空き地を通りかかるとタブンネが茂み中で横たわりスウスウとうたた寝をしていた
ヒマだからちょっと虐めてやるかぁ♪
こっそり近づいて、まずはコンクリートブロックで両足にズガンズガンと
「ミキィーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
絶叫と共にガバッと飛び起き、わけが分からないといった様子でキョロキョロするタブンネ
「よう」「ミッ?ミッヒ!!?」
タブンネは目を見開いて驚いている、寝てるときにいきなり足を潰されて混乱しているのだろう
慌ててに立ちあがって逃げようとするが、両足が折れているのでべシャリと倒れてしまう
すかさず片手を掴み、コンクリートブロックをタブンネの手の甲に当てがう
「ヒィィィィィィィィィ…」ブルブル
タブンネは激しくバイブレーションしながらイヤイヤと首を横に振っている
俺は一気に振りかぶり、コンクリートブロックでタブンネの手を腕ごと叩き潰す
「ミギィッ!」
んん~?今潰したのは左腕だろお~、右腕も同じようにして欲しいんですねwわかります
「ビャガァ!」
両手両足が無くなったタブンネは芋虫のようにグネグネと体をくねらせて痛がっている
「チィチィ…チィチィ…」
「ミィィ!!」
ん?茂みの奥の方から何か聞こえてくるぞ~?、よく見たら一か所だけ草が固まっている所がある
俺がそこに近づくにつれ母タブンネの顔がどんどん青ざめていき、「ミッ!ミッ!」と必死に俺を威嚇する
はい、予想通りべビンネちゃん×3GETだぜ!ポーカーフェイスも大事だぜ、タブンネちゃん
俺の腕の中でチーチー鳴きわめいてプルプル震えちゃって可愛いねぇwさてどうしてくれようかな~♪
オッ!いい物がある、大きな錆びたスコップだ!
ざくざくと50センチくらいの穴を掘って… はい、べビンネちゃんを生き埋めにしちゃいまーす♥
チィー!チィー!と助けを求めるベビンネちゃんにドサドサと土を大量ぶっかけ!
「ウガァッギヤアアアアア!!」とママンネちゃんは猛抗議!
誠に申し訳ございませんが、ベビンネちゃんたちは俺に見つかった罪で土へと強制送還させていただきますw
ほらほらママンネちゃん、べビちゃん達が土の中から「ヂィ…ヂィ…!」ってお別れの挨拶をしてくれてるよ~w
「ミィ…ミィ…」
あらら?芋虫のようにベビンネちゃんの埋められた地点に這い寄るタブンネ改めママンネちゃん
手も足もオシャカさんなのにどうすんのん♪ ほぉ~ら、どんなに地面を掘ろうとしても腕がグニグニ曲がって痛いだけw
「ミィィ~ガリガリ…オェッ…シャクシャク」
おおー!なんと口で土を掘ってわが子を助け出そうとしているじゃないか!さすがママンネちゃん、母親のかがみ!
ううーっ、感動のあまりおしっこが出ちゃいそう!、
せっかくだからタブンネちゃんが掘りやすいように土を軟らかくしてあげよう♥
ベビンネちゃんを埋めた場所に狙いを定めて… ジョボジョボジョボジョボ… ふぅ、すっきり!
「ウミィ…」
うはwタブンネちゃんが上目づかいで俺を見上げてる!
目に涙をいっぱい浮かべて、泥だらけの歯をキリキリと食いしばって
「どうしてこんな酷い事が出来るの?」と言わんばかりに俺を悲しげに見つめてるぅ~
なぜならそれは君がタブンネちゃんだから☆ ママンネの顔面にスコップをフルスイング!
「ビベェ!」 あらら~、歯が10本近く折れちゃって掘りにくくなっちゃったねw
「ヂ…… ヂ……」
でも鳴いてる場合じゃないよ、ベビンネちゃん達の声がどんどん小さくなってくよ~!
ハッとしてウェッウェッと臭いに邪魔されながらもぐもぐと土を掘っていくママンネさん
砂をかむシャリシャリという音がとても心地よい
だがしかしぜんぜん掘り進む事はできず、いつしかベビンネの鳴き声も聞こえなくなる
そしてママンネが掘った穴が20センチほどの深さになった時…
「ウッ…エグッ…ミッ…ミィィィィィィ~~!」
ママンネは突然掘るのをやめ、口からよだれと血が混じった泥をボトボトこぼしながら
目からブワワっと涙を溢れださせ、エグッエグッと鳴き出した
…そうか、俺には聞こえなかったがベビンネちゃんの心臓か呼吸音をママンネは聞き取っていたんだな
そしてそれが聞こえなくなったとw、いや~おしっこ混じりの泥まで口に入れたのに残念でした♥
ママンネちゃんの絶望の嘆きを背に俺は空き地を後にする。あ~スッキリした♪
最終更新:2014年08月25日 01:34