3に分岐
私は驚いて信じられなかったが、キョウスケの言ったことは今までで助言してきたとき凄く助かる機会が多く自分の幼馴染だから信じることにした。
「…ごめん。続けて」
『ああ、分かった。ありがとな。…でなそこにはな父母と男の子とタブンネのごく普通の家庭だったんだ。』
「『だった』?」
『ああ、実はなタブンネを飼い始めるまでは普通だったんだ。だが、その父はタブンネ愛護団体に入ってから変わってしまったらしい。』
「タブンネ愛護団体てタブンネを虐待から守る為に結成されたあの団体?」
私はありえなくて仕方なかった。あんな正しそうなことをやっている団体が?とてもだが関連性が無いように思えた。
『そうだ。その父はなそこの会員になってから変わったらしい。』
「でも、何で?」
『俺も知った時驚いたが、どうやらそれにのめりこみ過ぎて会社はクビになり夫婦関係も悪化して男の子とも良くなくなったみたいだ。』
『それだけじゃない。沢山無計画に孵化をさせて餌代は増える。躾もろくに出来なくて近所にも迷惑がかかった。』
『そのせいで、近所にも冷たい視線で見られるようになり管理人に注意された。…更に借金まで出るようになった。その時みたいだ母と男の子が夜逃げしたのは。あと、その次の日に愛護団体を強制退会をさせられたらしい。』
『それでな、やがて一ヶ月以内に出て行くことと借金を払うように言われてな。…そして一ヶ月後に管理人と借金取りが来た時家に入ったときタブンネ達は居なくなった。まるで神隠しのようにな。だが、その時外から悲鳴が聞こえてベランダの方を見たとき…父は死んでいた。自殺をしたみたいだ。』
『そして、足元を見たとき遺言があってな。最初は自分の家族のことについての懺悔が書かれていたが、後半になるにつれて近所とタブンネと管理人と借金取りについての恨みが書かれていた。』
キョウスケはライブキャスター越しに深呼吸を一回して『…長かったが、そういうことがあった部屋だ。それでも住みたいか?あと、付け足しだが、タブンネは未だに見つかってないらしい。』と言ってきた。
私はそういうことがあった驚きとその躾もろくに出来ず周りに迷惑をかけ人のせいにした男に対してとそのタブンネに対して少し同情しようとしたが、私に対してやってきた精神的に嫌がらせですまないことをしたタブンネにも怒りを感じた。
「…その後どうなったの?」
『その後は当然他の住人に知られたが、黙認させられた。で、父は自分の家族に知らされたらしい。借金は全部その家族が払って解決した。部屋はしっかり祓いをしたが、タブンネだけは無理だった。結局、どうしようもないから隠蔽されたままあのままだったということだ。』
『で、どうするの?俺としては絶対に危ないと思うよ?』
私は当然引っ越すことを決めたが、ある疑問を感じた。
本当にそれでいいの?もし仮に私が引っ越したら今の状態に解放されるかもしれない。でも、私みたいに何も知らなくてその部屋に住んだ人は私と同じ目にあう。…私の答えは決まった。
「…引っ越すけどあることを済ましたらね。」
『おい、それはどういうことd』
私はライブキャスターをきった。
私はあることをするために調べながらポケセンに向かった。
「タブンネ虐待愛好会 グッズ 霊 」
私はライブキャスターでそう調べたらすぐに商品のページを見つけた。
どうやら人気で値段も高いが在庫はあるようだから私はそれをお気に入りに登録してポケセンの電話を使った。
私は母親に連絡してある三体を送ってもらうようお願いした。元々私は子供の頃はトレーナーでそれなりの実力があった。
とりあえず私は適当に言って三体を引き取った。
「ピジョット。ここまでお願い。」
私は外に出て早速ピジョットにそう言い地図を見せお願いした。
ピジョットは私に会えて喜んでいたが真剣な表情をしている私を見てすぐに引き受けた。
ーーー
AM12:00
色々と準備を終えて私はマンションに帰った。…だが今までと様子が違った。
「何これ…?寒い…。」
今までにない寒気を感じた。このまま部屋に入るとよくないことが起こりそうだから先に残りの二体ーーシャンデラとヨノワールを出した。そしてシルフスコープを使い部屋を全部調べて最後の子供部屋を調べようとしたら
バタン!!
