ある日、一人の少年が森を歩いていると一匹のタブンネが現れて「ミィミィ♪」と鳴きました。
普通の人なら「可愛いなぁ」で終わらせます。しかしこの少年は違いました。
なんとポケモンの言葉がわかるのです。彼はしっかりと聞きました。
あのタブンネが「汚らわしい人間、さっさと可愛らしいこの私にあんたが持ってる食べ物全部を置いて消え失せなさい」と言ったのを。
少年は怒りました。一方タブンネは
「ミッミッ(どうせ人間風情は私たちの言葉も聞き取れない下等生物だからこんなこと言ったって怒んないよね)」と言います。
少年の怒りは頂点に達しました。まずタブ…屑の腹を思い切り蹴ります。当然屑は蹴られると思っていなかったので驚くばかりです。
「誰が下等だ!てめぇの方がよっぽど下等だろこのゴミ虫が!」「ミィッ!?」
まさかポケモンの言葉を理解できる人なんていないとばかり思っていたタブンネは更に驚きます。
タブンネは慌てて説明します。
私は昔、トレーナーに虐待され、そのままここに捨てられました。
それ以来人間が苦手になって、向こうがこちらの言葉が分からないのを利用して悪口を言ってました
ただのストレス発散だったんです。まさか聞かれるとは思ってなくて…
少年はそれを聞いて「じゃあ家に来るかい?」と聞きました。
タブンネは触覚を少年に当て、優しさからの行為だと理解し、「はい!」と言いました。
少年の家につきました。少年は「ただいま。みんな、肉便器つれてきたぞ!」と叫びます。
タブンネは驚き、そこであの優しさは自分へのものではなく彼のポケモンへのものだと理解します。
タブンネは無理矢理奥の部屋に引きずり込まれました。
まっていたのはようせいグループの♂達。
なんで?とタブンネが聞くと
「俺はね、その言葉が嘘か本当か分かるんだ。仕草で。君のは真っ赤な嘘だったよ」
と少年は返します。
タブンネが先ほど言ったことは本当のことでした。しかしタブンネは『嘘を吐くときによく無意識に行われる仕草』をわざとしていたため、
この情報を信じきっている少年には嘘としかうつらなかったのでした。
「涙を誘って許して貰おうなんて汚いね。タマゴ?大丈夫。みんなのご飯になるから」
そしてタブンネは毎日犯され、タマゴを産んでは食われるのでした。
めでたしめでたし
最終更新:2014年07月19日 09:32