緊急手段

「うう~!トイレトイレ!」
ポケモンを探してる途中で急に便意を催し、近くに公衆トイレへと急ぐ
しかし途中で限界を迎えてしまい仕方なく草むらの中ですることにした
「…ふう、あ!しまった」
糞をしてから紙がない事に気づいた
しかも尻たぶにまで広がるようなタチの悪い下痢糞…
拭かずにズボンを履くのは人間として不可能だ
「ミィ?」
そんな時、草むらからタブンネの子供がひょこっと姿を見せた
糞まみれの尻を見られるのは相手がタブンネとはいえ恥ずかしい…
ふと、子供タブンネの柔らかそうな毛並みに目が止まる
ふわふわして気持ちよさそうだ…
背に腹は代えられない、私は素早くサッとタブンネを捕まえた
「ミィッ!ミィッ!」
子タブンネは手をつっぱって自分を握る手から脱出しようとしてるけど
気にせずにタブンネを使ってお尻をきれいにする
フワフワしていつも使っている安トイレットペーパーよりずっと気持ちがいい
「ミィィ!!ミィィ!!」
タブンネの抵抗もなかなか気持ちいい、
顔の部分がでこするとフガフガと息が当たる
お尻がすっかり綺麗になってタブンネを見てみると
きれいな毛にビチ糞がまとわりついて見るも無惨な姿になっていた
全身が臭いのが嫌なのかミィミィ鳴きながら小さな手でごしごしと拭っている
私はタブンネを糞の上にベチャリと捨ててその場から離れた
「ミイイイ!」
親タブンネの声が聞こえたので戻ってみると
親タブンネが糞まみれの我が子を泣きながら舐めて綺麗にしようとしていた
周りには沢山のまだよちよち歩きの小さな子タブンネもいる
私は母親が気をとられてる隙に子タブンネたちをお菓子でおびき寄せ、
リュックに詰めてダッシュでその場を去った
家のトイレに備え付けるためだ
これからはトイレットペーパーじゃなくてトイレットタブンネを使おうっと
最終更新:2014年07月17日 00:34