ドアが勝手に閉まった…。
そして写真の前にタブンネ達がいた。身体中ボロボロで耳と尻尾と腕がない親らしきタブンネと様々な虐待で痛めつけられた子供のタブンネ達がいた。…全部夢の中で見たタブンネ達だった。
そして私がいることに気づくと私の方にタブンネ達が向いた。親タブンネの目は夢の中で見た通りサファイアの目は真紅のルビーになっていて腹も同様さされまくれ腸が出ていた。子タブンネ達は鞭で沢山痛めつけられた、硫酸責めにされ身体中火傷だらけで腕と足が溶けている、顔を集中的に殴られボコボコになって額がさされまくったなど様々な方法で痛めつけられた子タブンネ達がいた。全員(子タブンネ七匹ベビンネ六匹)目が真っ赤になっているが、生きている物に対して怨みを込めた目つきで私を見た。
「(しまった…。)」
私はタブンネ達の目とあってしまい動けなくなってしまった。そして「ミ"ィ…ミ"ィ…。」と近づいて来るタブンネ達。死者にとっては恐ろしいシャンデラとヨノワールがいるのにその表情はまるで余裕そうな表情だった。だが、シャンデラはタブンネ達の思惑通りにさせなかった。
「シャーーン!!」
危機一髪シャンデラが熱風でタブンネ達に攻撃をして私は助かり金縛りから解放された。
タブンネ達は熱さに「ミイィィィィィ!!?」と顔を歪め悲鳴をあげ床を転がりまくっていた。
「(私はこんな奴らに二週間精神的に苦しめられていたのか?)」
私は目の前にいるタブンネ達を見て思った。そしてドス黒い気持ちが沸々と湧いてきた。
「シャンデラ!!タブンネ達に熱風!!」
私は目の前のタブンネ達を許せなかった!!最初はこの部屋で起きた事件に対して同情したが、何も関係ない私に自分達が虐待されている光景をずっと私に擬似体験させ寝不足にさせた!!もしもキョウスケが教えてくれなかったら私はずっとタブンネ達に苦しめられたであろう。こんな奴らシャンデラに食べられるぐらいでは絶対に甘い!!…そして私は熱風を喰らい耳障りな悲鳴をあげるタブンネ達にあるものを出した。
「アッハァ!!ざまぁないね!!…でも私はこれぐらいでは済まないぐらい精神的苦痛を受けたんだよ。だから…」
地獄以上の苦しみを味わって☆
私はシャンデラに子タブンネとベビンネを全員口の中に吸い込んでもらった。吸い込んでシャンデラがモグモグするたびに「ミギャァァァァァ!!!」「チギャアアアアアアア!!!」と絶叫を上げる子タブンネとベビンネ。元々死んでいるから死ぬこともなく熱さで苦しんでるだろう。親タブンネは子タブンネ達を助けようとするがヨノワールにボコボコにされていた。私は虐待愛好会から買った「地獄ジオラマ」を取り出して電源をつけた。
「シャンデラいいよ。」
私は笑顔でそう言いシャンデラに吐き出して貰った。するとまるでボールの中にポケモンを戻すかのようにタブンネ達をジオラマの中に入れた。
『ミ"ィ…?!』
ヨノワールにボコボコにされている親タブンネ達が自分達の子供を吸い込んだジオラマを見る。私はそこでジオラマの
スイッチを入れた。
『ミィミィ♪ミィ♪』
中からタブンネ達が喜んでいる声が響いた。中は広々とした牧草みたいになっていてそこにはじゃれあったり昼寝をしたり沢山のオボンを貪りついている子タブンネ達がいた。それは正しくタブンネの理想郷で天国だった。
『ミ''ィ…ミィミィ♪』
親タブンネは子タブンネ達が無事なのを安心した。
「大丈夫。あなた達の子供はずっと楽園に過ごせるよ。もちろんあなた達も
と思ってた?」
私はすぐにスイッチを押して地獄に変えた。ジオラマの中は天国から白い砂が敷き詰められた上に針の山や赤い蝋のようなものでできた血の池、
ノコギリ付きの寝台や三角木馬などの拷問器具のミニチュアなどがある地獄に変わった。
『ミィ?ミィミィ?』
子タブンネ達は天国から地獄に変わって戸惑うが一匹のベビンネが突然ミキサーに入った。
『ヂィーー!!ヂィヤアアアアアア!!!』ガリガリ
生前にされていた虐待を思い出したのか絶叫をあげミキサーを引っ掻くベビンネ。
ガーーー!!
