サラヒム・センチネル
Salaheem's Sentinels
本社をアトルガン白門・アルザビ港I-10(二階)に構える傭兵派遣会社。マウラより訪れるプレイヤー達の目に付きやすい場所にある。そしてアトルガンで活動する冒険者にとっては最重要施設の一つとなる。
関連イベント
特記事項
会社概要
本社の所在地及び勤務内容等は上記の通りである。ここでは更に社内風景や社員の紹介等にクローズアップしていく。
社内入り口
入り口からすぐのデスクには人事担当者である
Abquhbahが立っている。通常は彼から会社の詳細(個人の勤務評価、会社概要の詳細、社長の個人データ等)を聞くことが出来る。またクエストやミッションでは受付として
Abquhbahが受け答えする場面が多い。
社内風景
広々とした空間は焚かれた香の煙が立ち上り、書類用の棚や本棚が並んでいる。奥には社長用のデスクと剣を掲げたプラークが鎮座している。
社長デスク
会社の奥の社長デスクは社長室と応接間を兼用している雰囲気で使われている。多くの関連イベントはここが舞台となっていく。
Naja Salaheem社長はここに常駐している。
社外施設・バルラーン大通り出張所
経理担当の
Ugrihdが常駐している。アサルト等でプレイヤーが貰った皇国戦績を、数々の場面で利用されるアトルガン貨幣に両替してくれる。
業務内容
- 勤務内容は皇室からの物を(当然)最重要とし、噂の真相解明から指名手配の罪人の捕獲、行方不明の関係者の捜索と幅広い。またミッションの一形態として公務代理店で依頼されている「アサルト」へも傭兵を派遣している(こちらが一応メイン)。
- 他にもギルドからの依頼、個人(社長含む)の依頼を仕事として提供することも多い。
- アサルト等上記の仕事内容が査定対象となり、勤務評価により昇格試験が設けられ、昇格していく仕組みになっている。昇格するとその分の仕事の幅が広がり、メリットも増えていく。
- 報酬は基本的に「皇国戦績」という形で貰い、必要に応じて支社からアトルガン貨幣を貰う事が出来る。他には特別謝礼としてもらうこともある。
- アトルガンエリア内の主活動の軸となる「ミッション」「アサルト」「クエスト」だけではなく、本国で言うところの「シグネット」の代理となる「サンクション」等も本社と契約を交わした後から受けれるようになる為、アトルガンで活躍する際にはプレイヤーの活動の中枢的な組織になっていく。
正社員名簿
傭兵キャラバン
アルタナ四国に派遣された4人の広告担当者達。近東の国・アトルガン皇国から遠路はるばる中の国のサンドリア、バストゥーク、ウィンダス、ジュノまでやってきて、傭兵募集のキャンペーン活動(冒険者にクエストの依頼)をしている。クエスト内容は、各NPCから山猫の紋章が入ったバッジを貰い、刻印された座標にいるキャラクター(各国20人)に見せる事。全員に見せた段階で依頼NPCに話しかけるとクリアになる。
報酬としてもらえる招待券は、枚数により実際にサラヒム・センチネル社と契約をした際に追加でアトルガン貨幣を
Naja Salaheemから貰える。
追加ディスク「アトルガンの秘宝」発売前に(雰囲気を盛り上げる為の演出も含め)設置され、クエストが可能になっていた。本来はアトルガンに関する情報・噂を四国のNPC達から「自然に」聞き出せる働きをしているものと思われ、実際のミッションへの伏線となる会話も聞ける(特にサンドリア)。それまではミッションやクエストで断片的に出た地名がエリアとして開放されていったのに対し、アトルガンはほぼ完全に未知の世界となる為、その舞台背景に触れる為の配慮と思われる。
また傭兵として契約を果たした後は、三国の担当者に限り(つまりジュノからは不可能)300Gトレードする事でアトルガン白門の本社前にテレポしてくれる特別サービスも追加された。
なお、この四人に関しては
Naja Salaheemがこのような発言をしているため、元々は傭兵として社に属していたが、勤務評価によって四国へ「左遷」された可能性があるのかもしれない。
Naja Salaheem : 傭兵の才はからっきしなかったけど、スカウトの才はあったってことかネェ。
山猫の誘惑・Alib-Mufalib
バストゥーク港(K-7)に派遣された広告担当。
「女難の相が出ている」と冒険者に言うちょっと皮肉めいた性格。
山猫のいざない・Amutiyaal
