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>249 名前:る 投稿日:2009/03/03(火) 16:04:02 ID:6TLcC84k0
じゃあ[[247>03]]の続き
命を繋ぐためには、体をこの人間の男に売るしかなかった。
いつか獣人に平和が訪れると信じて、必死に肉棒を受け止めた。
服を引き裂かれ、口をふさがれ、胸をもまれ、尾を乱暴に弄ばれた。
今は耐えるとき。
嵌めころしの窓から見える満月が涙でにじんだ。
処女が裂けた時、心の中のプライドも羞恥心も何もかもが砕けた気がした。
精液か、もしくは自分の血が滴る音がする。
不思議と苦痛はそれほど大きくは無かった。
恐怖も寒さも、耐えられないほどではない。
いつだったか、
最後まで抵抗した父は形が分からないほど機銃で打ち抜かれ、
足の無い母はどんなに陵辱されても屈せず、ただ拷問に耐えていた。
両親の惨い死に様に比べれば、今の自分はまだ幸せだと思える。
私に残されたものはもうなにも無いのだから。
もはや獣人と人間の和平への道は無い。
必ず、この雪辱を晴らす。
人間を串刺して血祭りに上げ、われら獣人に勝利の賛歌を。
[[次>feat.friend]]
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