Visual Studio 2010でのOpenCV2.2の環境設定
OpenCV2.2のインストール
OpenCV2.2ダウンロード
上記のリンクからインストーラが落とせるので指示に従って入れるだけ.
Visual Studioの初期設定削除
環境は Windows XP です.
Visual Studio で OpenCVへのパスを勝手に付けてくれてます.
しかし、何故か OpenCV 1.x 系?のフォルダにパスを通してくれてるので、
その設定をしてるファイルを消します.
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Local Settings\Application Data\Microsoft\MSBuild\v4.0
にある
Microsoft.Cpp.Win32.user.props
を消してください.
新しいプロジェクトを作る
以降は次の設定で作ったプロジェクトで話を進めます。
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Win32コンソールアプリケーション
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空のプロジェクト
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win32
OpenCVへのパスを通す
サブのウィンドウにある プロパティマネージャを選択します.
プロジェクト を右クリックして プロパティ を選択します.
すでに登録されているものを全て消して
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インクルードディレクトリ C:\OpenCV2.2\include
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ライブラリ ディレクトリ C:\OpenCV2.2\lib
と登録します.
次に Debug, Release それぞれにライブラリのパスを通します。
先程と同様に プロパティマネージャでプロジェクトを展開します。
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Debug|Win32->OpenCV2_debug
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右クリック->プロパティ
-
共通プロパティ->リンカー->入力
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追加の依存ファイル
で
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opencv_core220d.lib
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opencv_imgproc220d.lib
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opencv_highgui220d.lib
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opencv_objdetect220d.lib
を追加します
OpenCV2_debug.props
同様に
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Release|Win32->OpenCV2_release
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右クリック->プロパティ
-
共通プロパティ->リンカー->入力
-
追加の依存ファイル
で
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opencv_core220.lib
-
opencv_imgproc220.lib
-
opencv_highgui220.lib
-
opencv_objdetect220.lib
を追加します.
OpenCV2_release.props
最終更新:2011年06月22日 16:59