因果応報

うちで飼ってるタブンネが卵を持ってきやがった。俺はタブンネを呼ぶとタブンネはすぐに駆けつけた。
そこに拳を叩き込む。タブンネはと言うと何が起こったのか分からないような顔をして見つめてる。
俺はもう限界が来ていたのかも知れない。気紛れでタブンネを飼っていたがコイツは幾ら仕付けても全く言う事を聞かず木の実を与えれば食い散らかし所構わず糞尿を垂れ流し遊びのつもりなのか部屋を荒らし回ったりしていたからな。
憂さを晴らすかのようにタブンネを殴り続ける。
「たぁぶんねぇ~!たぁっぶぅっ!!」一発殴るたびにタブンネの間抜けな悲鳴が上がる。殴り心地もよく実に気分がいい。
「お。そうだ、お前の卵を寄越しな」そう言って俺はタブンネが大事そうに置いている卵を奪った。
「たぶぅ・・・!」タブンネが何か言いたいようだ。恐らく卵だけは手を出さないでって言いたかったのだろう。
そのタブンネの大事な卵をゆけに向けて思い切り投げつける。当然卵は無残に割れて中身が飛び出す。
「・・・うわっ!何だこりゃ!?」中身はタブンネなのだろうが、一般的なタブンネとはかけ離れた外見だった。恐らく無理矢理卵を割ったのが原因だろう。
「・・・気持ち悪いな・・・」そう呟いてベビンネを投げつける。ベビンネは壁に直撃。どうやら息があったようで起き上がって母を求めて泣いている。
「たぁぁぶうぅぅぅぅんねぇぇぇぇ!!!」「たぶっ・・・!」近付こうとするダブンネに割り込む。
「おっと!そこまでだ!」親子感動のご対面を阻止。そしてタブンネにこれでもかと言うほどの暴虐の限りを尽くす。
ベビンネはずっと泣き続けていた。流石に哀れと思った俺は一撃でベビンネを楽にしてやった。足で踏み潰したのだ。

「たぁああああぶぅぅぅぅぅぅぅぅうううう!!!!!」タブンネの耳障りな悲鳴が聞こえる。
そんなタブンネの胸倉を掴み、オボンの実を押し付ける。幾ら好物とは言え一口で食べるのは相当苦しい。タブンネは吐き出そうとするが俺は無理矢理口を閉じて飲み込ませた。
「たっ・・・! びゅっ・・!!」タブンネは咳き込み唾液とオボンの果汁が混ざったような液体を口から垂れ流す。
青かった目はすっかり真っ赤に充血し、涙を溢れさせる。
「お目目が真っ赤だね。目薬をしなきゃ」そう言って俺はタブンネの目蓋をこじ開け漂白剤を目に流し込んだ。
「たぶうぅぅううううう!!!!!」タブンネは目を押さえて暴れ回る。そんなタブンネの尻尾を掴み、ガスコンロで焼いた。
「たぁぁあ゙ぶ゙ぅ゙ぅ゙んね゙ぇぇェ!!」タブンネは焼かれる痛みに耐えかねて一層激しく暴れるがしっかりと固定してやってるので逃げられない。
数分後タブンネの丸焼きが完成した。

最終更新:2014年10月22日 14:18