厳選過程で大量に余った子タブンネの処理に困ったので、
同好の士を集め子タブンネをボールにしたサッカーで遊ぶことにした。
ただ蹴り回すだけというのも面白みに欠けるので、
子タブンネ達の両親をゴールポストに縛り付け観戦させてやる。
縛られた親タブンネは何やら不安そうな顔をしていたが、コートの中央に置かれた我が子と、
それを悪意に満ちた顔で囲む私達を見て理解したのか、激しく鳴きながら暴れ始めた。
そんな両親をよそに子タブンネは遊んでもらえるとでも思っているのか、
好奇心に満ちた様子でキョロキョロしている。
しかし次の瞬間ホイッスルの音とともに宙高く蹴り上げられ、勢いよく地に叩きつけられた。
突然の衝撃に状況が飲み込めず驚きを隠せないまま逃げようとモゾモゾもがいているが、
すぐさま蹴り飛ばされてしまう。ドリブルで細かく蹴られながら弱弱しく鳴き声をあげるも
激しい攻防にかき消され、シュートを打つ頃には既に事切れていた。
シュートをキャッチしたキーパーが揉みくちゃになった亡骸を両親に見せつけると、
母タブンネは泣き崩れ、父タブンネは怒り狂って一層激しく暴れ回った。
檻に残った子タブンネ達も幼いながらも事態を把握したようで、怯えてミィミィと鳴いている。
私達はそんなタブンネ達を嘲笑いながら檻から次々と子タブンネを取り出しては蹴り殺し、
取り出しては蹴り殺しの繰り返しでコートの外には死体の山がうず高く積まれていった。
ひとしきり遊んで疲れたので今日はこのくらいで引き上げることにする。
親タブンネは泣き叫ぶ気力も失ったのか、茫然自失としてガックリとうな垂れている。
放心状態の親のロープを解き、子タブンネの死体の山に無理やり火炎放射を吐いて処理するよう命じた。
もうどうにでもなれといった感じであっさり従ってくれたが、
まだ生きた子タブンネも混ぜておいたので、死体の山からは痛々しい悲鳴が聞こえてきた。
その声で我に返ったのか、私達への憎しみと我が子を殺した罪悪感で再び発狂して襲いかかってきたが
カイリキーにあっさりと鎮圧させた。とても楽しい娯楽だったのでまた子タブンネを生産させることにしよう。
今度はタブンネバスケやタブンネフットボールにも挑戦したいものだ。
最終更新:2014年06月18日 20:46