鍋マグ

KARASU氏のチャット連載小説『鍋はマグロの果てに』の通称。
裏タイトルは「ひょうせんさんの冒険」である。この項では同小説について述べることにする。

そもそも氏のチャット小説の起源は2006年11月9日に遡る。
一人チャットに残ることにしたKARASU氏に対し、yoshino氏が「自作小説朗読怪!?」と発言したのが契機になったと思われる。
当初KARASU氏は「だって~オチないうちに~眠くなるかもしんないし~」と積極的では無かったが、同席したsho-2氏、yoshino氏から連載方式案、再開時にはログの番号を振る案が出され、その案がそのまま採用されることになる。そのため鍋マグでは回の終わりごとに「この小話は○○(ログ番号)から始まっています。」と表記されるのが伝統となっている。

鍋マグの連載開始は、前小説が終了した2006年11月11日から3日後、11月14日である。

構想のきっかけは、KARASU氏が11月12日21時52分32秒、「鍋くいてぇぇぇぇぇ」と叫んだことにあると思われる。次のネタを探していたKARASU氏がazukizuki氏とcyu氏にチャット上でアイデアを求めたところ、cyu氏「シリアスはいかんのですか」azukizuki氏「(雪平鍋、土鍋、鉄鍋、天麩羅鍋。鍋を食べたいカラスさん?)」KARASU氏「だってここで昼ドラやられても困るのではないでせうか」cyu氏「じゃあ鍋から始まる妖怪昼ドラ。」KARASU氏「じゃあそれとマグロ漁船で行きますか」この流れから、小説の構想が練りあがったようだ。なお、この時点で、azukizuki氏とcyu氏の出演が決定。この時のプロット?では「小豆とぎは娘のアズキムスメのために昼の鍋の支度をしていた。しかし、マグロが足りない。旦那の小豆洗いは漁船に乗って遠洋に出ている。その船は、海賊船幽霊の襲撃にあっていた。」というストーリーだった。その後タイミングを見計らっていたKARASU氏は、11月14日深夜、チャットが雪崩たことを機に連載を開始する。なお、鍋マグの略称が登場したのは、第四回の連載途中である11月18日0時1分23秒、作者KARASU氏によってである。
『鍋はマグロの果てに』各話

  • ~第一回・船幽霊と???~(2006-11-14 0:21:31~)
  • ~第二回・守り神はフローラル☆~(2006-11-14 19:44:37~)
  • ~第三回・ある村のお話~(2006-11-16 12:28:23~)
  • ~第四回・ひょうせんさん、ライダーになる~(2006-11-16 23:19:16~)
  • ~第五回・酔っ払いとマグロ~ (2006-11-19 19:26:18~)
  • ~第六回・海の底の妖怪達~(2006-11-20 13:37:07~)
  • ~第七回・討ち入り~(2006-11-21 20:24:51~)
  • ~第八回・討ち入り2~(2006-11-23 18:40:27~)
  • ~第九回・討ち入り3~(2006-11-28 12:07:59~)
  • ~第十回・討ち入り4~(2006-11-29 15:05:18~)
  • ~第十一回・からくり屋敷へいらっしゃい☆~(2006-11-30 18:36:25~)
  • ~第十二回・いよいよ・・・~(2006-12-1 19:56:57~)
  • ~第十三回・風呂~(2006-12-4 0:42:02~)
  • ~無理矢理最終回・帰還~(2006-12-5 19:54:16)

この小説は、全話≪魑魅魍魎 美食の宴≫スレッドで読むことができる。(初版 shion)
魑魅魍魎 美食の宴≫スレッドでは上記の十四回分を六回に分割して再掲載された。御二版以後は鍋はマグロの果てにの項に再掲載分を収録。

最終更新:2016年08月05日 21:54