毎日涙を流す町民達を後目(しりめ)に町長の顔は常に笑顔だった。
人が毎日大勢訪れるので、相当儲かっているようだ。
「まさにタブンネ様様だなぁwwwwww」と町長はつぶやいた。
そこへ、町民たちがやってくる。
町民「もう限界だ!タブンネのせいで私たちの暮らしは大きく壊れてしまった。」
町民「私のポケモンを返してよ!全部タブンネと町長のせいだ!!」
町民「町を壊した大嫌いなタブンネの糞尿の世話なんかもうしたくない!」
町長「そんなに辛い想いをさせていたのか・・済まなかった。」
町民達「町長!!」
町長「これでタブンネ達を許してくれんか?」町長はそう言うとお金を渡してきた。
町民「お金だけ渡されても困ります!もうここでの生活自体したくないんです!」
町長「足りなかったかな?」と町長はお金を倍にして渡してくる。
町民達は絶句した。お金の事しか見ていないこの町長に。
自由に町を散歩する事・子どもが外で遊ぶことが出来なくなり、色んな物が壊され、色んな物が犯されたこの町に対し絶望してしまったのだ。
町民「・・・・もう、いいです・・・」町民は辛そうな声で言う。
町長「そうかwwwそうかwww解ってもらえて結構だよwHAwwHAwwwHAwwww」
町民達が出て行くと、町長はつぶやいた。
「結局金がありゃいいんだろうにwwwタブンネちゃんみたく上手に物乞いすればもうちょっと上げたんだけどなwww」
そのつぶやきを、町民達は聴いてしまった。怒りがどんどん湧いてくる。頭に血が登ってくる。町民達は完全に限界に達していた。
町民たちは全員復讐することを誓った。昔タブンネにエサを与え可愛がってしまった人達はずっと後悔し続け、皆に泣きながら土下座して謝っていた。
町民たちは、「まぁ最初は仕方ないよ。それを言うなら何もしなかった俺らも同罪だからね。」皆そう言って彼らを許した。しかし町長だけは絶対に許さない。と一人がつぶやくと、皆同時に大きく頷いた。
さて、どうやって復讐しようか皆は考えた。その復讐のやり方と、かかる資金などをそれぞれが考えながら、3日に一度会合し、話し合っていった。
それからの我慢は、それまでの我慢とは違った。今までは家族の為、お金の為、町の為と希望が無い状態だった。しかし今は違う。
皆の怒りをどれだけ上手くタブンネ達にぶつけられるかを考えながらの我慢だった。
以前は媚びた笑顔と声を聴いて腹が煮えくり返っていたのに、今はその笑顔と声を聴くとうれしくなってくる。
目の前の醜い贅肉の塊の笑顔を潰せるんだ。媚びたお強請り声を悲鳴に変えられるんだ。と考えると、自然と町民達に笑みがこぼれた。
①タブンネの住処はどこか?
②タブンネの捕獲方法はどうするか?
③どこで復讐するか?
④どのように復讐するか?
課題はまずその4つだった。それらについて話し合いを進めた。暗くなってきたので、今日はお開きとする。
その帰り道、町民達の前に子タブンネを5匹連れたタブンネが居た。
子タブンネ達は警戒をする素振りも見せず、こちらに擦り寄って来る。町民達は仕方ない、復讐までの我慢だ。とその子達を笑顔で撫でた。
母親だろうか?その親タブンネも媚びるような目付きと鳴き声を発しながらでこちらによってくる。
撫でてやると嬉しそうな声を発した。子タブンネを撫でていた町民が、誤って子タブンネを爪で引っ掻いてしまった。
子タブンネは驚いて「ピィ!ピィ!」と泣き叫んだ。母親タブンネの顔が強張り、引っ掻いてしまった町民にとっしんした。
レベルが低いとはいえぶくぶくに太ったタブンネの一撃で、町民は尻餅をついてしまった。
母親タブンネは心配そうに子タブンネを見ると、無事なのがわかって安心したようだった。
空気が悪くなり、タブンネは子タブンネ達を連れて、町の外へゆったりとした足取りで出て行った。
突き飛ばされた町民の友人が親タブンネを殴ろうとしていた。いや、むしろ殺そうとしていた。
- 「これだ!」突き飛ばされた町民がニヤリと笑いながらつぶやいた。その言葉がなければきっと友人は殺していたであろう。
町民「もう少し時間くれるかい?いい方法見つけたよ。腹は立ったが、害獣共を苦しませる素晴らしい案が浮かんだから良しとするよ。」
町民達は今日の会議に使っていた家に戻り、再度話し合う。そして、先ほど思いついた事を皆に話すと、皆が賛成した。今日居ない町民達も喜んで賛成してくれそうだ。
④どのように復讐するか?という課題はとりあえずクリアとなった。課題③の場所・使える道具・協力者により、変わる事になるので④の具体的な事は最後に決まりそうだ。なのでとりあえず。と表記することにした。
次の日、いつものように清掃員の仕事をする農家の人が居た。腹が立つが、これからすることを考えると、全く苦にならなくなっていた。
