数学:合成関数の微分(寺子屋2009)

合成関数

合成関数とは例えば
f(x) = x^2

g(x) = \sin (x)
としたとき
f(g(x)) = \sin^2(x)
となるものである。
つまり関数の中に関数が入っているという状態。

合成関数の微分

y=f(g(x))を微分するには、t=g(x)と考えて、次の関係式を使うと分かりやすい
\frac{dy}{dx} = \frac{dy}{dt}\frac{dt}{dx}
ここで
\frac{dy}{dt} = f'(t)

\frac{dt}{dx} = g'(x)
となる。何を何で微分しているかを気をつけないと意味不明になる。上の式はyをtで微分し、下の式はtをxで微分している。
結果的に以下の式が得られる。
\frac{dy}{dx} = f'(t)g'(x) = f'(g(x))g'(x)
最終更新:2009年10月20日 10:13
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