Kinect for Windows SDK

ついにMicrosoftからのオフィシャル版のKinect for Windows SDK(以降,Kinect SDK)がでました.

さっそく遊んでみたのでメモ.

環境構築

Kinect SDKは下記の環境で動作します.

OS Windows 7
Visual Studio Version 2010 (ExpressでもOK)

とりあえず,上記はインストールしてあるものとして進めます.

下記からKinect SDKをダウンロードします.

Kinect SDK Download

ダウンロード,インストールしたらとりあえず完了です.

インストール後,KinectをUSBポートに指せばドライバがインストールされます.

Kinect用のアプリとして,2個のアプリが入ってきます.

  • Sample Shape Game
     Kinectのサンプルゲームのようなもの.
     落ちてくる対象をつぶす?と点数が入る模様.
     2人対戦可能
    
  • Sample Skeltal Viewer
     OpenNI風のアプリケーション
     認識は多人数してくれるかもですが,モーションを認識してくれるのは2人まで
     たぶん研究用途では,これが基本のアプリになるでしょう!
    

サンプルプログラムについて

サンプルプログラムでは,大きく2つのカテゴリに分かれてインストールされています.(デフォルトだとおそらくここにインストールされます.)

 C:\Users\Public\Documents\Microsoft Research KinectSDK Samples

Audio

  • Audio Capture Raw
     書いて字のごとく,音声のデータを録音します.
    
  • MFAudioFilter
     未チェック
    
  • MicArrayEchoCancellation
     未チェック
    
  • RecordAudio
     音声を録音する用なのですが,むしろ音源の方向が推定できます.
     ただし,精度は少し荒め
    
  • Speech
     これを使うためにはいくつかのソフトを追加でインストールする必要があります.
     詳しくは次の項目で.
    

NUI

NUIには,インストールされている2つのアプリケーションのプロジェクト1式があります.ここを参考にすればプログラムが組めるかと思います.ただ,サンプルがC#です.(Microsoftなので,といったらそうですが...) おそらく.NetFrameworkに対応しているので,C++でもかけるはずと思ってます... (間違ってたらコメントください.)

Speechのサンプルを動かすための環境構築

Speechのサンプルを動かすためには,音声認識エンジンのSDKをインストール必要があります.

ここで注意点として,最近のWindows 7のPCはほとんどが64bitのOSになっているのですが,どうも32bit版(x86)をインストールしないといけないようなので,注意.

Microsoft Speech Platform Runtime

Microsoft Speech Platform - Software Development Kit

Kinect for Windows Runtime Language Pack

これらをインストールすれば動くようになります.

ただ,さらに注意点!!!

英語の音声認識エンジン?になっているので,発音がきれいじゃないと認識してくれません!!! 日本語の認識させ方わかりましたら誰かおしえてくださいorz

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最終更新:2011年06月19日 05:26