俺の手持ちにタブンネがいる。このタブンネは三番道路付近に捨てられた個体と一緒に居てモノズを厳選中に注意され俺のでもないのに無理矢理引き取らせてきた。仕方なく育ててきたが、所詮捨てられた個体。バトルではろくに勝てなくて勝率も落ちた。
更 に だ。タブンネという種族は元々育てるのが難しいから途中で言うことを聞かなくなり逃がされるのが多い。現に
俺のタブンネも同じだ。途中で全く言うことは聞かなくなった。他のポケモンの餌を横取りしたり牛飲馬食。一度言われるとトイレじゃない場所で粗相をする。勝ってに外に出て野良タブンネとタマゴを作る(その後こっそり孵化して初心者トレーナーにあげた)などろくなことをしない。…限界だった。
ーーー
翌日
俺は手持ちのポケモンを用意して友人と会った。
「ルールは63でタワールールでいいな?」
「ああ。問題ない。…あと[あれ]をやるが良いよな?」
「勿論だ。」
俺達はそう言いお互いボールを同時に投げた。
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バトルは激戦だった。こちらが、最初は優勢だったがメタグロスの壁張りからの大爆発でポリゴンZが倒れてしまいそれからカイリューに起点にされ龍の舞からの逆鱗でエルレイドは落とされてしまいピンチを迎えてしまった。
「頼んだぞ!!タブンネ!!」
『ミィミィ♪…ミィー!?』
タブンネはドヤ顔で出てきたが、カイリューを見た瞬間ビビり始め俺に向かって媚びてきたが無視して冷凍ビームを指示した。最初は負けても闘っていたが、自分より強い相手だと俺に媚びてきて全く試合にならなくなりこちらが降参するはめになるのが多く自分より弱い相手だと闘うというクズやろうだった。
そして俺に媚びるのが無駄だと分かったのか破れかぶれで『ミィギーー!!』と気合いを入れカイリューに冷凍ビームをしたが簡単に躱され逆鱗が決まった。
『ブッギャアアアアアアアアアアアア!!!』
「こんなものか。」
タブンネは耐えることもなく絶叫をあげ倒れた。
「0-1でこちらの負けか。試合ありがとな。」
「ああ、こちらもな。また機会があったら本気でやろうぜ。」
友人はそう言い帰った。
「さてと…。」
俺はポリゴンZとカイリキーを出して倒れているタブンネの所に向かった。
『ミィ…。』
タブンネは弱々しく鳴き声をあげこちらに手を伸ばしてきた。
「カイリキー。」
俺の指示を聞きカイリキーはタブンネの手を掴んだ。
『ミィ…。』
タブンネはカイリキーにお礼みたいなことを言ってきたがカイリキーは急にタブンネの手を掴みながらハンマー投げの容量で回し始めた。
『ミィ!?ミィミィ!!??」
こちらに向かって激しい怒りの表情をして問いかけるタブンネ。正直全然怖くない。
「タブンネ。俺はさ優秀でエリートなポケモンを育てたいんだ。だからさ俺はお前みたいな個体値も低く性格不一致で落ちこぼれのクズやろうなんか
必要ない!!!」
『ミャアアアアアア
アアアアアア!!!』
俺がそう言うと絶望な表情をして悲鳴をあげ始めたが振り回されながらも助かるように目に涙を溜めながら俺に媚びてきた。
ブン!!
だがタブンネの
無駄な努力虚しく何の効果がなくカイリキーに高く空に投げ飛ばされたと同時に拘り眼鏡を掛けているポリゴンZに指示した。
「死ねぇ!!ポリゴンZ!!最大出力の破壊光線!!」
『ブッギャアアアアアアアアアアアア!!!!』
破壊光線が直撃するとタブンネは木っ端微塵になった。
「へっ、汚ねえ花火だ。」
俺はそう言いその場を去った。
END
最終更新:2015年02月18日 17:49