お昼頃の事。観光客にエサをもらいすぎて嘔吐していたタブンネが居た。こんなのの処理も清掃員の仕事だ。今は我慢だ・・・
目の前嘔吐にまみれた豚を渋々ながらも洗ってやった。そうすると、タブンネは笑顔で「ミィミィ♪」という鳴き声を発した。
きっと、こちらを良い人だ!と思った・・・・・んじゃなさそうだ。
タブンネの媚びた笑顔と、媚びた鳴き声をずっと聴き続けた結果、少し感情が読み取れるようになっていたのだ。
今のは媚びたり、単純に嬉しいだけの声じゃない。
この汚い糞豚はは「使えそうな人間を見つけた♪」という鳴き声だった。心の底まで醜いんだな・・と考えつつ、それを顔に出さないように笑顔で返す。
タブンネは腹をさすり、何か食べたそうな顔をしていた。食い過ぎて吐いたのにまだ食べ足りないつもりか、この豚は。頭の中も醜くいんだなぁ・・と思った。
ふと、課題①タブンネの住処はどこか?を思い出した。「笑顔で木の実を持ってきてあげるから待っててくれるか?」と言うと、タブンネは「ミィミィ♪」という声で鳴く。
農家の人はニヤりと笑いながらエサ売り場の方に行く。そして、大量にまぜた超がつくほどの強力な下剤入の飲み物を用意し、タブンネの方に持っていった。
タブンネは喜び、それをあっという間に平らげた。
タブンネは甘ったるい臭いのゲップをして、こちらに礼も会釈もせずに歩いて行く。本当に醜いだけの生物だ。自分が上とでも思ってるのか?と考えつつ、そのタブンネをゆっくりと追いかける。
タブンネはまた腹を抱えた。くぎゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~ぐっきょぉぉぉぉという、水っぽい醜い音も聞こえた。そしてタブンネは振り返る。そして「ミィミィ・・」と囁くような声で鳴いてきた。
この声は媚びるときに使う声だった。助けてくれ・・ってか。
とりあえず清掃しやすい所で糞尿をさせる。そして、また洗ってやる。汚いが・・・計画のために我慢だ。
タブンネは少し悲しそうな顔をしていたので、頭を撫でてやる。「ミィ♪」という鳴き声を発しながら腹を抑えていた。
農家の人「お腹の具合悪いんだね。今日はもうお帰り。具合がよくなったらまったいっぱい遊びにくればいいんだよ。」
タブンネは「・・・ミィ・・」と少し悲しそうな声を発する。
農家の人「おてて繋いでいってあげるから、お家に帰ろう。」と言ってあげると、タブンネは「ミィ♪」と少し嬉しそうな声を発した。
ゆっくり少しずつ町の外へとタブンネと出て行く。草むらから離れ、木々が生い茂る所にタブンネ達の集落はあった。規模はかなり大きかった。
ここに皆居るのかい?とタブンネに聴くと、「ミィ♪」と声を発した。今のはYESの鳴き声だな。
ここに穴蔵や、藁、草で簡素な寝床を作っていたのだ。どいつもこいつもも殆どぶくぶく太っている。タマゴも沢山ある。子タブンネも大勢いた。周りを見渡してみると全部でざっと200は居た。
タブンネは昼行性だ。にも関わらずこれだけの数が住処に溜まっているということは、町や他の所にふらふら出かけていたタブンネを合計すると、最低でも500は居るだろう。
考え事をしていると、ミィミィ甘えてくる子タブンネ達に囲まれていた。計画のためにこいつらと仲良くなっておくか。。沢山撫でてあげる。沢山抱っこしてあげる。
暗くなってきたので、今日はここまで。といい、手を振った。子タブンネ達はミィミィ泣きながら手を振ってきたが、あの介抱してやった糞と嘔吐にまみれたタブンネはこちらを見ることもなく寝ていた。
とりあえず課題①住処の位置はどこか?をクリアした。課題②の捕獲についても、子供やその親に信用された自分が役に立ちそうだと考えつつ、町に向かっていた。
意外とあっさり復讐の準備が進んでいった。これからの展開を考えると笑わずには居られなかった。
彼はとても良い笑顔で帰路につく。途中ですれ違うタブンネ達は彼の来る方角を見て少し何かを考えたようだが、彼の笑顔を見ると安心したのか、皆笑顔で返し集落に帰っていった。
次の会合では人が多く集まる事ができた。今まで見なかった顔がちょくちょく居る。
復讐方法と、判明した住処の位置、そして皆の意見をまとめつつはなしを進める。
町民A「幾ら何でも数が多すぎるな・・・そんなに居るなんて。」
町民B「全くだ。俺らの生活が犠牲になってやつらを肥させている状態なんて腹が立つだけだな。」
農家A「気持ちはわかるが、今は課題について話そう。課題②は、楽しい所があるよ~とか言いって誘導すれば大丈夫だろう。」
農家B「だなwあいつら本当に無警戒だし、余裕でいけると思う。残る問題は③どこでやるかだな。」
農家C「なら、今は使われていない工場と、結構でっかい土地があるぜ。そこどうだい?」
