タブンネのセメント漬け

青い目にピンクの毛並み。家の大事なタブンネ母子。お腹一杯オレンを食べて母子寄り添って寝る姿は最高だ。
しかし、そんな幸せに満ちた親子の顔を絶望に染め上げたいと思ってならない。それは我慢出来なくなっていく。
ある日、いつもの様にタブンネ母子が「ミィミィ♪」と甘えてくる。もう我慢出来ない俺はママンネを突き飛ばす。
「ミブゥ!?」と怯んだところにマウントポジション。ママンネを殴りまくる。「ミブォ!ミグゥ!ミヒィ!?」
30分殴るとママンネの顔は紫色に腫れあがり、醜くパンパンになっていた。「フィィフィィ…」と苦しそうに息をしながら
子タブンネと共に涙を流し、哀願する。うるさいので子タブンネを水槽に閉じ込める。「ミ!ミィ!?」必死にガラスを叩くが効果無し。
次に鋸を手に取ると、ママンネの足に当てる。「フィ?」そして思い切り挽く!
「グビャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアァアア!!?」

「ヒィヒィ…」両足を切断され、苦痛に歪むママンネ。だが、休みを与えるほど俺は甘くない。
今度は子タブンネに近付く。「ミィミィ」助けてくれるのかと思ったのか子タブンネは媚びる。
俺は水槽の上にある蛇口をひねる。すると灰色の液体が出てきた。「ミヒィ!?」これ、実は水に溶かしたセメントだ。
何が起こったのか理解できないママンネに優しく説明する。「あれはセメントだよ。あのままじゃ子供が固まっちゃうよ。
ママが町内一周してくれたら止めてあげよう。」ママンネは顔を青ざめ、「ミギャアァ!?」と叫ぶ。
しかし、泣きながら助けを求める子タブンネを見るとママンネはゆっくり這い始める。「ミガァアアァァ!?」
足の切断面が道路と擦れ、血の線路を作る。そのたびにママンネは悲鳴をあげた。しかし、子タブンネの悲鳴が焦りを煽る。
「ミッミ!」(ママ―!早く来てよ!死にたくないよ!溺れるよ―!)セメントは子タブンネの足首まで来ている。
子タブンネは絶望の顔で死にたくないよダンスを踊っている。苦痛に呻きながら地面を這うママンネ。
その顔は焦りと絶望でぐっしょりになっていた。

「ミヒィーミヒィ―」ママンネはセメントで固まりつつある子タブンネを救出すべく足の無い体で這いながら町内一周に励んでいた。
「グビィイイィ…」切断面は、地面の砂利で擦り切れ、血の線路を作り続けていた。
「おい!見ろよ、タブンネが這い這いしながら呻いてんぞ。」「ハッハッ!害虫芋虫ンネ!」「道路に血なんか垂らすな害虫!」
すれ違う人々に罵声を浴びせられ、ママンネは恥ずかしくて恥ずかしくて。
しかし、「ミッヒィー!」(ママ―ッ!死んじゃうよ!助けてよぅ。)
助けを求める子タブンネの声がママンネの前進を促す。(はやく助けなくちゃ。私の子が待ってるのよ。)
ママンネは進む血の線路を作りながら。
そのころ、水槽に閉じ込められた子タブンネ。既に液状セメントは首にまで来ており、溺死は時間の問題だ。
ただ、必死にセメントを飲んで、溺れない様に抵抗する子タブンネ。だが、飲んだセメントは逆に体内で固まり始める。
「ミガボゴボ…」しばらくして子タブンネは抵抗空しく体内からセメントに埋もれ、固まってしまった。

「ミヒィミヒィ」日が暮れる頃、ママンネはやっとの思いで家に着いた。(さあ、子供をかえして…。)
「よーし。約束通り返してあげよう。ほら、可愛い子タブンネちゃんだよ。」「ミィ…ミィィィ!」
涙を流しながら子タブンネに近付くママンネ。(ママ、やったよ。よかった。助かって。)
しかし、喜び空しくすぐに異変に気付く。いくら抱きついても顔一つ変えない我が子。ふとママンネに嫌な想像が過る。
恐る恐る触角を子タブンネに着けると、すぐに青ざめ、「ミヤァァァァアアァァァァ!!?」絶望の奇声をあげる。
そう、すでに子タブンネは体内からセメントが固まり、内側からコンクリタブンネとなり、死んでいた。
唖然とするママンネだが、こんなモノでは終わらない。ママンネを鉄棒に耳をくくり付け、ワイヤーに繋がった
子タブンネをママンネの腹のくびれに固定する。要は鉄棒にぶら下げたママンネに子タブンネの重りが加わった。
「ウビャァァァァァァァアア!?」耳と腹の痛みに悲鳴をあげる。そう、最期は拷問処刑だ。

「ウビイウビイ」体内にズッシリセメントが入った子タブンネの重さに耐えかね、ママンネは呻く。
まずは電動ハンドミキサー(泡だて器)をおマンネに刺し込むとスイッチをいれる。
「グビャァァァァァァァァァァァァアア!!?」ママンネの子宮内をハンドミキサーが蹂躙する。
5分ぐらいで出すとミキサーの先端にひっかかった子宮がおマンネからズルリと出てきた。
性器を破壊され、「ミガガァ…」と苦痛に歪み、青い目から涙を流す。お、サファイア発見。抉ってやろう。グリィ!
「ミガガギゴゴゴガァァァァ!?」片目だけだがとても綺麗だ。サファイアは9月の誕生石。7月生まれの俺には違うな。
さて、そろそろ胴体を切断しよう。鋸を持つと子タブンネが繋がったワイヤーの少し上から挽く。
「ビガァァァァァアアァァァァァアア!!?」切られるたびに、コンクリの我が子の重さで、傷が広がる。
「ミギィガア…」背骨がメリメリなっている。6分後、ママンネの体は2つに別れた。「ウビイウビイ…」
重さから解放されたママンネは右目から涙、左目から血をながす。我が子の死体に2つの液体が落ちる。
そのまま絶望に満ちた顔のまま死んだ。その後、セメント漬けにされ、母子の銅像が出来上がった。 
最終更新:2014年10月07日 22:21