南サンドリア(L-6)に派遣された広告担当。
Naja Salaheem社長について「麗しい」と語るが、話が違うと
言い寄る、傭兵となった冒険者には言葉を濁す場面も。
山猫のウィンク・Ibwam
ウィンダス森の区(G-11)に派遣された広告担当。
Abquhbahの先輩に当たる人物。いつでもどこでも誰にでも
親しげ。その風貌と口調のインパクトは計り知れない。
山猫の招待・Ajithaam
ジュノ上層(G-5)に派遣された広告担当。
おっとりした口調ながら、実は「社長賞」を狙う有能な社員。
でもテレポサービスはくれない。
会社の実像
社名の「サラヒム・センチネル(Salaheem's Sentinels)」とは直訳すると「サラヒムの見張り」であり、意訳すると「サラヒムの傭兵団」といった具合で、実質的に
ナジャ・サラヒム「の」傭兵団に近い扱いである。実際
Naja Salaheem自身も契約を交わしているプレイヤーに「持ちゴマ」という発言をしており、昇格試験自体
Naja Salaheemから頼まれるお使いや依頼、果てはマッサージ次第という超ガテン系ワンマン企業である。
出世も降格も社長の気持ち次第なのである。
またこの姿勢は昇格試験だけではなくミッションでも健在で、本来アトルガン皇国直々の命により動いている会社なのに勅命が直接傭兵(プレイヤー)に行くと
Naja Salaheem社長は激怒し、勝手に手紙の内容を見る事もしばしば。彼女の機嫌を伺いながらミッションをこなし、巻き込まれる運命に立ち向かわなくてはいけないプレイヤーも大変である。
第一条ッ! 社長の命令に絶対服従!
第二条ッ! 社長の頼みに親切対応!
第三条ッ! 社長の使いに早速出発!!
第三十二条ッ! 社長を無視して減俸対象!
第六十四条ッ! 社員のものなど、どこにもない!!
これに従い、ミッションイベントでは「聖皇から直々に貰った王冠を没収される」「社長に報告が遅れた為に報酬は没収」等、理不尽な場面も多々登場する。黄金貨幣100枚を(マージンがあるとはいえ)丸ごと持っていかれてしまうということもある。
社歌まであります。
ミッション中に、報酬の黄金貨幣10枚を「公務仲介料、傭兵保険料、傭兵年金、モグ社宅管理費、傭兵所得税、現金一時保管料、社長薫陶費」で引かれ、結果的に貨幣1枚きりになってしまったプレイヤー。一部怪しさ炸裂な経費なだけにプレイヤーの表情も不満げになったようで、
Naja Salaheem社長から叱られてしまう。その際
Abquhbahと共になぜか歌う事になるのが以下の社歌。なお、
Naja Salaheemはトレードマークであるモーニングスターを指揮棒のように振り、プレイヤーは吟遊詩人の楽器なしと同じ動作&声で歌い上げている。
Naja Salaheem : 社歌、「山猫傭兵隊歌、第壱番」斉唱!愛社精神を骨の髄まで叩きこみなっ!
Abquhbah : はっ、はいぃぃ!さぁ、<PC Name>さんも御一緒に!
Abquhbah : 傭兵は、行く~、いくさ場へ~♪
Abquhbah : 敵は~、邪悪な~、蛮兵ぞ~♪
Abquhbah : 社章の山猫~、胸につけ~♪
Abquhbah : 社長の言葉~、胸に抱く~♪
Abquhbah : 我らは~、無敵の~、傭兵隊~♪
Naja Salaheem : はいっ、「第弐番」斉唱!
Abquhbah : ふっ、ふひー!
Abquhbah : 傭兵は、散る~、いくさ場で~♪
結局、入社のメリットは?
上記の通り、会社としてはいささか疑問が浮かび上がるサラヒム・センチネル社ではあるが、アトルガン皇国で活動をする為には入社をせざるを得ないのが実情である。まずミッションの2つ目の項目にあたる「不滅の防人」の内容が「入社」なのである(ちなみに最初の「聖蛇の国」はアトルガンに上陸するのみの内容)。つまり、ミッションを進行させる為には「サラヒム・センチネル社」の契約傭兵になるのが絶対条件である。
しかし物語の進行と言うだけではなく、ゲームの性質上、アトルガンで受けれる様々なサービス、多人数コンテンツ等も、入社が条件になっているものが大半である。アトルガンでプレイヤーとして活動する為にもそれらの施設の使用はほぼ使用不可欠であり、その為には皇国に仕える傭兵にならねばならないの訳だ。逆にいえば、これを利用しない手もない、とも言える魅力的なものも含まれている。
Abquhbah : がんばってください~!
