とある田舎の農場、ここではタブンネを使った珍味が生産されています
畜舎の中に並んでいるのは木の板から首だけ出した子タブンネたち
口には金属の管が入れられてます
「この管から粥状の超高カロリー飼料を寝るとき以外ずっと流し込み続けるんです」
子タブンネたちの間から「アグァ、アグァ」という苦しそうな声も聞こえてきます
「吐き出す寸前のギリギリの量を計算して注入しています
タブンネたちのお腹はずっと満タンのままです、お腹が空くと言うことを一生知ることはないでしょう」
このまま2ヶ月ほどまったく運動をさせずに飼育されます。次に、タブンネを捌く所を見てみましょう
こちらが成長したタブンネ、タプタプと太って腹の肉で足が隠れてしまってます
通常この月齢のタブンネは体重15キロほどですが、ここのタブンネは50キロにもなっています
こうなるともう自分の足で歩くことができません
タブンネたちは両手を縛られて宙吊りにされ、職人のおじさんにより腹を割られます、分厚い白い脂の層をさくさくと切り開いて行きました
神経が鈍いのかタブンネは切られた3秒後くらいに「ミッブィアガガガガ!」と悲鳴をあげます
おじさんは気にせずに内蔵を手でまさぐり、真っ白な肝臓を取り出しました
タブンネは白目を剥いてギチギチと歯軋りしながら赤い泡を吹いています
この白く脂ぎった肝臓が珍味・「タブンネフォアグラ」です
取り出されたフォアグラは蒸し器で蒸された後、真空パックされて出荷されます。
タブンネラードでソテーして食べると最高に美味しいのです
ちなみに、肝臓を取り出されたタブンネは腹にあるタブンネラードを搾り取られたあと
腹を適当に縫い合わされ、山奥に捨てられます
捨てられたタブンネは歩くことが出来ないため、野生ポケモンの餌となります
最終更新:2014年07月08日 00:26