他全員「え?」農家Cは家族の具合が悪く、ずっとCが介抱していたので今までの会合には来たことがなかったのだ。
農家C「あれ?皆知らなかったのか?俺の爺ちゃんがやってた所だよ。町の外れの方にあるんだけど結構でかかったみたい。かなり前だけどね。元々俺の家は農家じゃなかったらしいんだ。今の町長が嫌がって、廃業させられたらしい。」
町民A「やりたい放題だな・・あの野郎。それは何の工場だったんだい?」
農家C「・・・だよ。町長が猛抗議してきたっていう理由が今ならなんとなくわかる気がする。」
農家C「皆来てみるか?親父も殺る気になっているから見せられるよ。」
皆が期待に膨らませて顔を緩ませつつ、Cの実家へ向かう。
そしてそこへ到着し、中へと入る。
町民A「これなら収容できそうだな!防音もしっかりできてそうだ。」
町民B「しかし設備は動くのか?というか、使い方わかるんか?」
農民C親父「それなら大丈夫。私が知っているよ。昔やっていたからね。だが、ちょっとしっかりしたメンテナンスや、テストを行う必要があるから少し手伝ってくれると助かる。」
皆「はい!喜んでお手伝いします!!」
皆の士気は大きく上がった。
いよいよピンクの豚共復讐する準備がほぼ揃ったのだから。
そして、その工場のメンテナンスと中の掃除・道具の調達等で、3日程の時間がかかった。
後はテストのみだった。
町民達にとってさぞ待ち遠しかった3日間あったろう。
復讐の時がもうすぐそこまできているのだ。
テストが上手く成功すれば、後は町長と桃色の糞豚共に復讐するだけなのだ。
テストは実際にタブンネで行う。工場のそばでタブンネと遊ぶ者、中でテストと拷問をする人と2チームに別れることにした。
外でタブンネと遊ぶ物は外部にタブンネの絶叫が聴こえないかをチェックすることが仕事であった。工場内の防音はかなりしっかりしているそうだが、念のためにテストをすることとした。
もしも中での絶叫が聴こえるようならば、表情を変えて逃げるだろう。その場合は叫ばないようにムーランドにタブンネの喉を食いちぎって貰う事にした。
テスト用のタブンネは、睡眠薬入のオレンの実を食べさせ眠ったところでボールに入れ、工場の中で出す事にした。ボールを3個用意し、
町民達がタブンネを町の人目につかないところに誘導し、オレンで眠らせ捕まえていった。簡単すぎて拍子抜けした。
工場内の一部屋にタブンネが入った3個のボールと今日は非番でテストに参加できた人達が揃った。皆大切な木・大切な畑・大切なポケモンを殺された人達だった。
一斉にボールからタブンネ達を出す。耳障りなイビキをかきながらタブンネ達はぐっすり眠っている。これから起きる惨劇をほんの少しでも考えたら絶対に出来ないような気持良さそうな寝顔をしている。
タブンネ達2匹を縄で縛った。少し重かったが、よく寝ているので簡単に縛れた。たぷたぷの贅肉が縄で網目のようになっていた。実に醜い光景だ。
縛らなかった一匹は最初に拷問する。縛らなかった理由は、タブンネがどれくらいの力なのかをチェックするためであった。
町民達の待ちに待った復讐が今始まる。
縛っていないタブンネの顔に熱湯をかけ、目を覚まさせた。
「ぐがぁ・・・ごぉ・・・・・!!ミ゛ッギァ!ブミ゛ィィィィィィ!」
気持よさそうな寝顔とイビキから一転、絶叫をあげながらタブンネは目を覚ました。今まで幸せそうな顔しか見ることが出来なかった肉の塊が苦しむその様子はまさに滑稽の一言だった。
タブンネは真っ赤になった顔を短い手で抑えていた。「ブミィ、ブミィ。。」と普段の媚びる声とは全く違う醜い声で息を切らしていた。
自分の置かれている立場がわからないのか、タブンネは怒った顔をして「ミ゛ィィィィィィ」と町民の一人に殴りかかってきた。
しかし「ミ゛ビャ゛ッ!」という声を発しながら壁に向かってタブンネは吹っ飛んだ。
町民はタブンネの短い手で殴られる前に、たぷたぷに膨らんだ腹に向かって渾身の蹴りを喰らわしていたのだ。
「弱い。こんなに弱くて醜い害獣共のせいで・・・」
蹴飛ばされたタブンネは「ウ゛ボォ゛ウ゛ェェェ」と水温が混じった実に汚らわしい声を吐きながら、消化不良の実と胃液と血を吐きながらうずくまって腹を抑えていた。
町民はうずくまったタブンネの後頭部に思い切りかかと落としをした。「ミ゛ギィ゛ッ」と絶叫を言い終わらないまま嘔吐にまみれた床に顔がのしかかる。そのまま後頭部を踏みつけた。タブンネは短い手足で無駄にもがいていた。
その姿も実に滑稽であった。町民達は笑いながらその姿を見ていた。
縄で縛ったタブンネ達はまだ寝ている。自慢の聴力とやらは全く役になっていないようだ。
ポケカバリーチャンネルで見た通りだ。
町民達が寝ているタブンネ達にも熱湯を顔に沢山かける。
ミ゛ッギャ゛ァァァァァァァ!ミ゛ィィィィィ!ミ゛ミ゛ミ゛ーーーーッ゛!!
