茹でタブンネ

タブンネをモンスターボールから出した。
「ミッ!ミッ!」
体を洗ってあげるよと言い、まず大きな鍋に水を入れ、タブンネに入ってもらう。
「ミイ♪」
喜んで自分から入るタブンネ。それを温める。
「みいー♪」
タブンネは風呂に入ってる気分で気持ちよさそうだ。しかし、しばらくして違和感を感じるような顔をする。
何時までたっても温度が上がり続けている事に気付いたようだ。
「ミイ?!‥ミィィ‥」
タブンネは熱がってるようだ。よし、そこからが本番だ。
タブンネを入れたまま蓋をした。
「ミィブブブブ‥・!!」
タブンネは苦しんでる。頑張って鍋から出ようとするが、蓋で塞がれて出ることが出来ない。
「むぃぶぶっ、ぶぶっ‥‥‥」
必死に蓋を退かそうとするするタブンネ。しかし短い手足で出せる力などたかが知れていた。
徐々に動きが鈍くなり、終いには動かなくなった。 しばらくして蓋を開けてタブンネを出した。
タブンネは溺死していた。体は煮え切っていて皮膚は元々のピンク色から赤に近い色になっていた。
最終更新:2014年08月15日 13:26