今日はハロウィン。
年に一度のお祭りだ。
その中でも目玉なのは……ゴーストポケモンによるスコア制のタブ狩りだ。
…そして優勝賞品はなんとゴーストポケモンの頂点ともいえるギラティナとの異世界旅行。
これはもうとるっきゃないっしょ。
よーい…………ドン!
との合図とともにみんな一斉にはしる・。
……ほどなくして…タブンネの集団発見。
…しかしそこには先客がいた。
先客の男の子のポケモンはゴルーグ、タブンネの無駄なすてみタックルをすり抜けさせたあとその雄大な足で大地をふみじしんを起こす。
その巨体から繰り出される例と思えないほどの強力なじしんは相手の体組織目茶目茶にシェイクして膨張、破裂させたのだ。
圧巻だったタブ狩りは狩るポケモンを魅せるというがこのゴルーグの件がそうといえよう。
俺も負けない為群れを探すのだった。
ギラティナと旅行に行くのは俺だ!。
その意気込みで次の群れをさがす。
おれは上から違和感を感じ見上げると……。
なんとどこから盗んできたのか解らないが……。
タブンネが風船をつけ戦域離脱を試みていたのだ。
そうはさせまいと俺がモンスターボールからポケモンを出そうとした瞬間。
物凄いスピードで空中を駆け巡る1つのゴーストポケモンがいた。
フワライドだ!。
恐らくかるわざの特性もちだろ、ただふうせんで浮いているタブンネと比べものにならない速度で接近する。
フワライドはたくわえるを使ったあとそれを超高速で放出する。
狙いはタブンネではなく風船だ!。
風船が割れ浮力を失ったタブンネはミギャーーーー!と落下しこの上ない恐怖と絶望を刻みそのまま肉片と化し飛び散る。
仲間の落下から全員が青ざめ無駄だとわかっているのに手足をバタつかせる。
その絶望と恐怖とこの世に原型一片すら残さない無慈悲な制裁は残酷ながらも美しいと感じた。
俺もこうしちゃいられない、次の獲物を探さなくては。
あー疲れた、中々見つからないものだ。
俺はかぼちゃ形の大きな岩の上を見上げると、いた!。
かぼちゃ岩の目の部分に逃げようとしているタブンネだが。
視力2.0の俺には見えた!。
あれは洗濯機ロトムだ。
タブンネはよっぽと焦っていたのだろう。
自ら洗濯機ロトムの中に入る。
入ったら最後ふたがガチンとしまる。
そしてロトムの中から出てきたのは……無数の針だ!
その針が洗濯機特有の回転を始め肉を切り刻み無数の肉片とする
ピンクの毛と赤黒い液体をミックスさせた液体はロトムのホラー性を格段にあげ、一層際立ち美しくすら見える。
よく見るとこの岩全体に洗濯機ロトムが配置されているようだ。
こんな魅せられる戦いされたら俺も頑張るしかない、ロトムに魅せられながらも俺は先を急いだ
続く
最終更新:2015年02月11日 01:50