【作品名】刃鳴散らす
【名前】伊烏義阿
【性別】男
【年齢】二十代前半
【職業】テロ組織の傭兵(元刈流鹿野道場の師範代)
【外見】濃紺の着流しの黒髪の青年。
端正な顔立ちで見るからに生真面目そうだが、陰りがある。
世話好きな女性が見れば、放っておけないかもしれない。
(参照画像)
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声:オイリーはな
【基本的な性格】
性格は一言で言えば根暗。
幼少時代から、同じ門下生からも陰でそう囁かれていた。
ただし、本人には自覚はまるでなかった模様。
赤音とは対称的に極めて語彙が少なく、また幼少時のトラウマから沸騰するやかんと、
その沸騰するやかんのようにヒステリーを起こす女も苦手としている。
また、自らに関わると人を不幸にすると思っているのか、
務めて人との関わりを避けようとする。
根は生真面目で誠実な人間だが、自らの婚約者を斬った外道・
武田赤音に
復讐する一心で自らもまた外道に堕ちる事を決意する。
だが、その復讐は果たされる事なく、武田赤音に力及ばず敗死した。
骨の髄まで剣鬼である点においては、武田赤音となんら変わらない。
なお、その敗死した無念が怨念となり現世に留まり続けた所を、
ある者の力によって肉体を得て蘇生した本編の後日譚が存在する。
詳細はNitro+の「サバト鍋」内のミニゲーム『戒厳聖都』(十八禁ビデオゲーム)参照の事。
【象徴的な台詞】
「だが、しかし、それは、やかんがッ……!」
「今はちょっと、ぎょぎょっぽい刀は間に合っているのだ。」
「赤音…。俺は不愉快だ……。
俺は間に合わなかった。だがお前は間に合った……。
守りたいものを、守った……。……不愉快だよ……。」
「怒りがあるか!憎しみがあるか!
貴様にその味を知らしめることが俺の欲望だった。
ずっと迷っていた……だが決めた。貴様と同じものに堕そう
とも、俺は復讐を貫くと!!」
――抜かすな。
――退くならば貴様だ、魔人。
俺の剣を見切ったと云うか。化け物が。人間の殻を脱ぎ捨てて、
人の限界を容易く超え得る力を持った化物風情が。
俺の剣を見切ったと?
不可能だ。人間を越えてしまった貴様には、もう不可能なのだ。
人の剣術(ブレイドアーツ)を理解することは!
(この回想のみ『戒厳聖都』からの引用)
【戦術及び能力】
人間六人の頭上をひと飛びで越えられるだけの、脚力と体術を持つ。
抜刀術を好み、剣が鞘に収まり、自然体でいる姿勢こそがその戦闘体勢なのである。
故に、剣を抜いて襲いかかるといったことはない。
ただし、それは嗜好的な問題であって“指の構え”からなる“強”や“飢虎”、
“小波”などの術技が一切使えないという意味では決してない。
四年に渡る憎悪に身を焦がし修行し続けた結果、我流魔剣“昼の月”を完成させるに至る。
最終更新:2009年09月09日 19:33