それぞれ醜い声で絶叫し、目を覚ました。そして熱湯をかけてきた町民達を真っ赤にした顔で睨み付けている。迫力なんていう物は一切感じなかった。縛られたタブンネは皆叫び続けていた。
抵抗できないタブンネ達を殴りたいけどほんの少し我慢し、先ほどの嘔吐まみれのタブンネを皆で暴行することにした、その光景を見せて、泣きさばせたかったからだ。
「汚れた体を綺麗にしてあげよう。」と呟き、熱湯を大量にかぶせた。
「ミ゛イ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛」今度は全身を真っ赤にしながらタブンネは叫んだ。叫びすぎたのか、「ミフィ、ミフィ、」と少しかすれた声で息をしていた。
タブンネは「ミィ・・・・ミィ・・・」と媚びる声をしてきた。助けてくれと言いたいのだろう。町民達は笑顔になった。その笑顔を見たタブンネは安心したのか、ため息をついた。
その瞬間、町民の蹴りが顔面に見事に炸裂した。「ミ゛ギ゛ッ!」またタブンネが叫ぶ。そして仰向けに倒れた。鼻が潰れたタブンネはもう豚の顔のようだった。。
その豚にしか見えないタブンネを皆で沢山殴り、蹴飛ばした。熱湯をかぶせたせいか、肌が敏感になっているようだ。タブンネの体は傷だらけだった。
殴られてる間ミ゛ッギァ!ミ゛ッギァ!ミ゛ッギァァァァァ!と叫び続けた。そして20分ほどリンチされ続け、タブンネは倒れた。
縛られたタブンネ二匹ははその光景を見て、目をまん丸にしながら震えながら黙っていた
倒れたタブンネを、縛ったタブンネ達のすぐそばに蹴飛ばして運んだ。
倒れたタブンネを押え、両目に超激辛のマトマソースを注入した。
「ミ゙グビァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙」ものすごい絶叫を上げるタブンネ。タブンネは立ち上がり、目を必死に擦りながら部屋をウロウロとしている。
目に注入口を入れておもいっきり注入したのだから、こすった程度でマトマソースが取れるわけがない。この世のタブンネとは思えない絶叫をあげながら必死で目を擦るタブンネの姿を見る町民達はすごい笑顔だった。
楽しい。タブンネを苦しませる事がこんなに楽しいなんて!皆がそう言い、苦しむタブンネを殴る・蹴るの暴行を加え、倒す。倒したタブンネの口を無理やり開き、喉の奥にも激辛のマトマソースを注入した。
「ミ゙ィ゙ヴォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙」またもすごい絶叫を発しながらタブンネは大暴れした。その姿を見ていた縛られたタブンネ達は、恐怖に震えていた。しかし何故か震えながら笑っているタブンネがいた。
本当に恐怖のドン底に落ちると笑うというやつか。気味が悪いので、顔を思い切り蹴飛ばしておいた。血を噴出させながらまだ笑ってる。気持ち悪いのでそのまま置いておいた。
やがて、マトマソースで大暴れしていたタブンネは倒れた。肩で息をしている。まだ死んだわけではなさそうだ。
「こんなに早く死なれても困るしなw」笑いながら町民は言う。そして熱湯を今度は顔以外の体にぶっ掛ける。
「ミ゙ブィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙!」かなり掠れた声になっていた。また暴れたが、先ほどまでと違いかなり弱々しかった。
そろそろ仕上げにすることにした。
タブンネを抑えた。暴れるが大分体力を消耗していたらしく簡単に抑えることができれた。まずハートの形をした腹の立つ足を、大きな金槌で何度もおもいっきり打った。
「ブビ゙イ゙ィ゙ィ゙ィ」タブンネは醜い声で叫び続ける。。もう他者に媚びる事だけに特化された声ではなくなっていた。足がぐちゃぐちゃになったところでもう片方も同じように潰す。
再び絶叫するタブンネ。顔は旅行者に可愛いと褒められていたような顔ではなくなっていた。縛られたタブンネ達も同様であった。
続いて両手を潰した、それが終わるとタブンネは叫び疲れたのか、「ヒヒュァァァァ」という声になっていた。
タブンネは赤い涙を垂らしていた。その表情はものすごい苦痛と恐怖に満ちていた。その顔を見た町民は、耳障りすぎるし、ちょっと飲ませてやるか。
そう言い、熱湯をタブンネの口に入れた。タブンネは「ミ゙ギョ゙ァァァァ」と叫ぶ。少し喉が潤ったようだ。
タブンネを再び抑えつけ、刃物を取り出した。そしてタブンネの腕目がけて振り下ろした。
「ミ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙」タブンネが叫ぶ。そこにマトマソースを塗ってみる。タブンネはさらに絶叫してくれた。
同様のやり方で四足を全て切断する。その間ずっとタブンネは下品な声で絶叫し続けた。
