ダンボールハウスでママと一緒に暮らす子タブンネちゃん
しかし怪我をして帰ってきたママは動けなくなってしまいました、
子タブンネちゃんはママに水を運んできてあげたり、残飯を持ってきたりと甲斐甲斐しく世話をしています
しかしうんちやおしっこの始末がどうしてもできず数日たつと近所で異臭騒ぎがおきました
原因がダンボールハウスだと気づいた近所の人は段ボールハウスに火を付けます
ゴウゴウと燃える段ボールハウス、母タブンネは子タブンネを慌てて脱出させました
物陰に隠れて、ママとおうちが焼けていくのを見ているしかありません
火が消えて、燃えカスが掃除されるとおうちがあった場所には黒い焼け跡しか残りませんでした
子タブンネちゃんは全てを失いました、残ったのは、脱出の際に慌てて持ってきていた毛布だけです
子タブンネちゃんは焼け跡を離れ、別の空き地で毛布にくるまって眠る事にしました
一人で寝るのは寂しくて、何度も泣きそうになりましたが
毛布に残っていた母タブンネの匂いが、心を慰めてくれました
しかし、先住の野良スカタンクがやってきて毛布に屁をぶっかけ
ママの匂いも消えて毛布は再起不能になってしまいましたとさ
最終更新：2014年07月21日 16:42
