お父さんと遊ぼう

おや…?
ゴトゴトと音を立てて卵が揺れ始めた。
この卵は近所のタブンネさんから貰ったものだ。
卵にヒビが入り始める。ヒビはだんだん大きくなっていき、ついに…
パカッ! 卵が孵って可愛いタブンネちゃんが生まれた!おめでとう!
「ミッ?」
目の前のタブンネちゃんは初めて見る外の世界に驚きと戸惑いを感じているようだ。
「ミッミッ!」
しかし僕の顔を見ると愛らしい笑顔で元気に鳴き始めた。
「初めまして、僕が君のお父さんだよ」
「ミッミッ!!」
喜んでくれているようだ。とっても嬉しい。
「じゃあタブンネちゃん、一緒に遊ぼう」
「ミッ!」
屈託の無い笑顔はまるで天使のようだ。
僕は幸せな気分に浸りながら机の上に鉛筆を一本立てた。よく削られて尖っている。
「ほらタブンネちゃん、高い高ーい」
「ミミミ、ミッミッ♪」
僕はタブンネちゃんの尻を掴んで片手でゆっくり持ち上げると、一気に降り下ろし、鉛筆に脳天を叩きつけた。
「ミッ?」
タブンネちゃんはトロいから何が起きたのかわかっていないようで首を傾げたが、すぐにやってきた痛みに叫びを上げた。
「ミャアアアアッ!!」
タブンネの眉間に鉛筆が突き刺さっていた。
「可愛い可愛い」
「ミュイッ、ミ、ウミミ」
脳まで達しているのか、鉛筆をグルグルかき回すとネンブタは舌を垂らしながら両目を明後日の方向に向けた。
僕は何だか目の前のピンクいのが気持ち悪く思えてきた。薄汚れた尻を強く掴んで醜い頭を何度も机に叩き付けた。
「ブギィッ!ミヒアア、ア、アア……」
そのうちグブンと汚い音を立てて鉛筆が糞豚の頭を貫通した。
糞豚は白目を剥いていて吐き気がしたので金槌で鉛筆ごと頭を叩き割ってとどめを刺した。
それでも不愉快だったので踏んづけてから庭にぶん投げてバットでミンチになるまで念入りに打ち据えると殺虫剤のスプレー缶を置いて火を付けた。糞ゲロは木っ端微塵に爆滅した。
死ね、くたばれキモゴミ。くたばれ。
最終更新:2014年08月11日 22:52