切断した四足は縛ったタブンネ達に向けて投げた。。血塗れになっているシッポも要らないので引き抜き、縛ったタブンネ達に投げ捨てた。縛られたタブンネの恐怖に満ちた顔がたまらなかった。
さて、これからは工場のチェックをする。元々の本題はこちらだったのだが、ついついそれを忘れてしまう程の楽しさをタブンネは教えてくれていた。
C父は今までの光景にとても満足し、ダルマ状態になったタブンネの首をつかみ、町民達と一緒に違う部屋に入った。縛られたタブンネはそのままにしておく。きっと恐怖に震え続けているんだろうな。
ダルマタブンネを沢山あるテーブルの内の一つに乗せる。そして刃物を持ち、タブンネを横から線を引くように切った。
血と叫び声が口から出てくる。「ミ゙ギ゙ッ!」と掠れた声で叫ぶ。C父は刃物の持ち方をかえ、毛皮を少しずつ剥いでいった。
「ミ゙ブィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙!」叫び続けるが、C父は変わらずに皮を剥いでいった。
- そう、ここは毛皮を加工する工場だったのだ。Cの言っていた広い土地とは、タブンネを放牧するための土地だったのだ。
若者でなくともこの工場があったことを知らない人は多い。ここら辺には野生のタブンネが居なかったのだ理由はそれだったのだ。だから皆はタブンネを珍しがったのだった。
タブンネの皮は完全に剥げた。血ダルマの状態でもタブンネはまだ生きている。恐ろしい生命力だ。特性が再生力でもないのに、野生とは到底言えない甘ったるい環境で育ってきたこのタブンネがこれだけの生命力があるのだ。町民達は少し驚いていた。
もう一つ驚いた事があった。普通の人でも大嫌いな生物であろうと、こんな状態になったら普通はもうやめたげてよぉ!と言うだろう。しかし彼らは・・・・そう、タブンネによって壊されていた。
Cの父は生身の状態になったタブンネを大きな箱の中に投げ入れた。その箱はエレベーターのようになっていて、工場の奥にある部屋までボタン一つで持って行ってくれる物だった。
ボタンを押し、箱を奥に送る。町民達も奥の部屋へと足を運んだ。
奥にある部屋はとても広かった。この部屋はタブンネを食肉として加工する所だった。先ほどの箱がボタンを押されるまで待っていた。そこには赤いボタンと青いがボタンがあった。C父が赤いボタンを押すと、
箱からまだ息をする血だるまのタブンネがベルトコンベアに移動させられ出てくる。
ベルトコンベアに流され、にタブンネは穴の開いた箱に入っていく。「ビボァァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙」と今日一番の絶叫と、グチャグチャという音を上げていた。
静かになったなぁと思っていると、中から解体されたた何個かにバラされた肉の塊が流れてきた。骨は肉の塊には無かった。
C父「本来なら先に首落としておくんだけどね。まぁ上手く作動するかのテストだし、どうせこいつなんて食べないしいいよなぁw」と笑って言った。
この箱の中の中身は、食用動物の自動骨剥離装置だったのだ。科学の力ってスゲー!
「どうやらここまでは大成功だね。それじゃ青いボタンも試そうか^^」皆と笑って縛ったタブンネの元に行く。
Cの父は縛られたタブンネの触覚を掴んだ。するとタブンネ達の顔がみるみる内に真っ青になり声にならない絶叫を上げ、糞尿を垂らした。
まだまだテストは終わらない。否、終わらせない・・・
触覚を掴まれ、青ざめた顔をしたタブンネ達を見ると、何か違和感があった
- そうだ二匹とも顔が普通なのだ。(普通と言っても人から物を媚びるような表情では無くなっていたが。)
先ほど笑っていた方は気持ち悪いので殴った。それで顔を殴り、血を流していた。今見ると血の跡しかない。
こいつの特性は再生力だったのか!再生力のタブンネの見分けが付くように、全身の毛を刈る事にした。
糞尿で汚れていたので消毒も兼ねてタブンネ達に大量の熱湯をかけ洗ってあげた。「ミ゙イ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙」全身を真っ赤にしながらタブンネ達は悶えながら絶叫した。
町民たちはタブンネ達を硬いタオルでゴシゴシと拭いてあげた。「ミ゙グッ~~゙゙ミ゙ギィ~~゙゙」タブンネ達は泣き喚くほど嬉しかったらしい。
再生力のタブンネの縄を解き、カミソリで丁寧に・・・してあげるわけがない。
町民達に抑えられ、乱雑にカミソリで毛を剃られる再生力のタブンネ。「少しでも動いたら目玉ほじくるよ」その言葉に恐怖し、震えるだけしかなかった。
全身の毛を刈るとなんとも情けないというか恥ずかしい姿のタブンネが出来上がった。鑑を見せると物凄く恥ずかしそうな顔をしている。とても面白い光景だ。
