イッシュ地方の大人気者タブンネちゃんがカントー地方にやってくる!
そのニュースは瞬く間にカントー地方に広まった!、そして来日される日クチバの港は人で満開だったカントー中の人、ポケモンが集まっているといっても過言ではないほどだ
アクア号の扉が開きそこから・・・天使が歩いてきた!可愛らしい白とピンクのふわっとした体つき、くりくりサファイヤおめ目の大きな天使のお耳をつけた妖精が歩いてきたのだ!!
「あれが・・・タブンネ」「やば!マジカワじゃんw」「80年いろいろなポケモンを見たがこんな子がおるとは」「もう言葉では語りつくせない可愛さだ!」タブンネが人間たちにメロメロをするとウォー!!っと歓喜に包まれた。
チャンピオンのワタルは遥々来てくれたタブンネの為に1日チャンピオンを譲り、タマムシシティの玩具メーカー社長は「ぜひともタブンネドールを!」と頼み込まれたもちろんタブンネは2つの返事で了承する。
おつきみやまでカントーの妖精ピクシーとプクリンと組み一日限定のポケアイドルを結成したらこれが大盛況だった。
そして最終日・・・事件はおきる、タブンネの可愛さを研究したいと科学者が言ってきたので血液を提供した日のこと、この科学者はコイキングの鱗から龍の遺伝子が存在していることを解明した学者だ。
「こ、このDNAは・・・アルセウス!」タブンネのDNAから神話のポケモンアルセウスのDNAが検出されたのだ!
「そうか、イッシュにはホウオウ、カイオーガ、ディアルガのような神話ポケモンはいない、変わりにタブンネが各地に生息している・・タブンネがアルセウスよりつかわされたポケモンでイッシュを見守っているのかもな」
いろいろと波乱がおきカントーがお祭り気分の中イッシュに帰国するタブンネ、その後姿を熱気と可愛いコールを浴び今日もイッシュを見守りに帰ったのだ、みんな幸せだったよタブンネ!。
タブンネと帰国した翌日、お祭り騒ぎのカントーの新聞を見てみた。気になる見出しは・・・
「イッシュの恥さらし害獣タブンネ帰国」
!?どう言う事だ!?タブンネはあんなに歓迎されていたのに?
気になって続きを見てみる。クチバの港で歓迎してくれた人のインタビュー記事だ。
「あれが・・・タブンネ・・・オェ・・・」「やば!(あの見た目)マジでカワ(イソウ)じゃんw」「80年いろいろなポケモンを見たがこんな醜い子がおるとは」「もう言葉では語りつくせない媚び面だ!」
タマムシシティの玩具メーカー社長は「タブンネドールと言う名のサンドバッグを作ったら多儲け。タブンネ様様だ」と語っている。
次のページにはタブンネのメロメロにウォー!!っと歓喜した人たちのインタビューが載っておりそこには「愛護団体から大金渡されたから仕方なくやった。もう冗談でもやりたくない」と語っている。
タブンネは歓迎されていた訳では無いのか?賄賂だったと言うのか?
驚きを隠せなかったが続きを読んでみる。そこにはタブンネ愛護団体幹部逮捕のニュースとタブンネの研究をした科学者の謝罪文が載っていた
「タブンネにアルセウスのDNAがあると言うのは全くの嘘です。そういわないと研究所を襲うと愛護団体に脅されていました。本当に申し訳ありません。」と語っている。
タブンネにはアルセウスのDNAなんかない!?タブンネはアルセウスよりつかわされたポケモンでもイッシュの守り神でもないと言う事なのか?
他にもチャンピオンのワタル1日チャンピオンを譲った理由を語っており「あの野生を馬鹿にしたとしか思えない見た目はポケモン達への冒涜だ!直視すると怒りが抑えられなくなるとおもったので一時チャンピオンから身を引かせて貰った」と語っている。
おつきみやまでタブンネと組み一日限定のポケアイドルを結成したピクシーとプクリンはタブンネとの活動後突如体調不良を起こしポケモンセンターへ送られたとの事
イベントを見ていた観客は「ピクシーちゃんとプクリンちゃんはかわいかったがタブンネとか言うデブが不愉快で仕方なかった。」と語っている。
「賄賂を渡さないと歓迎してもらえないのか・・・」「タブンネは此処まで嫌われているのか・・・」新聞記事を見た人々は次第にタブンネを愛する自身が無くなっていき、次々とタブンネを野生へ逃がしていった。
その影響でしばらくの間街中に捨てタブンネが溢れると言う問題が起こった。
それからしばらくしてピクシーとプクリンが体調不良を訴えた理由がタブンネの持つ「卑しのこころ」なる特性によるものだった事が発覚する。
数日後。イッシュ政府はタブンネを他のポケモンに悪影響を及ぼす害獣として処分する事を決めたのだった。
最終更新:2014年09月06日 13:17