cd、ls、pwdの解説やタブ補完
まずはterminalでの基本の移動を覚えよう。
ディレクトリを変える
cd 相対パス
change directoryかcurrent directoryの略。
相対パスとは、いわば自分から見たそのファイルの場所ということ。これに対して、絶対パスというものがある。今回は省略。
ファイルの一覧を表示する
ls
listかlistenかの略
自分の現在地を表示
pwd
print working directoryの略
Macではそれぞれホームがあってその下にDesktop、Documentsなどのディレクトリがある。
大学のPCは以下のような構造になっている。下線がついてるのがディレクトリ(フォルダ)でついてないのがファイル。
例えばg123456がターミナルを起動したとすると、g123456のホームにまずいる。
ここで
pwd
とすると
/home00/g123456
と表示される。つまりg123456のホームはhome00の中にあるg123456というディレクトリということ。
次にディレクトリを変えてみる。例えば&(){Documents}に行きたい場合
cd Documents
とする。ここで
cd Doc
までキーボードで打ったあとにタブキー(左上あたりにあるはず)をおすと
cd Documents
と補完される。ファイル名など間違えないためにも多用するべき。
ちなみに
cd Do
あたりでうっても補完されない。これはDocumentsとDownloadsの二つのフォルダのどちらもDoで始まるからである。
ここでもう一回タブキーを押すと
Documents/ Downloads/
と表示され、二つありますよーと教えてくれる。
さて、今Documentsに移動したとしよう。
ここでlsをしてみると
ls
Dir1 file1 a.out
というふうに三つものがあることがわかる。
さらにDir1に移動する。
cd Dir1
ここでlsすると
ls
a.out
と表示される。
親フォルダに戻るときは、親を表す../を使う。今Dir1にいる状態で&(){Documents}に戻るとすると
cd ../
とすればよい。ちなみにDir1内からDownloadsにいくときは
cd ../../Downloads
とする。../../Downloadsは親の親にあるDownloadsというディレクトリという意味。
自分がどこにいるかわからんくなったら
pwd
と打てばとにかくわかる。構造を理解するためにも使ってみよう。
ちなみに自分のホーム(ここではg123456のホーム)に戻るには
cd
とすれば戻れる。
最終更新:2009年10月07日 17:49