もう一体のタブンネは縄を外さずに虐待することにした。町民たちは二匹のタブンネを暴行した。
タブンネ達は最初は媚びた声で「ミィ・・・ミィ・・・」と上目遣いで許しをこいていた。しかし、許されるわけがなかった。
町民達に虐待され続け、「ミ゙ブィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙!」「ミ゙ッギァァァァァ!」とタブンネ達は沢山叫んだ。
それは暴行の音と絶妙に絡み合い、とても聴き心地の良い音楽となっていた。
どれくらいの間暴行していたのだろう?タブンネ達はもう原型が無くなるほどボコボコになっていた。
二匹とも過呼吸になり、掠れた声で喘いでいる。さっきまで居たタブンネのように熱湯を飲ませてあげる。
「ミ゙ヴォ゙ォ゙ォ゙ッボホッ゙ブベェ゙」醜い咳をしつつ、少し喉が潤ったようだ。
とりあえず再生力のタブンネはまた体力が戻るので、
青いボタンの実験台には毛の有る方のタブンネにすることになった。
両手と両足を抑えつけ、金槌で何度も打つ。
「ミ゙ブィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙!」という鳴き声とズドン!、グチャ!という音が鳴り響く。
四足を破壊されているタブンネは酷い顔になっていた。一方全身禿のタブンネは耳を短い手で必死に抑えながらうずくまっていた。
四足を完全に破壊し終える。次は切断する。
町民の一人がニヤリと笑いながら皆に言った。「どうせなら全身禿に切らせないか?」
皆も思わずニヤリとした。大きめの木の板と釘を沢山持ってくる。ぐちゃぐちゃになったタブンネの両手足に、木の板に固定されるように沢山の釘を刺した。
釘を軽く手に指すと、「ミギィッ!」という声を上げた。まだ神経は無事らしい。釘に向けて金槌を一気に振り下ろす。
「ミ゙ボァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙」とタブンネは叫んだ。釘と一緒に手を更に潰してしまったらしい。まぁいいか
暴れるタブンネをしっかり抑えながら、その手に何本もの釘を刺していった。
釘を指すたび、金槌を振るうたびにタブンネは絶叫した。
それを四足全てに施し、タブンネが動けなくなる。顔は涙と涎でぐちゃぐちゃになっていた。
全身禿のタブンネは叫び声をなんとか聴かないようにしようと耳を必死に抑え続けていた。そのタブンネに渾身の蹴りをおみまいする。
「ミ゙ギョッ!」タブンネが吹っ飛んだ。タブンネは脇腹を抑えていた。フリーになった耳を掴んで磔にされたタブンネの所へ放り投げる。
全身禿はその姿を見て愕然とした。そして、磔の隣にある銀色に光る物が目に写った。
銀色に光る物を町民が取り、タブンネに渡す。そして、耳にささやいた「これで磔にしたタブンネの手足を切れ。」
その声を聴いたタブンネは目をまん丸にして驚き、「ミィィィィィィィィ」と首を横に振りながら叫んだ。
「やらなかったらお前もこいつももっと苦しむ事になるけどいいのかな?」と強い口調で言うと、タブンネの首の動きは止まった。
「やり方教えてあげるよ」と、町民は銀色に光る物をタブンネから分捕り、磔の右足首に当てた。
町民はそれを縦に挽いた。「ビギャァァァァァァア」磔のタブンネはまたも叫ぶ、暴れようとするが、磔にされているので自分を苦しめる事にしかならなかった。
その道具は挽く事で、タブンネの足を少しずつ切り裂いていった。それは鋸だったのだ。
全身禿はその光景を震えながら見ている。そして骨に達した所でタブンネに鋸を渡した。
「さぁやってごらん。これを挽くだけの簡単なお仕事だからね~」町民は笑顔で言う。
全身禿は震えながら最初は首を横にし、拒否していたが、町民に殴られるとゆっくりやり始めた。
ただでさえ力のないタブンネが、長い暴行によって体力がかなり消費されている状態だった。素早く鋸を使えるわけがなかった。
ゆっくりと足首の骨を削っていくそれは、磔にされたタブンネにとって地獄でしかなかった。
「ミ゙ビァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙」という絶叫がずっと部屋に鳴り響き続けた。
全身禿は泣きながらなんとか右足を切り終えた。そして磔にされたタブンネの顔を見てしまう。その顔は憎悪にまみれ全身禿を威嚇するように見ていた。
全身禿はそれを見て震えていた。町民達はそれを見て、更にタブンネの事が嫌いになった。何故か?ー自分ではかなわない者には媚びる事しかしないくせに、自分と同等以下の者だけにしか怒りを当てられないその醜い習性にイラついたのだった。
腹の立った町民は、全身禿にもう一本の足もやるように命じる。全身禿はまたゆっくり少しずつ、磔の残った一本の足を鋸で削り始めた。
