松井康之とは
松井康之は武将。松井氏は代々室町幕府の幕臣だった。
天文一九年に松井正之の子して生まれる。兄松井勝之も同じく幕臣であったが、永禄の変で松永久秀らの軍勢に討たれた。
このため細川藤孝と共に足利義輝の実弟一乗院覚慶を担ぎ出し、これに仕えた。これ以降、実質的には細川氏の家臣となる。
本能寺の変により細川藤孝が隠居すると、その子細川忠興に仕える。
細川忠興が豊後国に所領を貰うとここを守備し、関ヶ原の戦いにおいて太田氏・大友氏ら西軍諸将が木付城を攻めると、城代の有吉立行と共にこれを堅守して、さらに黒田孝高の助成もあり大友氏の軍勢を豊後石垣原の戦いにおいて打ち破った。
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人物
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最終更新:2011年12月05日 22:42