『ヂィギャアアアアアアアアア!!!』
ミキサーは無慈悲にもベビンネをピンク色のペーストに変えた。
『ミィ…ミィイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!』
子タブンネ達は騒然とし始めた。だが次々と拷問器具でやられ始めた。鞭打ち機でバシバシと打たれるもの、早い速度のベルドコンペアに乗り高速で回る凹凸のあるローラーにミンチにされるもの、順番に体の部位を鋸で切られたり皮を剥がれるものなど様々な方法で虐待され始めた。スピーカーからは生前の虐待を思い出しものすごく絶叫が響いている。当然元々死んでいるから原型なくやられた子タブンネやベビンネは元の形に戻りまたやられている。
「ミャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
ママンネは子タブンネの様子を見て号泣してパパンネは震えた。
『ミッ…ミギィー!!』
パパンネは怒りに震えて突然私に向かって突進をするかのように近づいてきた。
「シャンデラめざめるパワー(格闘)。」
『ミ"ギャアアアアアア!!』
私に攻撃をしてジオラマを取り上げる魂胆だったみたいだかワンパターンにもシャンデラのめざめるパワーをくらい絶叫をあげた。にしても霊になっても格闘技は効くんだなと思った。
私はジオラマのスイッチを押し映画を見るような感じに設定した。
「まあまあ。そんな慌てないでよパパンネ。じっくりあなた達の子供の拷問ショーを楽しみましょう。」
私は子タブンネ達の絶叫が響く中笑顔でヨノワールに拘束され無理矢理見させるようにした親タブンネに言った。
ーーー
「あー、面白かった。」
私はそう言い親タブンネを見た目を反らしたらシャンデラの炎を浴びていたため火傷まみれになっていて目はずっと悔しさを込めた眼差しで私を見ていた。だが、ママンネが許しをこぐように『ミィミィ!!ミィ!!』と土下座をしてきた。パパンネも力ではかなわないことを思ったのか同じようなことをしてきた。
「へー。でもさなんでこうなったと思う?あなた達は確かに悪くないとは思うけどさ無関係な私に手を出したのはあなた達でしょ?手を出したら仕返しをされる。当然のことでしょ。自分達がやっても大丈夫だと思った?」
それとさ
「所詮タブンネはタブンネ。あなた達は死んでも一生遊ばれるだけの玩具なんだよ?」
私はそう言うと自分達の立場が逆転して『ミギャアアアアア!!!』と泣きながら悲鳴をあげる親タブンネ。…そろそろ飽きたな。
「大丈夫。子タブンネ達は私が責任とって引き受けるから。だからあなた達は安心して本物の地獄に行ってらっしゃい。」
私がそう言うと泣きじゃくるだけの親タブンネをヨノワールが掴んだ。そしてヨノワールの後ろに暗黒空間が出来上がった。親タブンネは本能的にあの空間が危険だと思い今度はまるで子供のことではなく自分達が助かるように媚びながら命乞いをする親タブンネ。泣いたり悲鳴をあげたり忙しい豚だと思った。
「このジオラマとは違い本物はそれ以上だと思うけど、まあ
頑張ってね。」
こいつ等に情など与える必要性などない。私は無慈悲にその命乞いを無視した。
『『ミィ!!ミィミィミィ!!ミィミィ!!』』
よっぽど行きたくないのか必死に抜け出そうとする親タブンネ。だが、ヨノワールの力は強くタブンネ如きの力で抜け出そうなんて無理な話だった。
『『ミィア…!!ミィ…!!ミィアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!?』』
その夫婦共々の慟哭とともに親タブンネは見えなくなった。
「終わった…。」
私はそう思うと力が抜けて寝てしまった。それでもその夜はぐっすり眠れた。
ーーー
「ん…。」
私は朝日を浴びて目を覚ました。隣りにはよりそってヨノワールとシャンデラが眠っていた。
時間を見ると十時になっていた。私は慌てて引っ越す準備をして不動産に向かった。その日の朝はいつもより明るかった。
私は引っ越すことを伝えると以外にも従業者はあっさり認めた。今は事前に調べておいた家賃三万のアパートに引っ越した。やがて遊園地のバイトに復帰し不眠症も回復した。あと、私はタブンネを虐待する快感に病みつきになり隠れ趣味でタブンネ虐待愛好会に入会しタブンネを様々な方法で虐待をして死後も虐待をするなど充実な毎日を送っている。
私は虐待愛好会の活動を終え家に帰りジオラマにイヤホンを差し子タブンネ達の虐待を鑑賞しながらあることを思い出していた。
私はマンションに出る前に管理人にも伝えてマンションを出てふと後ろを向いたとき私は忘れることが出来なかった。
管理人の隣りに体は血まみれで目は白目を剥きただただ私のことを見つめていた男の視線を…。
【happy end…?】
最終更新:2015年02月20日 17:24