俺の家の庭にはオボンの木が植えてあるのでたまに野生のタブンネがやってくる
この間もタブンネが物陰からこちらを伺っていたので餌付けすることにした
ポフィンを放ってやる
投げる動作に驚いてすぐに逃げ出したが、しばらく見ていると戻ってきて恐る恐るポフィンの匂いをかぐと、引っ掴んで逃げて行った
次の日もタブンネはやって来た
昨日と同じようにポフィンを投げてやると、今度は逃げずにその場でポフィンを食べ出すタブンネ
更にもう一つ投げると、こちらを見て「ミィミィ」と嬉しそうに鳴き、ポフィンを拾い上げてどこかへ行ってしまった
さらに翌日
器にポケモンフーズを盛って与える
フーズをカリカリと食べるタブンネに少し近づき、しゃがんで観察してみる
タブンネは最初は警戒して逃げようとする素振りを見せたが、俺が何もしないので安心したのかまた近づいてきてフーズを食べ始めた
そこで、手渡しでポフィンを与えてみる
警戒するかと思ったが、あっさり受け取ってくれた
次の日、いつものようにやってきたタブンネに、こっちへ来いと手招きする
指に生クリームをつけてタブンネに近づけると、タブンネは俺の指を温かい舌でペロペロと舐めてくれた
全く警戒する素振りを見せないので、そのまま舌を掴んで引っ張った
タブンネは俺の突然の行動に驚いて逃げようとするが、がっちりと舌を掴まれているので逃げることができない
早速画鋲を取り出して舌に突き刺してみる
「ェゥゥ、イヒィィィ!!!!」と間抜けな叫び声が漏れた
2つ、3つと刺して行くと、そのたびに「アアアアァァァァァ!!!!」という絶叫が響いた
最後に舌を引っ張って上を向かせ、用意しておいた熱湯を口に注ぐ
「ヴォヴォヴォヴォォォォ!!!!ウゴゴゴ!!!!」
手を離してやるとタブンネは「アガァッ!!!ミィッ!ミヒイイイッ!ウッ」とゲロでも吐くような体勢で咳き込んだ後、一目散に逃げて行った
最終更新:2014年06月20日 00:23