俺の手元には今一匹のタブンネがいる
576のタブンネらしいが煮るなり焼くなり好きにしていいらしいので好きにさせてもらおうと思う
のんきなものだ、これから何が起こるかわかってないタブンネは笑いながらこちらに自分のアピールをしている
さながら「私ってかわいいでしょ?」と言ってるような感じだ、非常にウザい
俺は工具箱の中から電動ドリルを取り出す、木材に穴をあける用のドリルだ
それをへらへらと笑っているタブンネの足にあてがい、そしてトリガーを引いた
ドリルが回る音と共にタブンネの足にドリルが入っていく
さっきとは一変して「ミギャアアアアアアアアア」と悲鳴をあげるタブンネ
穴があき終わった頃にはタブンネは憔悴しきって息を荒げていた
俺はもう一つの足にドリルを当てる
すると今度は這って逃げだそうとした、まぁ当たり前だが
だけど逃がさない、弱ってるタブンネなんて簡単に捕まえられる
足をしっかりと掴む、じたばたともがくタブンネの腹にナイフで傷をつける、致命傷になる傷ではないから安心してほしい
傷口を押さえて動かなくなったところで俺は再びタブンネの足にドリルで穴を開け始めた
再び叫び声をあげるタブンネ、だがそれに構わず俺はドリルで穴をあける
穴をあけ終わるとタブンネは泡を吹いて気絶していた、通りで途中で叫び声が聞こえなかったはずだ
バケツに水をためて、タブンネの顔をつける
気がついたタブンネはもがきはじめた、俺はタブンネの顔をあげる
ゼーゼーと息をするタブンネ、呼吸が落ち着く前にもう一回水に顔をつけた
再び苦しみだすタブンネ、こうすることによって味が良くなるんだとか
それを数回繰り返した後俺はタブンネを横にした
そしておおよそ直径3センチはあるであろう木の棒を持ってくる
先ほど開けた穴は大体直径0.5ミリ、圧倒的に棒の方が大きい
でもそんなの関係なく俺は力の限りタブンネの左足に棒を突っ込み始めた
先端をとがらせてあるのでぐいぐいと力任せに押してもずれることはない
おおよそマスコット的なポジションのポケモンとは思えないほどの醜い顔と濁声で叫び声をあげるタブンネ
激痛の所為でさっき食べてたオレンの実を吐き出している
でもそんなの関係なくぐいぐいと木の棒を突っ込む、とりあえず左足には入った
タブンネは‥‥どうやらまだ意識はあるようだ、すでに死屍累々だが
俺は手持ちのスボミーを出して悩みの種をやらせる
これでタブンネの特性は不眠になった、眠ることはない、つまり気絶することはないということだ
俺は今度は右足に木の棒を突っ込み始めた
タブンネは叫び声をあげすぎたのかかすれた声で何を言ってるのかわからない
そして突っ込んでいってると血を吐きだした、喉が擦り切れたのだろう
そしてやっと棒が貫通する、これで一応下準備は完成だ
俺はタブンネの足の間の棒に縄をくくりつけて、少し高めの気にもう片方の側の縄をくくりつけた
そして下に着火剤をまいた木を用意する
ヘルガーを出して、火炎放射するように言う
ヘルガーはすぐに火炎放射して、木はあっという間に燃え始めた
パチパチと音を立てて燃え盛るが、その火はタブンネには当たらない
しかしその火から放たれる高温の煙がタブンネを徐々に蝕んでいく
タブンネはゲホゲホとせき込み、弱々しく鳴きながらこちらに手を伸ばす
俺はほほ笑みながらその手に鋏を当てて、力を入れた
鋏の刃がタブンネの手の肉に食い込む、さすがに骨までは断ち切れないが肉は切れたようだ
弱々しく鳴き声をあげるタブンネ
その後タブンネは涙を流しながら絶命した、ただまぁ豚肉は寄生虫が多いからちゃんと火を通しておきたいのでまだまだ燻製は続けるが
そして出来上がったタブンネの燻製をいただこうとするが、そういえば俺は豚肉が嫌いだったのを思い出したのでヘルガーとスボミーの晩御飯になった
二匹はとてもおいしそうに平らげた
おわり
最終更新:2014年08月27日 18:49