その間に町民は、先ほど虐待したタブンネに使った激辛のマトマソースを用意していた。
その激辛マトマソースを、磔にされたタブンネの傷口に大量に塗りたくなった。
「ミ゙ブィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙!」と叫ぶ。少しかすれた声だった。耳障りなので、マトマソースを沢山口に入れ、テープで口を縛った。
その時のタブンネの表情は血走った目を見開き、とても良い表情になっていた。
全身禿は泣きながら少しずつ少しずつ足を削っていく。その作業中磔にされたタブンネは「ン゙ム゙ュ゙~~~~」と篭った声で叫んでいた。
それが延々と続いた。両足が削り終わると、次は手の番だ。
全身禿を狂気に満ちた顔で見つめる磔の顔は、腹がたつが、全身禿の恐怖と涎と涙にまみれた表情と「ミヒィ・・ミヒィ・・・」という鳴き声に満足していたので別によくなった。
両手足とお別れしたタブンネは暴れた。しかしサッカーボールを蹴るような足取りで腹に渾身の一撃をぶちかまされる。壁に激突し、ダルマタブンネはおとなしくなった。
「次は毛皮を剥いでやる」町民の一人が小さな声でつぶやいた。
毛皮を剥ぐ部屋にダルマになったタブンネを持ってきた。全身禿も連れてきて、見せつけることにした。
今度は別の人がやってみることになった。Cの父に指導してもらいながらやることになった。、
素人に毛皮を剥がれるその激痛は、プロとは比較にならないほど強烈な物だった。
まず横に線を引くように切る。これは割とスムーズにいった。タブンネは口をふさがれたまま、「ン゙ム゙ュ゙~~~~」と篭った声で叫び続けていた。全身禿は涙を流し、震えながら見ている(見せている)。
しこしここからが難しい。Cの父はスムーズに皮と肉を分離させていったが、町民がそれをやろうとすると、肉を裂いたりして、いびつな形で切れてしまった。タブンネはいつしか叫ばなくなっていた。泡を拭いて気絶したようだ。
Cの父がレクチャーして見せた。とても滑らかに切っていくその姿はまさに職人だった。泡を吹いてるタブンネを軽く叩く。すると一瞬目がキョロキョロした直後「ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙ーッ゙」と体を揺らしながら叫び続けた。全身禿の恐怖に満ちた顔がたまらなかった。
叫び続ける肉の塊をよそに、今度は内蔵をとることになった。下腹部を切り裂き、タブンネの内蔵をこれまた見事に取り出していくCの父。その間タブンネは白目を向きながら更に大きな声を閉じられた口の中で叫んでいた。
内蔵をとると、さすがにもうと思ったが、叫んでる。町民たちは愕然とした。まだこのタブンネには意識があるのだ。その恐ろしすぎる生命力に少し震えた。
全身禿に再び鋸を渡す。タブンネの首を切りとれ。と冷たく言う。逆らうことが出来ない全身禿は、またゆっくり、少しずつタブンネの首を刳っていく。
タブンネはもう叫ぶことが出来なくなっていた。事切れたようだ。泣きながら首をなんとか切り終える全身禿。既にその目に光は無くなっていた。
そして骨と肉だけになったタブンネだったものを箱の中へと投げ入れた。そしてボタンを押し、奥の部屋へと肉塊を送った。
タブンネの首の触覚と全身禿の触覚をきつく縛っておく。全身禿も縛り上げ、暴行していた部屋へと蹴り飛ばし、放置した。全身禿の表情は絶望という一言がお似合いだった。
部屋をかえ、青いボタンを押すと、ベルトコンベアが作動し、先ほどとは違う穴に入っていく、そして、その肉は出てきた。ミンチになっていた。青いボタンは食用動物の自動骨剥離装置と自動でミンチにしてくれるボタンだったのだ。
先ほどと同じように生きたままそちらに送っても良かったのだが、どの道自動骨剥離装置に先に入り、死んでしまうのだ。なら掃除が大変になる事を、わざわざすることはない。
テストは大成功だった。
長い間ずっと運動した後に新鮮な生肉の塊を見て食欲が出ない者は居ないだろう。先ほどは食べないつもりだったが、今までの贅沢で裕福な生活をしていたタブンネの肉だ。さぞかし美味しいのだろう。と誰かが言うと、皆が喉を鳴らした。
工場内の調理室でタブンネの肉塊と、ミンチになった肉を食べてみることにした。内蔵はかき集め、ゴミ袋にしまっておいた。
ミンチはハンバーグに、肉塊はそのまま鉄板で素焼き、軽い塩のみで食べてみる。味は・・・・
微妙だった。食べられないという程でもないけど、普段食べているタブンネの肉とはなぜか味が違った。食感は霜降りになっていたので口のなかでとろけるような食感だったのだが・・・
『屑肉』と言われる所以がわかった気がする。しかし、あれだけやりたい放題にしてぶくぶく太ったタブンネの味がこんなもんとは少しおかしい。
