誇り高きサンダーバード

僕はタブンネ生まれた時からパパとママにいやしのはどうを教えてもらい世界中の人を救うようにいわれたんだ。
僕たちの種族事態困っている人を放っておけないみたいで傷ついている者をみるとこの身がどうなろうと助けなきゃと思っちゃうんだ!
今日も誰かを救う為に森を探索だよ、んどこかで泣き声が聞こえる僕ら種族のお耳は凄く優れていてどんな遠くの音も拾うんだ、きっとみんなを助けるためにご先祖様がくれたんだね。
現場に駆けつけるとジャノビーさんが泣いていたんだ、走っていたところ木に激突をして大怪我を負ってしまったらしい、僕は精神を集中し(助けたい、癒したい)という気持ちを具現化すると手のひらに暖かい光が宿る
その光をシャノービさんに打つと傷が見る見るふさがる、僕たちタブンネの優しい心”いやしのはどう”だよ、傷が治るとシャノービさんはうれしそうにお礼をいいさっていった、やっぱ助けるということは心が温まる。
その時!僕の耳が悲鳴をキャッチした!僕は急いで現場に駆けつけた。
そこにはサンダーさんが罠にかかっていた、酷い・・・いったい誰がこんなことをどうやらゴム製の網らしく雷撃がぜんぜん効かない、僕が急いで助けようとすると「くるな!」サンダーさんが僕を拒絶する
「俺は伝説のポケモン・・・誰の力も借りるわけにはいかないんだよ!」そっかサンダーさんは伝説という高すぎるハードルをもつポケモン、でも誰も頼れないなんて悲しすぎる・・・
僕はかえんほうしゃで網を焼ききりサンダーさんを助ける「てめぇ!何で助けやが・・!」僕は何も言わずサンダーさんに抱きつく”いいんだよ無理しなくて、つらい時は助け合うのがポケモンじゃないか”
サンダーさんはしばらく黙り込み足で僕を軽く押す「よけいなお世話だよ・・・でも仲間もいいかもな」そういい残し飛び去っていく、いつかサンダーさんの心の闇も癒せたらいいなと僕は思った



「いつかあのサンダーさんとも仲良く過ごせる日が来るといいな」
サンダーさんの言葉を聞いて、僕はそう思いながらその地を後にしようとした、その時だった
「なーんて言うとでも思ったか?」
サンダーがとんぼがえりで僕の所に戻り、鋭いドリル嘴で僕のお腹を切り裂いたのだ!
(ひどい…助けてあげたのにどうして?…)」
「おめでたい豚だ、俺のような伝説ポケモンがこんな罠にかかるとでも思ったのか?お前のような善ポケ気取りの馬鹿をはめる罠だったんだよw」
サンダーさんはそういうと、さっきとは違う網を僕にかぶせ電磁波をかけて去っていった
(こんなこともあるさ、めげずにまた頑張ろう!)
サンダーは僕の火炎放射を見たのに馬鹿だなぁw
そう思い麻痺で動きにくい体に鞭をうち、僕は火炎放射で網を焼き切ろうとした
「あれ?うまく焼けない、それになんだか熱くなってきたぞ」
その網はなんと鉄性の網だったのだ!ポケモンバトルで相手を殺さない程度に調節された火炎放射では鉄網が切れるはずがない
「熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱いミビィャアアアアアァァァァァァァ!!!!!!!!」
僕はおいしそうに網目のついた焼豚になり、ポケモンたちのごちそうとしてその短い生涯を終えたのだった
最終更新:2014年09月06日 13:13