓物臭が霧のように濃厚に充満した大気は、もはや猛毒
の瘴気も同然だった。生身の人間であれば吸っただけで肺が腐り死に至ることだろう。
再生
- 自己再生能力を持つ
- 致命傷を負わない限りは再生して襲い掛かる。
- 必然として質量が大きいほど生存能力は高くなり、下記の海魔ではサーヴァント三騎でも対城以上の宝具でなければ、
致命傷に至らせることは不可能。
肉体の再生能力は、かつてキャスターが召喚し使役していた怪魔たちにも備わっていた
ものであり、驚嘆するほどのことはない
海魔について
来歴
- 異海を支配する異形の水棲巨獣
- 怪魔たちは元々これらの断片であり、雑兵にすぎない。
(前略)。この世ならざる
領域の海を支配する悪夢の姿。まさに『海魔』呼ぶに相応しい水棲巨獣であった。
召喚時の形容
- 莫大な魔力と独自術式による怪魔たちの融合
- 螺湮城教本による儀礼呪法クラスの多重節詠唱と夥しい怪魔を用意し、空間を歪めるほどの魔力で発動する召喚儀式
(前略)。『螺謹城教本』による召喚は、まさに無尽蔵であった。移し
い数の触手は互いに絡み合い融合して、もはやひとつの肉塊を形成しつつある。
捕食
- 100メートル以上の触手を瞬時に伸ばして相手を捕らえて食う
- 触手の力はF15戦闘機のターボファンエンジンの推力(巡航速度はマッハ0.9)をものともしない。
- 捕食行為を行う口はなく、原形質に引きずり込んで呑み込むだけ。
肉塊に激突してもなお、機体は爆発しなかった。ねじくれた屑鉄の塊と化したF15J
は、うねくる巨大な原形質にズプリとめり込み、そのまま跡形もなく呑み込まれてしまっ
た。
関連項目
怪魔を召喚・使役する魔道書。
使用者の格により海魔を使役することは不可能。
関連タグ
最終更新:2014年11月24日 22:55