- サンクションへの参加
- 上記に付随して皇国軍戦績の獲得
- ビシージへの参加
- アサルトへの参加、及び作戦戦績の獲得
- 移送の幻灯の使用
- モグロッカーの使用
モグロッカーは、貴重なアイテム収納アップにつながり(レンタルなので定期的な貨幣の提出は必要)、更にアトルガン貨幣を追加すれば他国のモグハウス・ノマドモーグリからの使用も可能になり、更に収納サイズの拡張も可能。アルタナ四国における「シグネット」に妥当する「サンクション」は魔笛の有無が影響するものの、戦績やクリスタルの獲得の他にオプションで「リジェネ」や「リフレシュ」効果を追加してもらう事も出来る。そして移送の幻灯の使用は、6箇所に繋がる皇国運営の陣にテレポートしてくれるサービスで、ミッションクエストには勿論、狩場への移動にも使える優れものである(一度現地から白門にテレポートして門を「開通」する必要はある)。
そしてアサルトは皇国戦績、ビシージは更に経験値の獲得に繋がるコンテンツ。アサルトは少人数~アライアンスで参加し様々なノルマを達成する事により戦績と社内評価アップに繋がる。そして社内の階級が上がると皇国軍戦績可能のアイテムの種類が増えたり、受けれるアサルトの種類も増えていくといった直接的な連動性もある。また各階級の階級章も変化していき青銅から黄金へ、フナ一匹からトゥーナ三匹の刻印に変化していく。階級はさらにサンクションの持続時間にも直接影響している。
最終的に階級の最高ランク(現時点)の大尉になると、アサルト用でキープできるチケット(最高3+プレイヤーが持てる1枚)が1枚増え、戦績200を使用して使う移送の幻灯が無料になり、更に通過に貨幣を必要とされたアルザダール海底遺跡群の拝観料が無料になる、といった特別ボーナスがついている。
傭兵達、そして士官学校
サラヒム・センチネル社に所属する傭兵はプレイヤー達だけではない。ミッションやクエストに数多く登場し、その出身や背景も様々である。アトルガン皇国(及び所属諸島)出身者だけではなく、プレイヤーと同様にアルタナ四国のキャラバンを通じてサラヒム・センチネル社の存在を知りそれぞれの思惑で入社した者もいる。
なお、
アトルガン義勇兵三人組は元々サラヒム・センチネル社の出身で、後に性格的に向かないという理由で
Kubhe Ijyuhlaのアドバイスにより退社、現在は義勇兵団に参加。
他の傭兵が仕事を請けたり、手伝う事になったりする場面もある。
所属傭兵
名前 |
登場 |
備考(階級) |
プレイヤー |
全般 |
プレイ状況により二等兵~大尉に変動。 |
Raillefal |
ミッション |
「不滅の防人」と同等の仕事内容のみ確認。二等兵? |
Gessho |
ミッション |
不明。(個人的理由含め)アサルトはこなしている。 |
Falzum |
ミッション・クエスト |
常にプレイヤーより格下の描写。現時点で軍曹まで昇格。 |
Rongelouts |
クエスト |
軍曹。士官学校教官に抜擢される。 |
Yasmeel |
クエスト |
現時点で少尉としてオルジリア大陸への派遣が決定。 |
Neosaliat |
クエスト |
現時点で少尉としてクォン大陸への派遣が決定。 |
Kubhe Ijyuhla |
クエスト |
現時点で軍曹として白門に常駐。 |
Tohka Telposkha |
クエスト |
現時点で軍曹として白門に常駐。 |
Qarimul |
クエスト |
勤務態度により「三等傭兵」。クエスト後の階級は不明。 |
Warjal |
クエスト |
勤務態度により「三等傭兵」。クエスト後の階級は不明。 |
Zaldur |
クエスト |
勤務態度により「三等傭兵」。クエスト後の階級は不明。 |
また、昇格試験の少尉・中尉では「士官学校」というものが登場する。これは傭兵の指揮官として有望な人材をサラヒム社の社員が世界中からスカウトしてくるために有能な人材を「育成」するための施設として設立されたが、実際の目的は違うところにあるようだ。詳細については各関係者(下記参照)を参照して頂きたい。登場キャラクターは傭兵の中から候補生が選ばれているので重婚する。
士官学校関係者
様々な思惑が交錯する中でキャラクター達は絆を育み、ともに成長していく。
最終更新:2008年11月09日 21:12