Pieuje(詳細・ネタバレ編)
- エルヴァーン♂、独自フェイス、通常配置無し
- 家族構成:父(Destin)、兄(Trion)、妹(Claidie) 母(Leaute)死去
- 現サンドリア王Destinの第二子。22歳。
- 摂政の宮(the prince regent)と呼ばれることもある。
- 本土防衛と治安維持を主任務とする神殿騎士団の司令官。
サンドリア王国の第二王子
サンドリア王国の王子として、政に関わる事も多々あるピエージェ王子。王国に係わる重大な事例においての会議への参加はもちろんの事、儀式や祭典、王国代表として四国会議に出席することもある。
Claidie王女の「成人の儀」にも、兄として参加。その後の展開にも発言したり、何かと活躍する。また兄
Trionと対照的にピエージェは「冷静で慎重」と例えられることが多く、兄が武人なら弟は策士、といった役割もになっている。
彼らの助言・意見を元に自分の意見を固め、王
Destinに進言するのがピエージェのスタイルのようだ。もっとも、そういう性格が
Trionに「対応が遅い」と苛立たせる要因なのかもしれない。
兄トリオンとの関係
基本的に兄
Trionとは仲が悪い部分が(特にサンドリアミッション)多く取り上げられている。それは二人の政治的体制が根本的に違うから、という事が多く、ピエージェも兄のことを「考え無しに」などと疑問の声を上げる場面も少なくない。何より二人は王位継承者として対立する立場にあるのだから仕方がないのかもしれない。
しかしピエージェ自身の本音は兄の指導者としての器は認めているようでミッションのときもこのような事を述べている。
Pieuje:私は自分が国王になるなどと想像したことすらない。兄のリーダーシップが国を1つにまとめるには必要だからな。だが、兄にはその行き過ぎを止める有能な相談役が必要なのは確かだろう。それにしても万が一、私が聖剣に選ばれなどしたら厄介だな。国の歴史をひもとけば、血族の争いで自滅する例なぞそこかしこに見つけられるだろう。だが、それだけは避けねばならない。
ピエージェは、将来的には
Trionが国王となり、自分自身はその補佐官として支える、という未来を見据えているようだ。更に言うと、兄弟で政権を争い、殺しあう展開は望んでいないという。本当に憎しみあっている仲なら出てこない発想ではないだろうか。
更にサンドリアミッションの最終章では、BCへ赴く
Trionにピエージェが激励の言葉をかけている。
Trion : 何もいうな、ピエージェ。お前は補給線を確保していてくれればよい。サンドリアは任せたぞ。
Pieuje : 何をいう、兄上。私には見える、あなたが勝利し光の継承者となる時が……。
Trion : フッ、気休めでもそういってくれるとありがたい。
Pieuje : 私にはこれぐらいしかできぬが……。
Pieuje : 兄上、我々はあなたを待っている。必ずや……!
Trion : ウム、お前も油断をするなよ。
弟の愛のシェル5。
普段はどうあれ、本質的にはお互いを認め合い、尊重しあっている仲のよい兄弟である。プライベートにおいても、
Halver達が解読不可能としていた「
ライファルの書状をあっさりと読み上げてしまったり、兄と
Curillaの仲に「刺激」を与える為にクエスト「ドラギーユ城の休日」で策を練ったり、実はとても兄が大好きなのかもしれない。
崩れる信仰・王子と教皇
神殿騎士団の司令官であるピエージェは
ドラギーユ家で特にアルタナ信仰が熱心のようだ。サンドリアミッション初期や北サンドリアでのイベントなど、
Shamondeと行動を共にしていたり相談をしている場面が数多く見受けられる。上記の写真も、母が安らかに眠れるように祈りをささげてほしいと
Shamondeに頼むシーンである。
しかし赤魔道士・白魔道士AFのクエストはこの
Shamondeには何かしら裏がありそうな一面があることをうかがわせる内容である。特に白魔道士AFクエストはピエージェ自身が参加していることもあり、徐々に
Shamondeへの疑問が浮かび上がる伏線が張られている。
そしてサンドリアミッションが進むにつれてその疑惑が募る。「聖剣」やそれに纏わる古文書の調査を急かす
Shamondeに疑問を持ちながらも、その真意が分からない為にその助言を信じ従うしかなかった。そしてその「聖剣」の恐ろしい秘密が
Rochefogneによって明らかになり、同時に
Shamondeの本当の目的が明らかになる。それは、「聖剣」によりアルタナの信仰の最終目的である「楽園の扉が開かれる」を妄信した
Shamondeの独断で進められていた。実際に「聖剣」は凶器でありサンドリアを滅亡させてしまう危険性を秘めていると知り、ピエージェや
Shamondeを含む一同は驚愕した。
この一連で大聖堂謹慎となった
Shamondeを訪ねるピエージェ。彼の本心を、自分達はその為の道具に過ぎなかったのかを問うためだった。
Shamondeは恐らくは心から、「聖剣」が皆を楽園の扉を開き幸せへ導く道標と考えての行動だったようだが背後に更に思わぬ人物の助言があったから、という事実も判明した。
北サンドリアを見下ろし本心を語る教皇。彼も被害者なのである。
Shamonde:しかし、「楽園の扉」とはそれぞれの心の中にあるものだということに、ようやく気づきました。そして私はずっとその扉を自ら閉ざしていました。
Pieuje:闇に閉ざされた心……。
Shamonde:この罪深きわたしに、寛大なる王は恩赦をお与えになりました。いや、きっと国内の混乱を少しでもおさえるためでしょう。わたしはここで悔い改め、1つでもこの地上に希望が生まれるよう祈るとします。この身が朽ち果てるその日まで……。
Pieuje:……その言葉、信じましょう。だけど私は、自分のやり方でこの地によき光をともしたい、と考えています。今はお互いの希望がいつかかなうことを願いましょう……
チョコボオーナー・ピエージェ
チョコボレースの「インターナショナルレース・ドラギーユ凱旋門賞」をサンドリアでやると、ホームチームゲストコメンテーターとして出てきます。「Noble Rose」のオーナーだからであり、騎手は
Halverと
Excenmille。
最終更新:2008年06月27日 06:34