測定ストラテジー
- 0.5°振動角はOK。露光時間は1秒以下にしない。これは、ゴニオ-シャッター同期の関係。1秒以下にしたい場合は、Attenuator でフラックス半分にして1秒露光。
- フラックス半分は分解能にそれほど影響しない。迷ったらAlを200 um挿入。
- 同じ場所に10回程度照射して、decayを把握。BSS adminモードならtoolから簡単設定。
- イオンチェンバーは、スリットのうしろ。集光ミラーの前。Tuningの時は、ビームサイズを大きくしたほうが良い。
- 2011年12月KUMAシステム(Centering GUI)に、Scheduleタブ登場。超便利!!
微小結晶
- Diffraction Scanを使用。Vertical 5 horizontal 5 step 10 um程度。
- ビームサイズは 8um×14 umでもOK。チェック時.アッテネーター1000 umを忘れない。
- Diffraction ScanイメージでHKL2000での処理が必要な場合は、データをスプリット(不要かも)し、SummaryタブでOsc startとendを0、1に設定。
- レンズ効果を軽く考えない
- 連続測定は、crystal checkで。Tuningでセンタリングがずれる可能性アリ。
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巨大結晶
- チェックはビームサイズ1um×14 um(600um Al: 1.000A)で。
- フラックスを1/5にして(600um Al: 1.000A)にして8um×14 umで1sec露光。これが一番しっくりくる!!ベクトルセンタリングのstepは気にしない。
- BVR-誘導体は、1um×15 um(1000um Al: 1.000A)で、1sec/0.5°。
- ベクトルセンタリングを使用。二点間の距離は、step=2→applyで算出。
- 位置情報はKUMAに入力。名前も忘れずに・・。
- Oscillation rangeで枚数を決めてから、advancedタブで測定point数を設定。
- Stepは可能ならば2 um以上が良い。1um幅は半値幅であることを忘れない。ガウス分布を踏まえるとオーバーラップ部分の影響はありそう。
- 長さに余裕がある場合は、ビームサイズの横幅を広げてフラックスを稼ぐ。
- 200 μm Alは、フラックス半分にする。1.0Aの波長で。
- 測定終了後、スタートphiを-90°して、もう1セット収集するのも良いかも。
宣伝対策
最終更新:2011年12月04日 12:59