俺はポケモントレーナーとドーナツ屋の店員、どちらも両立して生活している
そんな俺に店長からの呼び出しを受けた
またいつもの説教か?うんざりしながら俺は事務所に向かった
店長「少し遅れてるな」
店員「すいません…」
店長「お前に頼みたい事があるんだよ」
店員「何でしょうか?(説教じゃなかったか…)」
店長「君、ポケモントレーナーをやってるんだろう?」
店員「え…ええそうですが…」
少し間を空けて店長は言った
店長「最近な、タブンネの肉を使って作ったタブンネドーナツが人気なんだ」
店員「へ…へー…」
店長「それをここでも置こうと思うんだ」
後は言いたい事はわかるな?と店長は一言添えた
まあ簡単に要約すればタブンネを沢山捕まえてくればいい…と
店員「わかりました、とりあえず催眠術かけて捕まえてきますね」
店長「任せたぞ」
俺は事務所を後にした
店に戻ると同僚に何って言われた?と聞かれたのでさっきの事をありのまま話したら相当驚いていた
同僚「お前ポケモントレーナーやってんの?」
店員「おうよ、じゃ、行ってくるな」
同僚「寒いからジャケットとか着てけよ」
店員「おうよ」
さて、先ずはポケモンセンターに行ってボックスから俺の相棒達を連れてくるか。催眠術要員としてゲンガー。運ぶのは面倒だからテレポートで飛ばせるフーディン。もしもの時に攻撃できるボーマンダ。麻痺させる事も考えてライボルト。少しお遊び用にエネコロロとラグラージ。さて準備は整った、後は森に行くだけだ…。森に到着した。早速一匹のタブンネを見つけた…。最近ポケモン使ってなかったし鈍ってると思うから少し体を動かすか。俺は一個目のモンスターボールに手を掛けた。繰り出されるポケモンはゲンガー。結構お気に入りだ。ゲンガーは久しぶりに俺の顔を見て喜んでいた。さて早速ゲンガーに指示を出すか、タブンネは馬鹿な事に俺の存在に気づいていない
店員「よしゲンガー、シャドーボールでタブンネを攻撃」
ゲンガーは直ぐにシャドーボールをタブンネに放った。タブンネは急な攻撃に驚き対処出来ずもろに受けてしまう。顔面にクリーンヒット、鼻血を吹きながら吹っ飛ぶ。流石俺のゲンガーだ一撃でほぼ瀕死にまで追い込むなんてな。タブンネはふらふらとした足取りで森の奥に歩いていった…。何かあるのか?密かな期待を抱き、付いていく事にした。追っていったその先には、なんと集落があった…。もの凄い数のタブンネがいた。怪我を負ったタブンネはすぐ仲間に囲まれ病院に連れて行かれた。さて、この集落をどうするか。ボーマンダの大文字で焼き払うのもいいしラグラージのハイドロポンプで色々壊すのもいい。ライボルトの電磁波からエネコロロのアイアンテールで頭をかち割るのも悪くない。…まあ全部出すか。俺は手持ちのポケモンを全ての出した。指示をした、好きなようにやっていいぞー!。ボーマンダはドラゴンダイブで上から強襲しライボルトはタブンネを麻痺させていたぶりエネコロロはアイアンテールで脆い木造の小屋をぶっ壊して行った
店員「って、これだと捕獲できねーじゃん
残ったタブンネだけでも取っ捕まえて帰るか」
ゲンガーに催眠術連発を指示する。まあ普通のポケモンなら連発したら外すが、技の精度がかなり磨かれた俺のポケモン達はそんな事余裕だった。十匹…くらい眠らせただろうか。網に入れてっと…
店員「フーディン、テレp…」
いいかけた瞬間、俺は背中に当たる嫌な感触がした。そう、タブンネの捨て身タックルだ。俺は倒れる…だがタブンネと言うこともあり骨は折れたりしなかった。ボーマンダは俺の主人に何をするんだとタブンネを睨み付ける。タブンネは捨て身タックルの反動でダメージを受けたのか動きが遅い。そんなタブンネをボーマンダはドラゴンクローで切り裂きタブンネは倒れる。赤い鮮血が空を舞った。タブンネはまだ生きている。ボーマンダは倒れたタブンネを踏みつけながらかえんほうしゃを浴びせた。皮膚がケロイドのよう溶けていく。そしてボーマンダは締めにドラゴンダイブを食らわせた。骨が砕けるいい音が森に響いた
店員「ボーマンダ、ありがとな、食っていいぞ」
ボーマンダは五分もかからない内に食べ終わった。さて、捕まえたタブンネが起きる前に帰るか
店員「フーディン、テレポートで網にいれたタブンネを店の裏に送って」
後俺たちをポケモンセンターまで送ってね、仲間のポケモンをモンスターボールに入れるとテレポートでポケモンセンターについた
店員「あー…疲れた、後はあれを持ってくだけか」
これから俺は毎日このいい仕事をする事になるだろう
強引だが終わり
最終更新:2015年02月18日 20:52