全世界で約500種類存在しているイモガイ類。
総じてみな美しい見た目をしており、貝殻は装飾品などにも使用されることがあるこの貝であるが、生きている間にこの貝に触れてはいけない。
生息地は、日本では黒潮に接する太平洋岸の千葉県・和歌山県・高知県など。種数が多いのは沖縄県・鹿児島県などである。
形状は円錐型をしており、殻の形がサトイモに似ているからこのような名前がつけられたとも言われる。
だが、この貝。
ヒョウモンダコと並び
危険生物として知られている。
特に
アンボイナといわれる貝の1個体が持つ毒は大人30人分の致死量であるとか。
この貝の英名を「cigarette snail」といい、意味は「タバコを吸っている間に死ぬ」だとか。
沖縄県ではこの貝のことを「ハブガイ」や「ハマナカー」という名で呼ばれている。
毒による症状は患部の腫れ、続いて痺れ・腫れ・疼き・めまい・嘔吐・発熱。酷い場合には視力や血圧の低下・全身麻痺や呼吸不全による死も起こり得る。
厄介なことにイモガイに刺されたときに痛みはなく、血清もないので刺されたら代謝で毒が抜け切るのまで生き延びることが唯一無二の生存手段となるのだが、先ほど言ったように刺された場合は痛みがなく、また海中であることが多いため手遅れになる場合も多い。
実際、沖縄の海水浴場には沖縄の危険生物としてハブやクラゲなどに並んでアンボイナが掲載されている。
最終更新:2009年03月09日 01:06