せっかく無駄に多いタブンネの使い道があったと思ったのに・・・と皆ため息をついた。しかし一人の町民が「気になるから調べてくるわ。」と言ってくれた。
味の方は彼に任せ、残った屑肉と内蔵と、全身禿をどうするか考えた。
とりあえず今日は大分遅くなっていたのでお開きとすることになった。全身禿はそのまま放置・・ではさすがにかわいそうなので、食事をさせてあげることにした。
食べさせる物は・・・屑肉の塊と、ミンチと、二体のグチャグチャになった四足である。
それらを大きめのミキサーで混ぜて、無理やり開かせ、全身禿の口に少しずつ流しこむ。タブンネは「ミ゙ヴォ゙ォ゙ォ゙ッボホッ゙ブベェ゙」と汚い声を上げ、腹を何度も痙攣させながらそれを飲んだ。
町民達は全員体が偉い臭いを発すことになっていたので、工場の備えつけのシャワールームとCの実家のお風呂を使用させてもらい観光客やタブンネ達に怪しまれないようにした。
工場内部では狂気に満ちた事が起きていたが、
外部はどうだろうか?シャワーを浴びた町民が外に出ると、外は暗くなりはじめていた。
しかしタブンネは未だに外部のチェックをする町民と戯れていた。あれだけの絶叫が聞こえてなかったらしい。
工場の防音設備が素晴らしいのか・・タブンネという生物が全てにおいて無能なのか・・・
タブンネは出てきた町民がものすごく良い笑顔をしていたので中で楽しいことがあったの?と言いたいようなジェスチャーをしながら「ミッ♪ミィ~♪」と媚びた声を出した。
町民は更に満面の笑みになり、「じゃあ、キミも一緒に遊ぼうか。」と答えた。タブンネは喜んで「ミミィ~♪」という声を発しながら笑顔で小躍りをしながら中に入っていった。
しかし、その笑顔は一瞬で終わることとなる。拷問をしていた部屋に連れられたタブンネは、絶句した。
全身の毛を剃られ、口には生臭い何かの液体がこびり着いて涙と鼻水が大量に出ている縛られたタブンネと触覚に縛られる阿鼻叫喚の表情をした、タブンネの頭部を見てしまったのだ。
その光景を目の当たりにしたタブンネは少しの間を置いて、「・・・ミ゙ミ゙ミ゙ミ゙ミ゙ィィィィィィィ!!」と叫んだ。そして軽くでは済まない暴行を町民達にされた後縛られ、全身禿の隣に放置される事となった。
部屋は後から入れられたタブンネの寂しそうに泣く声だけが虚しく響き続けた。
しかし、その声は虚しく反響するだけだった。
この日以降、非番の町民とポケモン達が工場へと足を運ぶ。タブンネ達を暴行し、ストレスを発散させ続けた。
中で暴行され続けるタブンネ達は地獄でしか無かったであろう。再生力の全身禿は毎日暴行され続ける。それ以外にも刃物で切られたり刺されたり、至る所の骨を折られたりと、色んな事をされていた。いっそ死んだ方がマシだっただろう。
再生力を持たないタブンネは暴行され続け、死にそうになったら毛皮を剥ぐ練習台にされ、絶叫し続ける。肉は生き残ったタブンネのエサとなった。
工場の外で遊ばせていた実験台は、遊んでもらった人にたっぷり可愛がってもらい、たった一日で死んだ。一日中沢山遊んでもらって信頼をしていた人に暴行されたタブンネの表情や、絶叫はとてもストレスの発散に役立ったそうだ。
死んだタブンネが出た時は、町から睡眠薬入のオレンの実で釣り、捕まえる。捕まえては暴行し続けるというループが起きていた。
こんな地獄がそばにあるにも関わらず、町に来るタブンネ達の数は一向に減らなかった。むしろどんどん増えていった。居なくなっていく仲間に気づかないのだろうか?
どうせ気づいたところでここのタブンネ達に野生で暮らす能力は一切ない。近隣の実の生る木は、タブンネに採り尽くされていたのだ。タブンネ達はどの道この町に来るしか生きる事ができない状態だったので全く問題はなかったのだが。
町民達は、たまに来る旅のトレーナーさんにお願いして、あるポケモンを捕まえてきて欲しいと依頼していた。
ポケモン達を手に入れた町民は、ポケモン達に少しでも慣れてもらうため、タブンネとバトル(一方的な虐待)をしたり、肉を食べてもらって、慣れてもらった。
普段美味しいタブンネの肉をたべている人間からしたらここのタブンネの肉は屑肉でしかなかったが、野生で暮らし続けたポケモン達にとってはご馳走だった。
ポケモン達は町民と、とても信頼し合った関係になることができた。
こんな日々を送り続けて、町長に復讐するチャンスを町民たちは狙っていた。
怒りと復讐心に満ちた町民達と言えど、わざわざ町まで来てくれている観光客に迷惑をかけることはしたくなかったので、すぐに復讐することはしなかった。
しかし、復讐をしなくとも町民や、ポケモン達は皆笑顔だった。
非番の日はタブンネ達を思う存分暴行出来る。腹の立つタブンネを見つけたら、その場で捕まえ、非番の日に暴行することも、虐殺することも可能だからだ。
最終更新:2014年06月24日 20:22