タブンネ・デモクラシー

深夜のソウリュウシティ、誰もが寝に入っている時間だ。
すやすやと寝ていると、外からミィミィと聞こえてきた。
起きて外を見てみるとタブンネが大勢でデモをしていたのだ。
その数は、親タブンネと子タブンネ合わせて30匹。
タブンネ1「我々、タブンネちゃんに生存権をよこせミィ!」
タブンネ2「それが、民主主義だミィ!」
他タブンネ「そうだミィ!」
そして、5分後
タブンネ1「人間はタブンネちゃんに服従するんだミィ!」
タブンネ2「オボンの実100個よこせミィ!」
他タブンネ1「タブンネちゃん専用のお昼寝場を作れミィ!」
他タブンネ2「それがタブンネちゃんの民主化だミィ!」
子タブンネ達「タブンネちゃん専用の家が欲しいミィ!」
最初は生存権の主張であったが、だんだんと私利私欲の主張をし始めた。

糞豚のくせに権利の主張、そして騒音、しかも深夜にしやがって。
気になって外に出て見ると、タブンネ達がこっちに気づいたのか何か言ってきた。
タブンネ達「人間は死ね、人間は絶滅しろミィ!」
タブンネ達「タブンネちゃんは可愛いミィ」
タブンネ達「タブンネ専用のry」
っと言ってきた、おいおい、最初の生存権の主張はどうした…。
俺は呆れていた。すると子タブンネが何かを投げてきた、とっさに避けて見てみると、それは糞尿であった…。
その投げてきた子タブンネを見てみると、ミィヒヒヒっと笑っていやがった。

非情にムカついたが、この大勢のタブンネ・そして俺はポケモンを持っていない。
俺は、また糞尿を投げてくると思い急いで家の中に入った。
すると外からこのデモの指導者のタブンネが言ってきた。
頭タブンネ「ミィヒヒヒー、タブンネちゃんは最強だミィ、人間は屑だミィ、タブンネちゃんの革命だミィ!」
頭タブンネ「ミィヒヒヒヒヒヒヒー」
っと言って、家の外壁に糞尿を投げてきた、他タブンネたちも一斉に家の外壁に糞尿を投げつけてきた。
クソ、ムカつく、でも丸腰で外にでたらあの糞豚にやられる。
どうすればいい?っと悔しがっていたその時だった。
何台かの大型車の走行音がした、気になって窓から見てみると、警察の特殊部隊であった、大型車は特殊部隊の武装装甲車である。
きっとデモの弾圧に来てくれたのだろう。

リーダータブンネは走って来る装甲車を見た途端、すてみタックルの姿勢を取った、どうやらタックルで装甲車を破壊しようとしてるらしい。
頭タブンネ「ミィヒー!こんな鉄屑破壊してやるミィ!」
っと威勢良く向かった瞬間、
頭タブンネ「ミィギャギャガギゴゲグギャー」
何と、頭タブンネは装甲車の車輪に呑み込まれしまった。
威勢良く向かったのは良いが、走って来る装甲車なので追突してしまい倒れている所を装甲車に引かれたのだ。
ぺちゃんこになって原型を留めない頭タブンネを見て、他タブンネは一斉に糞尿を装甲車に投げつけてきた。きっと頭タブンネを失った気持ちなのだろう。
他タブンネ「よくもリーダーを!人間の癖に!可愛いタブンネちゃんに逆らうな!」
しかし装甲車にそんな攻撃は効かない、装甲車は止まって装備している機銃と機関砲をタブンネ達に向けた。

タブンネ達に向けて機銃と機関砲を発射した、するとどうだろうか今まで糞尿を投げつけていたタブンネ達は一瞬の内に飛び散っていった。
タブンネ達1「ミィグ」
タブンネ達2「ミィギャ」
叫ぶ暇もないのだろう、タブンネ達は弾が当たった瞬間四方八方に肉が飛び散っていくのだから……。
30匹もいたタブンネ達はもう10匹程度に、タブンネ達は急いで逃げようとした、しかし糞豚の速度と装甲車の速度は一目瞭然逃げようとしたタブンネ達は装甲車の餌食にそれでも逃げるタブンネは
機銃掃射と形になった。機銃の音が止み外に出てみた、するとさっきまでタブンネ達が居た道は糞豚の亡骸で染まっていた。
あるタブンネはぺちゃんこに、そして多くのタブンネは銃で粉砕されていた。亡骸ロードを歩いているとミィーと鳴き声が聞こえていた。

それはタブンネだった、1匹無傷であったのだ。タブンネは俺を見て、すてみタックルの体勢を取ったでも、避けられた。
すてみタックルを失敗したタブンネは転び、装甲車から降りてきた武装兵に見つかり俺の目の前で公開処刑された。
タブンネは処刑される前にこう言った。
タブンネ「許してくれミィ、タブンネ専用の家やお昼寝場は要らないからせめて生存権の権利をほしいミィ」
っと媚びた目で言った。
この期に及んでまだそんな事を言うのだから少し驚いた、すると武装兵がタブンネの足にショットガンを放った、タブンネの足は原型を留めていなかった、タブンネはあまりの痛さに白目を向いて気絶してしまった。

しかし武装兵は今度耳にショットガンを放った、気絶してたタブンネは痛さに目を覚まし
タブンネ「ミィギャガギゴグギアアアアー」
っと発狂した。
耳もなく、足も無くなったタブンネはもう糞豚でしかなか
った。
武装兵は飽きて、タブンネの頭にショットガンを放った。
タブンネは原型留めない状態で息絶えた。
警察の特殊部隊のおかげでタブンネ達を倒し、良い夜を迎えられる。俺は警察に憧れて、勉強して何とか合格し、警察の一員となれた。「これもあの糞豚のデモのおかげかもしれない」
っと入隊した新米警察は語る。
ここで一つ
過激なデモは人の支持は得られないし、タブンネがやると弾圧されて生存権の権利を失う。

終わり。
最終更新:2014年09月20日 00:32